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人気の猫毛柄トップ5を発表!ミケ、茶トラ、推しの毛柄が好きな理由

2025年08月03日 23時00分38秒 | 生き物のこと
 
たとえ同じ猫種であっても、柄の配分や色の具合が違っていたりなど、毛柄にはそのコの個性が出ますよね。どの猫の毛柄も可愛いですが、好みは人によって分かれることも。 【画像】猫の毛柄「基本の13毛柄」の猫たち
【調査】猫の「好きな毛柄」はなに?
 
ねこのきもちWEB MAGAZINE 猫の毛柄・猫種に関するアンケートvol.01
 
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「猫の好きな毛柄」について、アンケート調査を実施。
 
 
回答者には、「キジトラ」「サバトラ」「茶トラ」「ミケ」「サビ」「柄なしの白」「柄なしの黒」「白黒」「バイカラー」の中から1つ選んでもらったところ、
 
最も多かったのは「茶トラ(22%)」でした。 次いで、
「キジトラ(18%)」
「ミケ(14%)」
「柄なしの黒(12%)」
「サバトラ(9%)」という結果に。
 
1つに絞るのは難しかったとは思いますが、今回はこのようなランキングになりました。 
 
また、「選んだ毛柄が好きな理由」について飼い主さんたちにお話を聞いてみると、さまざまな声が寄せられました。ここからは、飼い主さんたちに多く選ばれた「トップ5の毛柄」の回答を紹介します。
 
第5位:サバトラ
 
見つめるサバトラ
 
シルバーの地に黒いしま模様が入る「サバトラ」。模様の濃淡に個体差があるため、全体的にグレーっぽいコもいるそう。サバトラは、戦後に洋猫との交配で生まれたといわれ、日本では数が少なめなのだとか。
 
なぜサバトラを選んだ?
サバトラを選んだ理由については、次のような声が寄せられています。 「自分の飼い猫と同じだから」 「最初に迎えた猫がサバトラだったから」 「まだ一度も飼った事がなく、グレーの色に憧れがあるから」 「可愛いから」 「シブイから」 「子供の頃、初めて触れ合った猫がサバトラだったからだと思う」 「昔飼ってた猫がサバトラだったから。アメショのような洋猫の魅力もありつつ日本猫なのでいいとこ取り。大人しく友好的な猫で猫を好きになるきっかけでもあった」
 
第4位:柄なしの黒
 
毛づくろいする黒猫
 
基本的には黒1色で模様などは入らず、漆黒で「ブラック・ソリッド」とも呼ばれている「柄なしの黒」。黒1色ではあるけれど、じつは「黒」以外の遺伝子ももっていて、それが現れにくいだけなのだそう。稀に不思議な特徴が見られることもあり、部分的に入る白いブチは別名「エンジェルマーク」、赤みがかった黒毛は「チョコレート」と呼びます。
 
 
 
なぜ柄なしの黒を選んだ?
柄なしの黒を選んだ理由については、次のような声が寄せられています。 「前に飼っていて、凄く可愛ったから」 「美しいから」 「ミステリアスで好き」 「昔から黒猫が大好きだった。闇に紛れる所や黒目がちな所が魅力だと思う」 「知人宅で真っ黒なお顔にまんまるオメメを見たら口角が上がりました。原色カラーの首輪も似合いそう。金色の鈴もどのカラーの猫ちゃんより似合いそうで考えているだけで楽しくなります」 「魔女の宅急便のジジが可愛いから」 「人懐っこいイメージがあるから」
 
 
第3位:ミケ
 
見つめるミケ
 
名前の通り、黒・白・オレンジの3つの毛色が組み合わさっている「ミケ」。背中側やしっぽに黒やオレンジが、お腹側に白が現れるのだそう。ミケ柄は遺伝子的に大半がメス猫で、オス猫が生まれる確率は数千匹~3万匹に1匹程度とかなり低いそう。そのため、貴重なオス猫のミケは、古くから「災いから身を守る」と言い伝えられていたのだとか。
なぜミケを選んだ?
 
