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維新は他党を「必要ない」と散々罵倒…なのに万博だけは「党派を超えて」の笑止千万

2023年10月19日 21時03分03秒 | 事件と事故

維新は他党を「必要ない」と散々罵倒…なのに万博だけは「党派を超えて」の笑止千万 (msn.com) 



日本維新の会馬場伸幸代表の以前の発言にSNSでは批判の声が…(C)日刊ゲンダイ

維新は他党を「必要ない」と散々罵倒…なのに万博だけは「党派を超えて」の笑止千万

© 日刊ゲンダイDIGITAL
「建設費用は現在博覧会協会において精査を行っている段階。必要があれば、国・自治体・経済界で対応を協議していく」




会場建設費の大幅増額が懸念されている2025年大阪・関西万博をめぐり、西村康稔経産相(60)は26日の会見で、国として積極的に関わっていく姿勢を改めて強調した。


万博の会場建設費は国、大阪府・市、経済界が3分の1ずつを負担。誘致が決まった際の費用は1250億円の計画だったものの、20年12月の見直しで1850億円に引き上げられ、さらに今回、450億円増えて2300億円程度となる見込み案が浮上。日本国際博覧会協会(万博協会)は現在、建設費の精査を続けており、増額幅はさらに上振れする可能性があるという。



資材価格や人件費の高騰が主な要因とはいえ、建設費が青天井のごとく膨らんでいく状況は東京五輪と同じ。当然、建設費がかさむほど国民負担も増えるわけで、SNS上では《東京五輪の二の舞である。政府は凝りもせずに公費を投入するという愚策》《着工すらしていない段階で当初計画の約2倍。もう成り立たないじゃん》といった批判の投稿が多い。


■成功すれば維新の手柄、失敗しそうになったら政府の責任


とりわけ目立つのが、万博誘致を決め、推進してきた「日本維新の会」に対する怒りの投稿だ。


維新の会の藤田文武幹事長(42)は20日の会見で、「党派を超えて(万博を)成功させるのが国民の願いではないか。党としてできることがあればサポートしたい」などと他人事のように語っていたのだが、維新の会の馬場伸幸代表(58)は7月のネット番組で、「立憲民主党がいても日本はよくならない」「共産党はなくなったらいい」などと言い放っていたはず。


このため、《いらない、必要ないと他党を罵倒しながら、苦しくなったら党派を超えて、とは笑止千万》《党としてサポートしたいではなく、誘致した維新の議員が歳費を全額差し出すべき》《成功すれば維新の手柄、失敗しそうになったら政府の責任のご都合主義》との指摘が相次いでいる。


「国民の願い」は万博の成功ではなく、即刻中止することだと思うのだが……。





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【訃報】財津一郎さんが慢性心不全で急逝、愛孫・財津優太郎出演の『下剋上球児』放送直前だった

2023年10月19日 14時03分53秒 | 訃報のこと
【速報】財津一郎さんが慢性心不全で急逝、愛孫・財津優太郎出演の『下剋上球児』放送直前だった(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース 


【速報】財津一郎さんが慢性心不全で急逝、愛孫・財津優太郎出演の『下剋上球児』放送直前だった
10/19(木) 13:02配信


週刊女性PRIME
亡くなった財津一郎さん


「ピアノ売ってちょうだ~い」


 財津一郎さんが歌いながら呼びかける『タケモトピアノ』のテレビCM。20年以上にわたって放送され、誰もが1度は目にしたことがあるはずだ。赤ちゃんがピタリと泣き止むCMとして、バラエティー番組『探偵ナイトスクープ』で取り上げられ“伝説の放送回”と話題になったことも。


