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12月23日(土)

2017年12月31日 18時10分22秒 | 2017年

  10時起床。午前中は掃除。

  昼過ぎから、妻とクリスマスディナーへ出掛ける。今回は妻の完全プロデュースなので、私はどこに行くのかも知らずに家を出た。

  京浜東北線と横須賀線を乗り継いで鎌倉へ。駅前からバスに乗り、報国寺の竹林を観に行く。週末ということもあって同じことを考えている観光客は多く、バスは大混雑。私たちは何とか座れたから良かったが、ここまでの混雑だとさすがに観光を諦める人も出てくるのではないだろうか。タクシー乗り場も大行列だし。

  報国寺の竹林は、思っていたよりもかなりコンパクトなものだった。偕楽園のような竹林をイメージしていたこともあって、少し拍子抜けである。ただ、お寺の雰囲気は趣きがあり、観光客が多くても落ち着いた空気に包まれていた。

  帰りは歩くことにするが、歩き出してすぐのところにある杉本寺へ立ち寄る。坂東巡礼の発願の際に訪れて以来だ。こちらは人も少なくて、終わりかけの紅葉をゆっくり楽しむことが出来た。また、今日は本堂内に入ってご本尊を拝むことが出来た。堂内の凛とした雰囲気の中、仏様を間近で見ると、気持ちが落ち着くと共に自然と背筋が伸びる。

  鎌倉駅方面へ歩く道の途中にあったケーキ屋「PATISSERIE KOUGLAPIN」で少し休憩。ガトーシャンティー(苺のショートケーキ)をひとつと、それぞれ自家製のジンジャエールを頂いた。

  小町通りまで戻り、「Brasserie 雪乃下」でクリスマスディナー。私たちが付き合うことになった日のデートでランチに訪れたお店だということで妻が選んだのだが、正直なところ私はそのことを覚えていなかった。それを伝えられた後でも、「そうだったかなー」という感じ。私が選んだお店のはずなのだが。

  クリスマスディナーのコースは、創意工夫のある美味しい料理がたくさん出て来た。それほど高いお店ではないし、畏まった雰囲気でもないのだが、出て来る料理はどれも来た瞬間にワクワクするものばかり。それに、夜になって落ち着いた鎌倉の街の一角を眺めながらゆっくり食事をするというのも良いものだ。セッティングしてくれた妻に感謝である。

オードブル3点盛(鎌倉野菜のムース、合鴨のロースト、地魚のタルタル)。地魚のタルタルが特に美味しい。魚、タルタル、いくら、周りを囲んでいるズッキーニをまとめて口に放り込むと、何とも絶妙な味なのだ。

雲丹のフランスープ仕立て。初めてキャビアを食べた。優しい味のスープとムースに、雲丹の甘さとキャビアの塩味がよく合っている。

伊勢海老のロースト。ソースに伊勢海老の出汁がよく出ていて、パンですくって残さず頂く。

黒毛和牛のステーキ。西洋ワサビとの相性がよく、お肉だけどさっぱりと食べられる。添えられている鎌倉野菜も美味しい。

デザート。ガトーショコラについている生クリームのふわふわした甘さが印象的。

飲み物も充実しており、今回はかぼちゃのロイヤルミルクティーを頂いた。かぼちゃの甘い香りがしっかり出ている。

  20時過ぎに帰宅。こんな大人なクリスマスディナーを次に食べられるのは、一体いつになるだろうか。来年からは、サンタさん役が待っている。いや、まだ早いか。

  ちなみに、翌24日、本当のクリスマスイブには妻がスペアリブを作ってくれて、驚くほど美味しかった。お肉のジューシーさもそうだが、ソースが絶妙な味だった。


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