ミケを選んだ理由については、次のような声が寄せられています。 「希少性があるし、絵になるから」 「日本猫的で素朴な感じがする」 「初めて飼った子が三毛だった」 「色のコントラストが美しい」 「模様が何だかなごむ」 「ミケは色んな模様があり見てて飽きない」 「可愛いから。イラストとかも三毛が多いかなって思います」 「猫!という感じがするから」
 
第2位:キジトラ
 
くつろぐキジトラ
 
全身に黒と茶色のしま模様がある毛柄の「キジトラ」は、日本の猫にとくに多いです。キジトラの中にもいろいろ種類があり、グレーっぽい「薄キジトラ」、斑点状に柄が入る「スポッテッド」、部分的に白が入る「キジ白」などがいます。
 
なぜキジトラを選んだ?
キジトラを選んだ理由については、次のような声が寄せられています。 「猫らしい。野生の猫に多く、世界で一番多い毛柄だから」 「模様そのものが好き」 「実家の猫も今飼ってる猫もキジトラだから」 「野生っぽくてカッコ良いから」 「賢いイメージ」 「初めて好きになった猫」 「しましまがかわゆい。クレオパトララインが綺麗」
 
 
第1位:茶トラ
 
見つめる茶トラ
 
全身にオレンジがかった明るい茶色のしま模様がある毛柄の「茶トラ」。茶トラにはバリエーションがあって、薄いしま模様だと「薄茶トラ」、白が入ると「茶トラ白」となります。遺伝子的に、茶トラはオスのほうが多いのだとか!
なぜ茶トラを選んだ?
 
 
茶トラを選んだ理由については、次のような声が寄せられています。 「おだやかそうに見える。猫といったら茶トラが一番に思い付く」 「今、飼っている猫が茶トラなので! 茶色の縞柄が、かわいい!」 「クリーム色が可愛い。人懐っこくて穏やかな猫のイメージがある」 「色合いが優しい」 「実家に住み着く猫が、代々茶トラだったため愛着がある」 「甘え上手で、可愛いから」 「光を浴びるとキラキラするのがいい」 「子どもの頃に観た映画の影響です! 歴代の猫達は保護猫や拾い猫ばかりでまだ茶トラちゃんを飼ったことはないのですが。。」
 
昨年の同様のアンケート調査では…
1/2
 
 
密になる猫たち
 
くっつくミケ
 
ちなみに、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、昨年にも同様の質問のアンケート調査を実施。そのときのトップ5は以下の通りです。 □第5位:バイカラー □第4位:柄なしの黒 □第3位:ミケ □第2位:キジトラ □第1位:茶トラ 前回に引き続き、トップ2の茶トラとキジトラは飼い主さんたちからの人気が高いようですね。今回はこのようなランキングになりましたが、猫の毛柄はどれも魅力的ですよね♪ みなさんの好きな猫の毛柄は、ランクインしていましたでしょうか? 
 
 『ねこのきもちWEB MAGAZINEアンケート 猫の毛柄・猫種に関するアンケートvol.01』 参考/『ねこ毛柄図鑑』 ※アンケートコメントはあくまで個人の感想です。 ※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。 文/宇都宮うたこ
 
ねこのきもちWeb編集室
 
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ひぐらしのなく頃に>巡る季節に

2025年07月17日 17時03分11秒 | 生き物のこと
 
ヒグラシのなくのを聞きくと、
このアニメを思い出しました笑
 
 
 
7/9thu/2020
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外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明!

2025年07月16日 06時03分18秒 | 生き物のこと
外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明!
 
6カ国900匹超の飼いネコをGPSで追跡、野生動物を襲うことや事故への懸念も
 
「キャット・トラッカー」という大規模な国際プロジェクトの目的はシンプルだった。ペットのネコが、家の外でどこに行っているのかを調べることだ。
 
5・16・2021

ギャラリー:スイスで発見、ネコ専用はしご 写真12点

 研究者たちは過去にも、自らの足で追跡するか(ご苦労さま!)、ネコの首輪に無線送信機を付けるかして、この難問に挑んできた。しかし、キャット・トラッカーはその規模において際立っていた。6カ国で900匹を超えるネコにGPS装置を1週間装着させ、彼らがどこへ行き、どのくらい広い範囲を動き回っているかを調査したのだ。

 調査開始から6年が経ち、ついに結果が2020年3月11日付けで学術誌「Animal Conservation」に発表された。そこで明らかになったのは、ほとんどのネコにとっては自宅の近くが一番らしい、ということだ。

「ネコがあまりにも狭い範囲でしか動いていなかったことに驚きました」と話すのは、論文の筆頭著者で米ノースカロライナ自然科学博物館のローランド・ケイズ氏だ。「大半のネコが、全ての時間を自宅の庭から100メートル以内で過ごしていました」