【写真】『下剋上野球部』にも出演中、財津一郎さんの孫でイケメン俳優の優太郎


 その財津さんが人知れず亡くなっていたことが週刊女性PRIMEの取材でわかった。89歳だった。


 財津さんの知人が明かす。


「10月14日に亡くなりました。18日に通夜、19日に告別式が執り行われました」


 財津さんは1962年から1968年にかけて放送されたコメディー番組『てなもんや三度笠』に出演し、藤田まことさんや白木みのるさんと共演。「キビシーッ!」「~してチョーダイ!」が口グセの浪人役で、お茶の間に笑いを届けていた。同番組は、関西地区で最高視聴率64・8%を出したこともある人気番組で、財津さん演じるセリフは、流行語にもなったほど。


 その後、財津さんは俳優としても活躍。1969年公開の映画『男はつらいよ』シリーズに出演したほか、1978年に放送された松本清張ドラマシリーズや、1979年から放送された『3年B組金八先生』シリーズに出演した。


 しかし、2011年放送のスペシャルドラマ『3年B組金八先生ファイナル』の出演を最後に、ここ10年ほどは病に見舞われて仕事を断っていた。


最愛妻の他界を境に体調も悪くなり…
『週刊文春』に掲載された2019年のインタビューでは、肺の前がん病変であったことや、心臓に水がたまる病気だったと明かしていた。体調が回復すると、2019年の秋に4歳年上の妻・ミドリさんが自宅内で転倒し、右手首を骨折。財津さんが家事を一手に引き受けて、妻をお風呂に入れることまで担っていたという。老々介護の実情を明かした財津さんは、同インタビューで、


《何十年もお世話になったままへの恩返し。人生最後のご奉公のつもりなんだ》


 と語っていたが、2020年2月にミドリさんが息を引き取った。一時は気落ちしたこともあったが「絶対に暗くならない」をモットーに前を向き始めていた。


 そんな財津さんの様子を、取材に応じた息子が明かしてくれた。


「母を支えることが父の活力でしたから、母が亡くなってから元気がなくなったのは確かです。母の死後は、体調が悪くなることもありましたが、大好きなゴルフを楽しむため、リハビリを頑張っていました。高齢で危ないので、運転免許の返納をお願いしていましたが、ゴルフをしたいから頑として首を縦に振らなくて……。なので、僕がゴルフ場に送って一緒にプレーすることを条件に免許の返納をしてもらいました。ゴルフの腕前はなかなかで、今年は自身の年齢以下でホールアウトするエージシュートを出したんです。89歳にして、スコアは87でした」(財津さんの息子、以下同)

2023年6月までは毎月、親子で一緒にゴルフを楽しんでいたという。しかし、


「8月ごろ、血液を全身に送り出す心臓の力が弱まってきたんです。“入院だけはしない”とする本人の意思を尊重し、自宅療養を続けていました。何でも人に頼らず“自分でやる”という人でしたが、10月の初旬からは歩くのも困難になっていき……14日に息を引き取りました。死因は慢性心不全でした」


 財津さんは、最後まで自宅で過ごすことにこだわり続けた。それは、妻・ミドリさんと過ごした、たくさんの思い出が詰まった家だったから。その思いは、こんなエピソードからも感じられる。


俳優孫の活躍を楽しみにしていた
「ゴルフ場でコースを回るときは、母のドライバーを使うこともあったんですよ。もちろん身体の大きさが違うからサイズも違いますし、いつも使っていたわけではありません。だけど、ゴルフのときは常に持ち歩いていたんです。ここぞという場面では“ママのやつでいくよ”とキャリーさんに伝えていました」


 また、俳優として芸能活動をスタートしたばかりの孫・財津優太郎の活躍も楽しみのひとつだった。


 優太郎は2022年4月、山下智久が主演を務めたNHKの連続ドラマ『正直不動産』でドラマデビューした。


「優太郎が活躍する姿を見て、嬉しそうにしていました」


 10月15日に第1話が放送されたTBS系日曜劇場『下剋上球児』に出演中の優太郎だが、実は主演の鈴木亮平も財津とは縁がある。


 2010年に公開された映画『ふたたび swing me again』で、主演の財津さんの孫役で鈴木が出演していた。今度は、実孫の優太郎と鈴木が、日曜劇場で教師と生徒役で共演。そんな“2人の孫の共演”を財津さんも楽しみにしていたが、放送の前日に息を引き取った。さぞ心残りではあっただろうが、天国では孫たちに向けて「頑張ってチョーダイッ!」と応援しているに違いない。




