9時半起床。午前中、妻は娘を連れて病院(皮膚科)へ、私は宅急便の発送を担当するためお留守番。娘は少し身体に発疹が出ていたのだが、診察の結果、何らかのアトピーの可能性もあるとのことで、弱いステロイド入り軟膏をもらって帰ってきた。ただ、私は現時点での発疹にはそこまで心配しなくていいのではないかと考えている。もちろん本人は痒いだろうから可能な限り症状は抑えてあげたいが、最終的には然るべきタイミングで血液検査をしてはっきりさせてから考えるべきことだと思う。また、病院の先生が発疹の原因として母乳の可能性を繰り返し挙げたそうで、妻がそれなりに気にしていた。確かに可能性はあるのかもしれないが、産後の女性に安易にそういうことを言わないでもらいたい。
夕方から、昨日に引き続いて娘と添い寝する。真横に娘の寝息を感じながら眠るのは、とてつもなく幸せな時間である。
夕食は、鱈のムニエルと野菜&キノコ炒め、山芋の塩焼き、蒸し南瓜など。今日は妻のお膳立てと指示に基づいて私が調理した。この形だと、随分楽をしているにも関わらず達成感が得られる。料理番組に出ているタレントの気分だ。
高知県にある馬路村のゆずぽん酢が最近のお気に入り。これまで食べたぽん酢の中でダントツに美味しい。馬路村は柚子の名産地で、そのブランディングにも成功している。私は、子どもの頃から「ごっくん馬路村」という柚子ジュースが大好きだった。
クローゼットにしている小さな部屋で妻が何やらゴソゴソやっているなと思ったら、娘の衣類を入れるための引き出しを自作していた。ダンボール箱を切って形を作り、妻の好きなムーミンの生地を貼りつけている。わざわざボンドを買ってきて、結構本格的に取り組んでいた。
これが現状。これがどう変わるのか。
妻と話していて気付いたのだが、娘が泣いているときに、何となくその理由がわかるようになってきた。お腹が空いたとか、おむつを替えて欲しいとか、どこかが痛いというような具体的に何かを訴えているパターン(私たちはそれを「本気泣き」と呼ぶ)と、ちょっと抱っこして欲しいとか、構ってほしいというパターン(これは「甘え泣き」と呼ぶ)があって、泣き方が違うし、特に後者の場合は視界に私たちがいる時にしか泣かない。やはり、赤ちゃんにとって「泣く」という行為は唯一のコミュニケーションツールだけあって、それ1本で様々なことを伝えることが出来るのだろう。そして、親初心者である私たちも、ようやく彼女の使い分けを理解できるようになってきたのである。
また、この1週間ほどの間でも、至る所で娘の成長を感じて驚くことがあった。まずは、何かを話すようになった。私たちが顔を覗き込んでちょっかいを出すと、「あーい」とか「ふぁう」という声を出して笑うようになった。当然意味はわからないが、何かを伝えようとして話していることは間違いない。親バカながらこれが本当に可愛くて、その場面に遭遇するたびに感動する。次に、両足を上に上げられるようになった。お尻(腰?)を起点にして、両足を同時に上に伸ばすのだ。その力強さもすごくて、驚かされる。他にも、睡眠時間が伸びた(胃が大きくなってすぐにお腹が空かなくなった/最長6時間)とか、うんちの水っぽさが少なくなってきて、更には回数が減った(腸の機能が強くなってきた)とか、どうやら目がかなり見えるようになったとか、挙げればキリがない。これからもこんな風に成長を見守れると思うと、本当に楽しみだ。やはり、思い切って育休を取って良かった。