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人生そのものがフィールドワーク。

11月26日(土)

2016年12月11日 16時29分53秒 | 2016年

 6時半起床。昨日から妻がいわき(福島県)へ出張へ行っていて、今日は茨城で待ち合わせて久しぶりの茨城散策をすることになっている。

 7時半過ぎに家を出て、上野駅8時30分発の特急ときわ53号に乗り、石岡へ。上野からの所要時間は約1時間。久しぶりの常磐線特急なので、景色も新鮮に感じられる。

 石岡駅前でレンタカーを借り、北上する。

 友部で妻と合流し、大洗へ。茨城に行くということが決まって、私が一番嬉しかったのは、あんこう鍋が食べられるということである。さっそく、その最大目標を達成しに行くのだ。今回は、「親潮」というお店を選んだ。一見ちょっと怖そうで実は優しい大将が1人で切り盛りしているお店である。

 久しぶりのあんこう鍋。あん肝がこれでもかとのっている。味噌ベースのどぶ汁風で、スープが濃厚。やっぱり、あんこう鍋は鍋界の王様である。最後の雑炊まで、無心で食べ続ける。

 せっかく大洗まで来たので、大洗磯前神社に立ち寄る。大洗はアニメの聖地として地域興しに取り組んでおり、この神社の絵馬所には驚くほどレベルの高いアニメキャラクターの絵が数多く飾られている。これだけ集まっていると、凡人は恐れ多くて絵馬をかけることは出来ない。

私も同感です。

 大洗磯前神社という名前だけあって、神社から階段を下っていくとすぐに海へ出る。岩場に上がることもでき、波が高いこともあって、大迫力の海が目の前に広がっている。ただ、冷たい風が強く、あまり長い時間はいられない。

 続いては、笠間へ。芸術の森公園の中にある笠間工芸の丘を訪問し、笠間焼の作品を眺めてから、栗のソフトクリームを食べる。この時、「グリュイエール」のモンブランも食べようと思ったのだが、妻がケーキは本店で食べようと言うので、我慢した。そして、その判断が失敗だった。

 笠間焼の販売所をいくつか回る。花瓶が欲しいと思っていたのだが、良いなと思うものはやはり高い。

 かつて妻が住んでいたアパートの前を通り、ご近所に住んでいるクロちゃんに会いに行く。久しぶりに会ったのだが、近づいていくだけで気付いてくれた。相変わらず元気そうだ。寒くなってきたから、お体ご自愛くださいね。

 「さあ、モンブランだ!」と意気込んで笠間駅前のケーキ屋「グリュイエール」を訪問したら、既に売り切れていた。仕方がないのでもう1度笠間工芸の丘へ戻ったのが、そちらでもまさかの売り切れ。やはり、ここのモンブランは大人気なのだ。さっき食べておけば…。

 「判断ミス!」と妻に小言を浴びせながら、気を取り直してカフェ「せらヴぃ」へ向かう。注文は、あんこギッフェリと、妻はコーヒー、私は生のブルーベリージュース。あんこギッフェリとは、中にあんこを入れたクロワッサンである。クロワッサンのバターと中のあんこの甘さの相性が良い。ブルーベリージュースも、地元産の生ブルーベリーを使っているとのこと。モンブランは残念だったが、これはこれで大満足である。

 笠間郊外の山の山麓にあるつつじの丘を観に行く。つつじの時期ではないが、ここからは笠間市街を一望することが出来る。

 水戸駅前でレンタカーを返却し、17時27分発の特急ひたち22号で帰途につく。車内はほぼ満席。普段は停車駅の多いときわ号を使っているからわからないが、ひたち号はいつもかなり混雑するのだ。

 品川からは京急線に乗り換えて梅屋敷で下車し、駅前にある居酒屋「エビス」で夕食。九州の名産品を中心に扱っている居酒屋で、妻と私のお気に入りのお店である。ここの料理は、どれも美味しい。お通しにも凝っていて、毎回違うものが出て来るし、それも美味しいのがすごいと思う。

お通し。今日はブリ大根。

明太ポテトサラダ。

薩摩鶏ムネ肉のタタキ。

大間マグロのお刺身。

馬刺し(霜降り)。

ハマグリの酒蒸し。

手羽先の唐揚げ。

大分産かぼすのシャーベット。

 久しぶりの茨城観光は、懐かしさ溢れる1日となった。やはり、茨城は良い。妻が再び笠間へ転勤になったら、仕事を辞めてついて行こう。ただ、ちょっと寒すぎるかな。


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