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2020年の東大入試で起きた事件。 “国語”の問題に示された受験生へのメッセージ

2023年10月19日 08時05分57秒 | 受験のこと
2020年1月、「最後のセンター試験」が全国で行われた。2020年に大々的な入試改革が行われ、「大学入試センター試験」は「大学入学共通テスト」に変更になるからだ。この激動のなか行われた今年の東大入試には大きな変化があったという。『 東大式スマホ勉強術 』著者である西岡壱誠さんに聞いた。


>環境の差が生み出す「意欲格差」こそが階層を固定化させる

【写真】この記事の写真を見る(2枚)

◆◆◆ 東大入試最初の科目「国語」で起きた事件
 
 今年、東大入試にとある「事件」が起こりました。

 別に入試が中止になったわけでもなければ、試験に不備があったわけでもありません。入試自体はつつがなく終了しました。

 しかし、その内容は多くの人を驚かせる、重大なメッセージを持ったものでした。

 東大の入試は2日間に分かれ、1日目は「国語」と「数学」を受験することになります。

 そして東大入試最初の科目である「国語」の、一番初めの現代文の問題の文章の冒頭には、こう書かれていました。

「学校教育を媒介に階層構造が再生産される事実が、日本では注目されてこなかった」。(小坂井敏晶『神の亡霊』「第6回目 近代の原罪」より)

 学歴社会の頂点である東大が、日本の受験システムの問題点を示唆するような文章を出題したのです。

  東大は、これまで度々、入試問題で現代社会に対するメッセージを発信してきました。

©文藝春秋        
 


「ゆとり教育」で円周率を “3”にした時の入試問題
 
 例えば「ゆとり教育」の議論が活発化し「円周率を3として教育する」ということが決定された2003年には、「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」という問題が出題され、ゆとり教育に対する警鐘か、と話題になりました。

 そして前述の問題は、入試改革が行われる2020年に合わせて出題された、教育に関する文章です。

  東大は一体どのようなメッセージを発するために、今年この問題を出題したのでしょうか。
3000人の東大合格者のうち800人は10の名門校出身
 
「学校教育を媒介に階層構造が再生産される」――。


3・2・2020

 毎年、東大合格者を多く輩出する上位10校は、開成・麻布・筑駒・桜蔭高校をはじめとする名門高校で構成されており、そのほとんどが都心に位置する中高一貫校です。そして3000人の合格者のうち800人前後は毎年この10校から合格しているのが現状です。

 これらの学校に入ろうとした場合、中学受験をするケースがとても多いわけですが、この中学受験は現在非常に競争率が高く、塾が乱立している状況です。小学4年生から塾に行っておかないと、とても名門中学には入れないし、入塾も拒否される場合が多いといいます。

 そしてなにより、これらの進学塾に通うには、多額の費用がかかります。

  実際のところ、東大生の多くは裕福な家庭出身です。東京大学が発行した「2010年学生生活実態調査の結果」(2011年12月発行)によると、世帯年収950万円以上の家庭が51.8%だとのこと。厚生労働省発表では世帯平均年収は約500万円なので、東大生は一般家庭の2倍ほどの世帯平均年収を持つ家庭出身者が多いと言えます。
偏差値の低い学校から東大を目指すには?
 
