７時起床。温泉で汗を流してから、朝食。バイキングだが、お昼を早めに食べる予定なので軽めにしておく。
部屋でまったりする。ちょうど、森友問題に関して佐川前理財局長の証人喚問が行われていた。予想通りの質問に、予想通りの回答である。この人が白であれ黒であれ（まあ真っ白ということはないだろうが）、そりゃあこういう答弁になるでしょ。家族もいるだろうし、誰だって自分の身や利益を守ることが最優先だ。それこそ、この場面で”総理のご意向”に逆らった発言をするのは相当の勇気と、それなりのメリットがいる。むしろ、その規定路線を突破する策を練っていなかった野党に驚いた。彼の正義感に期待したのだろうか。それなら考えが甘すぎる。
宿をチェックアウトし、岩室温泉のバス停からバスに乗る。１日３本しかないバスだ。しかも、岩室温泉から最寄駅までは、このバス以外にはタクシーしか交通手段がない。
やってきたバスに乗っていたのは、駅までの途中にある病院へ向かう老人たちと、駅へ向かう若者ぐらいで、観光客は私だけだった。岩室市街を巡りながら走るので、ゆっくりと田園風景を眺めることができ、観光の一環として乗るのも悪くないと思うのだが。
岩室駅に到着。電車の時間まで少し余裕があるので、駅前にある公園のベンチで少し日向ぼっこ。のんびり電車を待つという行為も、首都圏ではなかなか出来ない。
岩室駅11時04分発の普通列車新潟駅行きに乗車。今回の車両も115系だった。今回の旅ではたくさんの115系に、それも毎回違う塗装の車両に乗ることが出来た。
岩室駅から40分ほどで、新潟駅の3つ手前にある青山駅に到着。ここから歩いて5分ほどのイオンに入っている寿司屋「弁慶」へ伺う。佐渡産の魚介類を中心に提供する人気のお寿司屋さんで、本店は新潟の海沿いのほうにあるのだが、そちらはかなり並ぶそうなのでこちらにやってきた。しかし、こちらもそれなりに並んでおり、ネットで事前の順番待ち登録をしてから30分ほど待った。ただ、その分味はやっぱり美味しくて、旅の〆としては良い食事になった。
イオンの前からバスに乗り、新潟駅まで戻る。新幹線の時間まで余裕があったので、「ステラおばさんのクッキー」の喫茶店で休憩。本当に久しぶりにここのクッキーを食べた。ホットミルクとの相性は抜群だ。
新潟駅の新幹線ホームに早めに入る。E2系が3編成並んでいる光景が見られるのも新潟駅ならではである。
しかし、今回私が乗るのはE4系、俗にいう2階建てのMax車両である。この車両は、JR東日本からのプレスリリースによって、2020年度までを目途に随時新型車両との入れ替えによって引退することが決まっている。だから今回は、この車両、しかも奮発してグリーン車に乗る。14時13分発のMaxとき324号で、一路東京へ。
東京駅到着は16時ちょうど。グリーン車だと、2時間くらいの乗車ではもったいない気がしてしまう。その後、今日は今月末で退職する後輩の送別会なので、そのまま職場のある関内へ。
会社の近くの川沿いの桜が綺麗に咲いていた。夕暮れで曇っていたのが少し残念だが、やはり桜を見ると春の訪れを実感する。
後輩の送別会では、私にも子どもの誕生祝でお花を頂いた。花言葉まで考えて選んでくださったそうである。ありがとうございます。
2次会、3次会までを終え、ほぼ終電で帰宅。
