Dinah Washington/same title
ダイナ・ワシントン(vo)の迷い無くストレートに延びる声を聴いていると、ジクジクと細かい事を考えるのが馬鹿らしくなってくる。
ダイナのネガティブな生き方や波乱万丈な人生が唄に現れ、聴く者に力強く伝わってくる。
その唄声は僕の精神高揚剤の一つ。
Mercuryの10inch盤ですが内周側に針が進むにつれ声にノイズが乗ってくるのが残念。
福居良/Scenery
LPで再発され喜んでいますが、しかし3,990円は高いなぁ。
A3<Early Summer>での福居良のピアノには、短距離走を笑いながら走る外国人選手で無く、必死の形相で力一杯走る日本人選手を見ている感じがし、爽快な気分になる。
Sonny Rollins/same title(Blue Note1542)
ソニー・ロリンズ(ts)、ドナルド・バード(tp)、ウイントン・ケリー(p)。
大好きなこの3人が僕のツボを押さえまくる本盤、聴く前から顔がにやけてしまう。
今日もまた、A3<How are things in glocca morra>での豪放かつ繊細なロリンズのテナーに痺れてしまった。
音も内容も濃い口なので、聴き飽きないよう時々取り出して末永く聴き続けようと思っている。
ちなみに所有盤は、レーベルA面:47 WEST 63rd 溝・耳マーク有りR無し、B面:47 WEST 63rd 溝・耳マーク有りR有り、インナースリーブ:BLP4113の写真有りのもの。1965,6年頃の発売盤か。