 ほとんどのネコが自然の中に足を延ばしていないとわかったのは良いことだ。それでも今回の調査では、飼いネコが生態系に混乱をもたらし、自分たちの身も危険にさらす可能性があることが判明した。

  米スミソニアン保全生物学研究所のネコ専門家で、フロリダキーズ諸島で絶滅が危惧されている小型哺乳類に野良ネコが及ぼす影響を調査したマイケル・コーブ氏は、今回の調査を「大変な功績です」と称賛した。「これほど多くのイエネコに対して、個体ごとに空間生態学的な調査をした研究は他にないと思います。それどころか、どの家畜化された動物種でも、こんな研究は見当たりません」
 基本は「なまけ者」
 
 米ノースカロライナ州ダーラム市にすむ長毛で青い目をした1歳のネコ、カットニス・エバディーンは、調査に参加したネコの中では典型的だった。彼女は他の多くのネコと同様、ほとんどの時間を家と、家の裏にある林の中で過ごした。とはいえ、両隣にあるアパート群を何度も訪れたり、家の前にある2車線道路を3回渡ったりもしていた。140メートルほど離れた駐車場まで歩いて行ったことも1度あった。首輪に付けられたGPS装置が3分ごとに記録した位置情報から、彼女の行動範囲がおよそ1.6ヘクタールであることがわかった。

 実のところ、カットニスの行動範囲は、ほとんどのネコよりも少し広い。半数以上のネコは、およそ1ヘクタール以内の行動範囲にとどまっていた。

 だが、すべてのネコがなまけ者だったわけではない。全体の7%は10ヘクタール以上の範囲を動き回っており、広大な行動範囲をもつ個体も何匹かいた。最高記録の保持者は、ニュージーランドのウェリントン郊外にすむ若いメス、ペニーだ。彼女は家の裏にある丘陵地帯を歩き回り、なんと860ヘクタールもの行動範囲をもっていた。

 ペニーの他に際立っていたのは、英イングランド南西部にすむ去勢済みのオス、マックスだ。彼は他のどのネコとも違う動きをした。セント・ニューリン・イーストの村からトレビルソンまでの道路を1.6キロメートル以上も歩き、そして来た道を戻ったのだ。6日間の追跡期間中、なぜ2回もこのような往復をしたのかは不明だ。

 こうした大胆な冒険家もいたとはいえ、大多数の飼いネコは、オセロットのような野生のネコ科動物や野良ネコよりも、はるかに行動範囲が狭いことがわかった。理由は明らかだろう。家でエサをもらうので、食べ物を探しに遠くまで探検をする必要がないからだ。また、多くのペットは去勢または避妊手術を受けているので、交尾相手を探す欲求もない。

「食べ物や交尾という動機がないために、ほとんどの飼いネコは自宅の近くで満足のようです」。ケイズ氏はそう話す。

 研究者たちは、国によってネコの行動に違いがあるのではないかと予想していた。例えば、米国ではコヨーテが広く生息しているので、ネコは安全な場所からあまり離れないのではないかと推測された。ところが、実際にはどの国でも、ネコはたいてい自宅の近くで過ごしていた。ただ、オーストラリアのネコの行動範囲は、他の国々よりも小さかった。「ネコは世界中どこにいてもなまけ者なんです」とケイズ氏は結論づけた。

  他にも、オスの方がメスよりも行動範囲が広いことがわかった。また、去勢や避妊手術を受けていないネコの方が受けているネコよりも、若いネコのほうが老齢のネコよりも、そして地方のネコの方が都市部のネコよりも広い範囲を移動する傾向があった。
 
外出先でハンターに
 
 近年、ネコが爬虫類や鳥類などの野生生物を減らすことに対して、懸念が高まっている。GPSのデータは、ネコがどれくらい遠くまで行っているかだけでなく、どんな場所を訪れているかを知る上でも役立つ。

 国を問わず、約75%のネコはほとんどの時間を、人の手が入った庭などの場所で過ごしていた。一見すると、これは良いことのように思える。テラスと花壇で過ごしているだけのベラちゃんが、どんな問題を起こすと言うのだろう。

 しかし、狩りが特定のエリアで集中して行われることで、地域の野生生物の生息数に桁外れの影響が及ぶ可能性があると、論文は指摘する。最新の調査によれば、米国には約1億匹もの飼いネコがいるという。そのことを考えると、こうした地域的な影響が積み重なることで、全体では甚大になる可能性がある。

