弁護士パパの子育てノート

3人の子供の子育てにかかわる日常の中で、「これってどうなんだろう?」と考えたことをいろいろと記してみたいと思います。

自転車の訓練―親が前か?子どもが前か?

2015-08-10 06:19:33 | 自転車


最近、父・母と長男が自転車3台を連ねて外出ができるようになりました。

長男は、保育園の年長組の時に近くにある交通公園という所でクラスのみんなと自転車の練習させてもらい(有難いことです。)、その後、自信をつけて公道デビューすると、父がジョギングしながら同伴して運転に慣らせてきました。

そして、ようやく、親、長男、親の順で列を作って、サイクリングをすることができるようになり、家族の行動範囲も広がってきました。


ただ、まだまだ、大丈夫かな~、事故に会わないかな~という不安も感じます。

両親がいて、親が前後に子どもを挟む形で隊列を作れるとき、先頭の親が前方を注意しつつ危険を引き受け、後方の親が子どもの運転する姿を監視できるので、とても安心です。

このような時は、長男もリラックスしているようで、先頭から「前方、信号赤~」「左から車来ませ~ん」等と声を掛けると、後ろから「りょ~か~い!」「よ~そろ~」と可愛い声が返ってきて、何とも幸せな気持ちになります。


ところが、親が1人しかいない時は状況が異なります。

子どもの姿を視認できなくても子どもを後ろに走らせるのか?前方の危険が子どもにぶつかるというリスクがあっても子どもを前に走らせるのか?

悩ましいところです。

これは、全ての親が直面する悩みではないかと思うのですが、回りを見渡してみても、人によって考えはバラバラのように思います。

この点については、法律の定めがある訳でもなく、それぞれの親において、自分の性格や子どもの性格、子どもの年齢や自転車の技量等を考慮して、自らの責任で決めるしかないのでしょう。

我が家では、夫婦で相談した結果、長男がふらついてしまう姿もまだたまに見られ父母ともに子どもの姿を視認することが出来ない状態は怖いと感じていること、長男が比較的慎重な性格であること、そして、長男もいつかは1人で公道を自転車走行しなければならないわけで今から自分で危険を察知する能力を身に付けておくことが絶対に必要との考えから、現時点では、親が1人の場合、長男を先頭にして走行することに決めました。

もちろん、絶対にスピードは出さない、道路が交差していて左側の見通しが悪いような場所や路肩にトラックが停っていて前方がよく確認できないような場所では、必ず親が声をかけて注意を促すということが大前提です。

結構、疲れます。


遠からず、親が「注意して~」と声を掛けても、「うるさい。」と言われる日が来るのかもしれませんし、一緒にサイクリングなんかしてくれない日も来るのかもしれません。

それでも、子ども達が一人前になるまでは、安全のため付き添っていきたいですし、一緒にサイクリングを楽しんでいきたいです。

今は、夫婦だけだった頃のように、子ども達とも、荒川河川敷など自転車で遠くまでこいで行く、そんな日を楽しみにしています。

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