たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

毒トマト

2011年08月02日 | 農場の作業

8月2日 火曜日

ねぇねぇ。

8月なんて実感全然ないんですけど。大丈夫でしょうか、、、。

そういえば、セミの鳴き声を聞いていません。

セミって、イギリスに居ないのかしら?ノースヨークシャーがさすがに寒すぎるのかしら。

ムシ全般大丈夫ないとえですが、セミは大嫌い。

(奴らは突然私の目の前に落っこちてくる。そして死んでると思いきや突然激しく動く。心臓に悪い)

なのに、セミの鳴き声が恋しい今日この頃です。

 

午前中は池のほとりのカボチャにジョウロで池の水を与え、先日同様パースニップのタネの収穫をしました。

25日の収穫 http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/2f83c8bb8fb3eaea25fba4511cff5ef8

30日の収穫 http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/fe7158e76d30287e3664c872fe8c0d73

長い長いフィールドなので、結構時間がかかってしまうのです。

 

午後、突然の雷雨。

もう、いきなりすぎるし、ボス不在で困るんですけど!!!!(>_<)

とりあえず、みんなで温室に駆け込み、室内作業。

ミニトマトの"Black Cherry"という品種の収穫作業をみんなにお願いし、いとえはトマトのわき芽かきを園芸作業の知識吸収にどん欲なVillagerに教えながら、一緒に作業しました。

これ↓が"Black Cherry"。名前の通り、黒みがかった色をしていますでしょう?☆

ちょっと、皮はしっかりめですが、果肉はモッチリしながらやわらかく、うまみもしっかりしていてとっても美味しい品種です。

ハウス内での作業中、雨があがり、夏の強い日差しがさしこみ、トマトの茎が金色に輝きました♪♪♪

写真で、伝わりづらいのが悲しいです、、、、。

 

このミニトマトも、大玉品種同様、果肉を切り、中のタネをゼリー質ごと取り出し、数日間ぬるま湯につけてゼリー質をふやかします。

 

雨もやんだので、タネ取り作業後は外に繰り出し、昨日の残りのポーチドエッグの除草を終え、ジャガイモの作業に☆

収穫期を迎えたジャガイモ(Desireeという品種)の地上部を取り除き、イモのみを1週間ほど、地中に放置するそうです。

皮が丈夫になって、傷つきにくくなるんだそうな。

イモが外に飛び出さないように、株もとを手でしっかりとおさえ、地上部をひっぱり、引き抜いていきます。

それでもやっぱり、たまにはイモが「こんにちは」してしまうわけだけれど、、、

あら♪♪こんなところにトマトが☆☆☆

ジャガイモとトマトの共演ね♪♪ なんて、このみどりのトマト、食べられません。

と言うか、トマトじゃないんです。トマトみたいだけど。

これ、ジャガイモの実なんです。

 

育てた事のある人じゃなきゃ、絶対出会わないですよね。

ジャガイモの芽に含まれるアルカロイド配糖体(ソラニンなど)を含んでいるので、身体に悪いのです。

毒トマト、、、、。出会っても、食べない事をお勧めします。