「都市部には、開発と生息地の分断化によって、すでに影響を受けている野生生物がいます」。そう話すのは、論文の著者の一人で、米ノースカロライナ州立大学の学部生だった頃に米国でのデータ収集を統括したトロイ・パーキンズ氏だ。

 「外にいる飼いネコが増えるほど、地域の野生生物にとってはストレスや殺される可能性が大きくなります」と氏は言う。「絶滅の恐れがある野生生物が近くに生息している場合、ペットのネコが戸外を歩き回ることによる生態学的な影響は、さらに大きなものとなります」
 戸外で何をしているのか
 
 飼いネコの約10%が家の庭を出て、ほとんどの時間を自然の中で過ごしていた。森林や湿地をぶらつくネコは、人間が多く住む地域には生息していない生物を狩ることがあるだけでなく、自らが狩られる側にもなりうる。コヨーテやディンゴはネコを食べることで知られている。

 調査によって、ネコにとってのもう1つの危険も改めて浮き彫りになった。車だ。ネコたちは6日間の追跡中に平均4.5回、道路を渡っていた。「データを受け取った飼い主の多くは、野生生物への影響よりも、道路を渡っていることについて心配していました」。そう話すのは、ニュージーランドチームのリーダーを務めたハイディ・キキルス氏だ。氏が調査の数カ月後に飼い主たちに連絡を取ったところ、実際に何匹ものネコが車にひかれたとのことだった。

 キャット・トラッカーによって、飼いネコたちの外での生活がわかってきたものの、研究者たちが言うには、まだ調べなければならないことは多い。ネコたちが訪れている場所がわかったのは重要な進歩だが、環境への影響やネコ自身にとっての危険性を真に理解するためには、実際に彼らが何をしているのかを知らなければならない。

 ネコ目線で動画を撮ることができる「キティカム」(ネコカメラ)を使うのも1つの手だ。チーターが狩りをするときの走行スピードを調べるために開発された技術を借用する手もある。

 「現在、ネコの行動、特に狩りの頻度と場所をもっと正確に知るため、より精度の高いGPSと加速度センサーを組み合わせた技術を開発しているところです」とケイズ氏は話した。
 
 
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野良猫は「ほとんど生き残れない」 なぜ殺処分より交通事故死が多い?

2025年07月12日 22時00分34秒 | 生き物のこと
【獣医師の告白】野良猫は「ほとんど生き残れない」 なぜ殺処分より交通事故死が多い?
 
ナ禍で、ストレスを感じ、そして孤独を味わっている人も多いでしょうね。
そんな中、屋根や車の上でのんびりしている野良猫を見ると、「いいなぁ」と思っていませんか。しかし、猫の殺処分の数より、交通事故死の方が多いという現実があります。そして、1〜3月に交通事故死が増えるのです。今日は、それはなぜなのか理由を見ていきましょう。
 
6/2021
 
猫の殺処分の数より交通事故死が多い
 
「大分市猫の適正飼養・管理ガイドライン」より
 
「大分市猫の適正飼養・管理ガイドライン」によりますと、交通事故などによる猫の死体の回収頭数は、2013年度2631頭、殺処分数が725頭です。2012年度も交通事故などによる猫の死体の回収頭数は2757頭、殺処分数は905頭です。表を見ていただければ、交通事故死は殺処分数よりずっと多いことが分かります。決して大分市だけ特別にこういう状況なのではなく、全国的にも同様の傾向が見られています。
 
なぜ、猫の交通事故が多いのか?
野良猫は、交通事故で命を落とす子が多くいます。その理由はなにかを具体的に見ていきましょう。
 
・発情
 
(写真:アフロ)
 
人の月経周期は、約1カ月ごとで、犬は約半年ごとなので、猫も時間周期で発情が来るように思われがちです。しかし、猫は時間ではないのです。日に当たることで、発情が来ます。
 
猫は季節繁殖動物で、一定の季節に繁殖活動を行う動物なのです。長日性季節繁殖動物と呼ばれて「日照時間」が長くなるとメス猫が発情するのです。
簡単に説明すると、猫は、自然界では日照時間が長くなると雌が発情します(人工的な環境によって、光に当たる時間が長いと発情します)。
1月から9月が猫の発情期間なのです。発情期になると、雌は交配相手を求めて活発に動き回ります。1回の発情期で複数の雄と交配するので、周りに雄が集まってきて雌を取り合いをします。そのときに相手を求めることに没頭して交通事故に遭いやすいのです。それに加えて、1~3月は比較的暗くなるのも早いので、交通事故も増えるのでしょう。
 
