一つ、私から言えば、この紅葉の名称寺「東福寺」はよほどの覚悟が有れば、シーズン中に散策して下さい。この一つの寺で早朝から一日かける覚悟で・・・
「東福寺」は京都五山の一つです。
京都五山は
南禅寺:別格http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111111
天龍寺:第一位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120324
相国寺:第二位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120329
建仁寺:第三位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120118
東福寺:第四位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120208
万福寺:第五位
となります。
京阪電鉄「東福寺」で下車しがちですが、一つ手前の「鳥羽街道駅」の方が便利かな。「東福寺駅」で下車してくてく歩くと東福寺の塔頭など、色々な寺を周りに見ながら「月下門」に到着します。
正しくは、臨済宗東福寺派大本山京都五山四位、山号は「慧日山」(えにちさん)と号します。本尊は「釈迦如来」です。
東福寺の名前は「東大寺」の威容さと「興福寺」から一づつもらって付けられたとされています。
月下門から入り、臥雲橋を渡る途中で、左手にあの有名な「通天橋」が見えます。(以前、平犯科帳のエンデングで綺麗な紅葉とともに映っていました)ここからも良く見えますが、これは後で、散策を。
嘉禎2年(1232年)摂政九条道家が祖先を弔うお寺として、建立を始めました。この伽藍造営には19年もの歳月を費やすことになりました。そのご完成してすぐに道家は没しました。
建設途中に円爾弁円が開山して招き、建長7年(1255年)実子の実経の代でようやく諸堂が完成しました。天台・真言・禅の三宗兼学のお寺として、また九条家の菩薩寺で広大な池を甍をつらね寺観を整えたのです。
現存する建造物はやはりほとんど「応仁の乱」で焼失しました。ほとんどが明治期に再建されたものです。
とりあえず、正面の「三門」(国宝)から入山します。東福寺の「山門」 この三門は応仁の乱からの焼失にまぬがら、」応永年間(1394年~)の建築です。高さ22m正面25m側面10mで二階二重門で左右から楼上に上がる階段が有ります。
釈迦如来像・十六羅漢像が安置されています。
山門の前に「思遠池」有ります。
山門の前にこのような池が有るのも珍しいです。
東山区本町15丁目778