 最近では、文部科学大臣による「身の丈にあった受験」という言葉が物議を醸しました。この発言自体は決して擁護されるべきものではありませんが、背景にはこのような実態があるのです。

 もちろん、そのような恵まれた状況ではなく東大に合格した学生もいます。偏差値の低い学校から東大を目指す――漫画『 ドラゴン桜 』のような――逆転だって不可能ではありません。しかし、そこには大きな落とし穴があると言えます。

  僕はそれまで東大輩出者数ゼロの高校出身で、高校3年生の頃の偏差値は35でした(二浪を経てやっと東大に合格)。また現在、僕は、現役東大生たちによる「リアルドラゴン桜プロジェクト」という試みで、東大輩出者の決して多くない高校から東大合格を目指す学生たちを日々サポートしています。
 人間は環境に左右される生き物
 
 そして、僕が見てきたかぎり、教育による「階層構造の再生産」とは経済的な格差や情報の格差ではなく、「意欲の格差」が大きなボトルネックになっているのではないかと感じます。

 人間は環境に左右される生き物です。そして、日本人というのは他の国の人に比べてその傾向が強いとも言われています。「出る杭は打たれる」「空気を読む」文化がまだまだ根強い。

  その状況だと、まずもって「東大を目指そう!」というような意欲的な学生は、それまでOB・OGに東大生がいない/少ない学校ではなかなか生まれにくいのです。これは何も、勉強面における「東大」に限ったことではないかもしれません。部活や課外活動も含め、周囲に模範になる先輩や同級生が少ないと、何かに意欲的に取り組むことが「かっこ悪い」という雰囲気が残念ながら生まれてしまいます。
「なんで東大なんか目指すの?」
 
  「なんで東大なんか目指すの? 俺らなんかバカなんだから、無理に決まってるじゃん」。

 高校時代にそう言われたことは一度や二度ではありません。

「行きたい大学ではなく、行ける大学を目指す学生が多くなっている」

「飢餓感がなく、周りに流されていればいいと考える学生が増えている」

  そんな現場の先生方の声を聞く機会が多いのも不思議ではありません。


階層を固定化させる一番の原因は「意欲格差」
 
 いざ東大に入ってみると、この「意欲格差」を実感する機会が多いです。名門高校から東大に入学した友人たちに「母校のどういう点が良かった?」と聞くと、決まって「周りの友達が良かった」と言います。「周りに尊敬できる友達がいて、東大を目指す仲間がいた。だから自分は東大に合格できたのだ」と。名門校の強みとは、上質な教育だけではなく意欲的な学生が周囲にいるという環境にあるのです。

  そして、その環境の差が生み出す「意欲格差」こそが階層を固定化させる一番の原因なのではないでしょうか。
 東大入試のメッセージが意味するもの
 
 生まれながらの環境が「階層」や「格差」をより強固に固定してしまう――。たしかに、それは一つの残酷な現実です。

 しかし、前述の東大入試の出題文は、決して才能や貧富の差を埋めなければならない、と主張するものでもありませんでした。むしろそれらが存在しない社会はない、とも書いているのです。

 どの程度まで「格差」を是正するのか、あるいは本人の意思や意識次第で「格差」を解消しやすい環境を作るのか、はとても難しい問題です。

 今の東大には自分の努力で環境や階層の差をひっくり返して入学した学生も少なからずいます。事実、僕はそうした恵まれていない状況から東大に合格しましたし、偏差値の低い学校や経済的に貧しい家庭から合格した友達もいます。東大が2020年入試改革に対して肯定的に捉えているのか否定的に捉えているのかは、僕にはわかりません。しかし、学校教育を媒介として階層構造が再生産され、固定化することはあってはならないと考えていることは確かなのだろうと思います。

 才能や、貧富の差は確かに存在する。しかしそれを打破するための努力というのもまた、可能である。今はそのような階層や環境の差を解消する勉強はスマホ一台さえあれば可能になりつつあります。スマホを駆使した、場所を選ばず、安価で、誰にも開かれた勉強法をまとめたのが『東大式スマホ勉強術』です。

  2020年入試改革以降も、逆転合格を促し、経済格差や地域格差を取りはらえるような活動を行なっていこうと思います。




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