社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月24日(土) 唯一無二。

2020年10月25日 23時22分02秒 | 2020年

 7時半起床。妻と娘はとっくに起きて朝食を食べ終えていた。

 私が明日から3泊4日で北海道出張なので、妻が月曜日に休みを取って、今日から娘を連れて川越の実家に帰ることになっている。義父の畑で芋掘りをするそうだ。娘の喜ぶ姿が目に浮かぶ。

 妻と娘を見送ってから、部屋と庭の掃除。

 一段落したところで、朝食代わりに家系ラーメンの老舗「六角家」のカップラーメンを食べる。自分で買っておいてこんなことを言うのはおかしいが、この手のカップラーメンはやはり美味しくない。

 出張の荷物をピックアップしてリストを作る。スマホアプリを使うと簡単にチェックリストが作れるのでありがたい。

 昼過ぎに家を出て、みなとみらいへ。今日は、地元の親友と「万葉俱楽部」でゆっくり温泉に浸かる予定になっている。久しぶりのみなとみらいは、週末ということもあって結構な人で賑わっていた。コロナが流行し始めた頃は誰もいない遊園地の様子が報道で流れていたので、人出が戻ったのは喜ばしいことである。もちろん、コロナ対策は大切だが。

 友人から道が混んでいて少し遅れるという連絡が入ったので、万葉俱楽部のはす向かいにあるワールドポーターズに入って少し散策してから、フランス紅茶の喫茶店「テ・ニナス」で休憩。季節限定の葡萄のロイヤルミルクティーフロートを飲む。ぶどうのシロップとミルクティーの相性が良く、思っていた以上に美味しかった。また飲みたい。

 万葉俱楽部に入り、友人と合流。「万葉俱楽部」とは、熱海温泉と湯河原温泉のお湯に入れる温泉複合施設で、お湯は毎日タンクローリーで運ばれてきている。「ちょっとゴージャスなスーパー銭湯に行きたい」という友人からのラインメッセージを読んで、真っ先に思いついたのがここだった。

 さっそく温泉に入る。見た目は透明だが、身体はすぐに温まるし肌への当たりも心地よい。露天風呂から海が一望できるのもいい。温泉に入ったり、サウナで汗を流したり、海風に当たって休憩したりしながら、久しぶりにゆっくりと話をする。約8ヵ月ぶりの再会なのでお互いに聞きたいことも話したいことも山ほどあり、話は尽きない。

 館内のレストランコーナーへ移動し、食事&休憩。ミニサイズの牛しゃぶ焼きといくら丼(それぞれ390円)が案外美味しかった。

 再び温泉に入る。友人夫婦は今奥さんが妊娠中で、予定日は来年の2月中旬。私の娘とほとんど同じ時期である。子どもが生まれたら生活はどう変わるのか、そろそろ家を買うというのもありなのだろうか、子どもをどう育てたいか…というような結構真面目な話をする。もう35歳なので自然な話題なのだが、私たちは小学校入学時からの幼馴染なので、未だにこういう話をしていると「大人になったなー」と感慨深いものがある。

 万葉俱楽部の滞在時間は約5時間半。外へ出たらもう真っ暗になっていた。あっという間に夜になった感覚である。

 ワールドポーターズで友人が奥さんへ買って帰るお土産を選んでから、車に乗ってセンター北へ移動する。彼はこれまでずっとお父さんが乗っていたカローラスパシオという車に乗っていたのだが、つい数か月前に大きなプリウスに乗り換えていた。スパシオには15年乗っていて、最終的には色々なところにガタが来たそうだ。私もしょっちゅう乗せてもらっていたので寂しさはあるが、やはり新しい車は快適性がすごい。

 センター北の「SHUTTERS」(シャッターズ)で夕食。もう15年ほど前になるだろうか、彼が「アップルパイが美味しいお店を見つけた!」とこのお店の代官山店に連れて行ってくれて、その時に食べたスペアリブとアップルパイが本当に美味しくて、とても感動したのをよく覚えている。その後、代官山店には何度か一緒に行ったし、彼女を連れて行ったりもした思い出がある。

 スペアリブとアップルパイの食べられるコースを注文。海鮮サラダから始まり、スペアリブ、蟹グラタン、トマトパスタ、アップルパイと、美味しい料理が次々と出てきて大満足。何より、またこうして2人でこのお店に来られたことがとても嬉しい。以前はかなり背伸びをしないと来られなかったお店だが、今はちょっぴり余裕が出てきた。一方で、おじさん2人で来るにはお洒落なお店過ぎるのではないか、という新たな葛藤も生まれた。随分と歳を取ったものだ。

 友人に家まで送ってもらい、22時過ぎに帰宅。今日は1日本当に楽しかった。まだまだ聞きたいこともたくさんあったが、それはまた次回の楽しみに取っておこう。

 入浴と洗濯を済ませてから、明日からの出張の荷造りを終わらせる。なんだかんだで結構な量の荷物になってしまった。

 1時過ぎに就寝。