・真空行動
 
(写真:アフロ)
 
 
猫の行動の中に「真空行動」というものがあります。それを見ていきましょう。
 
真空行動とは?
飼い猫でも、なにも環境の変化などがないのに突然、全速力で走り回る子もいます。夜中の運動会といわれる行動ですね。そして、突然、この行動も終わります。飼い主から見れば、発作などの病気かもと思うこともあるほどに激しいです。このような「大暴れ」を「真空行動」と呼びます。
 
なぜ真空行動をするか?
猫はもともと「狩り」をする動物です。
飼い猫や保護猫で餌をちゃんともらっている場合は、狩りなどをしなくてもいいわけけです。捕獲するネズミに気づかれないように飛びかかるとか、迫りくる危険から身をかわすといったこともなく、のんびりと暮らしています。
そんな生活をしていると鬱積したエネルギーが爆発して、真空行動をするのです。室内飼いの子が、この真空行動を家でする場合は、もちろん交通事故になりません。
一方、外にいる地域猫などが、「狩り」をしたい欲求が強くなると、危険な環境下で、このような真空行動をしてしまいます。そのため、周りが見えなくなり交通事故に遭う危険性があるのです。
 
猫のなきがらを見つけたら?
 
国土交通省、道路緊急ダイヤル
 
路上で傷ついた猫や息絶えた猫を発見しても、どうしたらよいか分からないという人が多いでしょう。
 
もしすでに息絶えているようであれば、その地域の清掃局が担当です。
息がある、もしくは生死が分からない場合は、動物愛護センターが担当であるケースが多いようです。
地域の行政によって名称が違うこともあります。
 
その他には、道路は、管理者によって異なり高速道路と国道などの国土交通省管轄なら、道路緊急ダイヤルで対処してくれます。
番号は全国共通「#9910」。
通話は無料で受付は24時間です。使用できる電話はNTTの固定電話、ドコモ、au、ソフトバンク各社の携帯、各携帯電話会社の電波を使用している格安SIM携帯(IP電話は使用できません)。
 
野良猫を交通事故に遭わせないためにできること
 
野良猫がこの世からいなくなると、つまり、全ての猫が完全室内飼いになると、交通事故に遭うことはないです。
いま、そうは言ってもなかなか難しいですね。それで私たち人間にとって、他にできることは、以下のことです。
 
・野良猫の不妊去勢手術
発情期になり、雌猫が、雄を求めて動き回ると交通事故に遭うリスクが高まります。不妊去勢手術をしておくと、少しはそのリスクを減らせます。
 
・ドライバーの人は、猫の行動を理解する
安全運転で走行していても、猫は1~3月、特に活発になるので、猫がいそうなところは特に注意してくださいね。そして、真空行動をとって、急に走り出す動物だということも覚えておいてください。猫は、突然に突っ込んでくる動物だということなのです。
まとめ
 
(写真:TopPhoto/イメージマート)
 
野良猫は、餌や水、そして寝る環境にも恵まれていません。その上、動くと交通事故に遭う可能性もあります。人知れず、路上でなきがらになっていることもあるのが現状です。そんなことを踏まえて、野良猫がいない日本になることを願っています。
 
 
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まさに理想的ピンピンコロリ?……ゾウが長寿なのに「ガンにならない」ワケ

2025年06月29日 23時03分21秒 | 生き物のこと
まさに理想的ピンピンコロリ?……ゾウが長寿なのに「ガンにならない」ワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース 
 
 
 
まさに理想的ピンピンコロリ?……ゾウが長寿なのに「ガンにならない」ワケ
1/4(木) 7:03配信2024


現代ビジネス
PHOTO by iStock


 哺乳類は一般に、体が大きいほうが長生きだ。


 からだの大きさと寿命には何か関係性があるのだろうか? 
 ハツカネズミとゾウを比較して、その秘密を探ってみよう。


【画像】日本人の死因の特徴は「ヨボヨボダラダラ」


 (本記事は小林武彦『なぜヒトだけが老いるのか』から抜粋・編集したものです。)


