JAZZIN'

新たなジャズと出会うキッカケとなれば幸いです。

今日聴いたアルバム(H20.6.8)

2008-06-08 11:30:24 | 日記

①Kasper Villaume/117 Ditmas Avenue
力強く、歯切れの良いキャスパー・ヴィヨーム(p)トリオ盤。3曲目<Seven steps to heaven>のスピード感、4曲目<Autumn Nocturne>のバラード曲だけど切れ味と爽快が見事で、彫りの深いベースソロも良し。ジェフ・テン・ワッツ(ds)参加が本盤の肝か。

②Misha Mengelberg/No Idea
フリージャズの巨匠ミシャメンゲルベルグ(p)のトリオ盤。 ①を聴いた後に聴くと音と音の間のスペース感が心地良い。タイトル曲以外はスタンダードで独特なピアノ弾きであるがそれ程フリーキーで無く聴きやすいアルバム。最近再発された模様。

③Wilton ‘Bogey’ Gaynair/Africa Calling
ブルージーなウィルトン ゲイナー(ts)が1960年ロンドンで録音したカルテット、クインテット盤。英TEMPO盤のみでしか聴くことが出来ないと思っていたが、こんな未発表作が合ったのですね。しかし、音が余り良くないのでテンポ盤が聴きたくなってしまう。

④Anne Sofie Von Otter meets Elvis Costello/For the stars
Jazzでは無いけど好きなアルバム。所有CDの中でも録音の良さは抜群な1枚。 13曲目<For No One>が愛聴曲で、暖かい風がスピーカーから流れてくる曲。

⑤Anne Sofie Von Otter/Schumann‥‥
オッターの美声が聴きたく時折手にとるピアノとのデュオ盤(クラッシックです)。極めてピュアで聖なる気持ちになる1枚。

⑥Eric Dolphy/here and there
昨日も聴いたがまた聴きたくなってしまった。
当然A面です。
1曲目<Status Seeking>、ドルフィの切れ味抜群のアルト、リトルの切ないラッパ、ブラックウェルの痙攣ドラム、文句無しの1曲。2曲目<God Bless the Child>、ドルフィのバスクラリネットソロ曲。バスクラの低音域でのほのぼのさ+甘さと高音域での切なさのバランスが心地良い。

さて、次は何を聴こうか。