哺乳類の体の大きさと寿命の関係
 瞬時に老化するサケや、何が原因で死んでいるのかわからない穴蔵暮らしのハダカデバネズミは、ちょっと極端な例かもしれません。私たちヒトも含まれる大型哺乳類の例を見てみましょう。


 哺乳類は一般に、体が大きいほうが長生きです。これには理由があると私は考えています。体が大きい生き物は、そもそも成長に時間がかかります。これ自体も長生きの理由です。加えてその長い成長の間、親が養育しないといけません。その分も親が長生きでないといけません。


 進化の過程で体が大きくなると同時に、それに付随して長生きの親が選択されてきたのでしょう。進化は目的ではなく結果なので、この「長寿化」もまた、「たまたま」です。


 逆に体が小さい動物は、一般的に寿命も短いです。前にお話ししたように、食べられて死ぬことが多いので、そもそも長寿化にメリットはありません。どちらが有利か不利かは、その生きている環境によるのです。


 ちなみにヒトの場合は、体の大きさと寿命は関係ありません。統計的にはざっくりと言って中背でやや太り気味の人が長生きです。


ハツカネズミには長生きに関わる遺伝子がない
PHOTObyGettyImages


 話を元に戻します。まずは小さいほうから見ていきましょう。


 よく例に挙げられるのはネズミの仲間です。ハツカネズミは妊娠期間が20日(はつか)のため、そのように名前がつけられました。生まれて成熟するまで2ヵ月なので、約3ヵ月で世代交代します。寿命は数ヵ月から1年で、鳥や他の動物に捕食されて死ぬ場合が多いです。ですので、慌てて子供を作るようにも見えますが、実際には進化の「選択」、つまり食われる前に子供を残せる「早熟」な種だけが生き残ってこられたのです。


 実験室で人工飼育した場合は、捕食される心配はないのですが、やはり同じサイクルで子供を産みます。人工飼育では2年以上生きるものもいて、最終的にはがんで死ぬことが多いです。また後ほど詳しくお話ししますが、がんは遺伝子の変異で起こります。長く生きていればいるほど徐々に遺伝子に変異が蓄積してきて、がんになるリスクが高くなります。


 もともとネズミは数ヵ月で食べられて死んでしまい、何年も生きることはないので、がんを抑制したり長生きに関わるような遺伝子はそもそも必要ではなく、あっても働きが弱いのです。たとえばp53というがんを抑制する遺伝子を、ゲノム編集でがんを発症しているマウスに導入すると、2週間足らずというすごい勢いで全身からがん細胞が排除されます。


 p53遺伝子は、DNAの傷を感知し、傷が少ない場合は修復し、多い場合はその細胞を殺して発がんを防ぐ働きがあります。このようながんを防ぐ遺伝子の働きが弱いのです。
 
ゾウが長生きでガンにならない理由
PHOTO by GettyImages


 今度は大きい動物です。ヒト以外の陸上哺乳類で最も寿命が長いのはゾウです。ゾウは60年以上生きるものもいます。ゾウのような大型哺乳動物は、元々食べられて死ぬ個体は少ないので、人の手で飼育しても寿命は延びません。逆に、狭い檻暮らしによるストレスのために、寿命が短縮する場合もあるのかもしれません。


 興味深いのは、ゾウはあれだけ体が大きくて細胞の数も多く、寿命も長いのに、がんにはほとんどなりません。言い方を換えれば、がんにならないから長生きだとも言えます。ゾウががんにならない理由を調べた研究があります。結果として見つかったのは、先ほどのp53の遺伝子の数です。なんと20個もあることがわかりました。加えて、リフシックス(LIF6)というp53の働きをさらに助ける遺伝子もゾウにだけ存在します。


 ゾウの細胞を試験管に取り出して紫外線や放射線などを当て、DNAの傷に対する感受性(どのくらい死にやすいか)を調べた研究もあります。結果は意外なことに、DNAの傷に非常に弱いことがわかりました。つまりゾウの長生きの理由は、傷ついたDNAを持つ細胞を修復して生かすのではなく、容赦なく殺して排除する能力に長けているためと考えられます。


 老化して傷ついた細胞も同じように排除されるため、ゾウは基本的には老化症状を示さず、死ぬときには心筋梗塞などの循環器系の不具合が原因で、ピンピンコロリというわけです。結果的に、「老いたゾウ」は存在しないのです。


 私たちヒトにとって少しずつ老いていく「老化」はごく身近なものですが、自然界の生物を見渡すと、とても珍しい現象だったのです。
 
 
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