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マニラ繁華街の下水溝からはい出す女性…ホラー映画のような写真にネット民衝撃

2025年06月05日 23時03分44秒 | 事件と事故



マニラ繁華街の下水溝からはい出す女性…ホラー映画のような写真にネット民衝撃



マニラ繁華街の下水溝からはい出す女性…ホラー映画のような写真にネット民衝撃-Chosun online 朝鮮日報 


 フィリピンの首都マニラの繁華街で、大通りにある下水溝から女性がはい出してくる様子がカメラに捉えられ、話題になっている。


【写真】下水溝からはい出してきた女性


 現地紙「フィリピン・デイリー・インクワイアラー」、シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」などが先月31日、報じた。それによると、この女性の姿が捉えられたのは先月26日、マニラの金融中心地マカティ地域の大通り。道路沿いの下水溝から女性がはい出してくる様子がアマチュアの写真家によって撮影された。






 写真を見ると、女性は泥まみれのブラウスにジーンズ姿だ。長い髪は長い間洗っていない様子で、泥や枯葉などが絡まっていた。


 写真家によると、周囲にいた大勢の通行人やドライバーが驚いて様子を見守る中、この女性は現場から走り去り、どこに行ったか分からなくなったという。


 写真家がインスタグラムで公開したこの写真には、1400件以上の「いいね」が付くなど注目を集め、現地のニュースで報道された。ニュースの動画は200万回以上再生された。


 写真に写る奇怪な光景に、ネット上では、ホラー映画『リング』で井戸からはい出してくる怨霊「貞子」や、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で下水溝に潜んでいる悪魔「ペニーワイズ」を思い起こさせるとの反応が見られた。






 一部ではこの女性について、1400万人のマニラ市民のうち300万人以上を占める路上生活者の悲惨な現実を示しているとの指摘も出ている。マニラの路上生活者たちは、バラック小屋、手押し車、道端、墓地、排水溝、下水トンネルなど、横になれる場所ならどこでも入り込むとメディアは伝えた。


 この写真が話題になると、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は政府当局にこの女性の状態を確認するよう指示し、社会福祉開発省がマニラのスラム街で女性を発見した。


 「ローズ」という名のこの女性は、ごみの収集・販売で生計を立てていたという。下水溝に住んでいたわけではなく、落としたカッターの刃を探すために入っただけだと説明している。


 現地の警察当局は、ローズさんのような路上生活者たちが下水管を通路として利用していると説明した。警察は、ローズさんがはい出してきた下水溝からシャツなど複数の品物を発見したという。






 フィリピン社会福祉開発省のレクス・カチャリアン長官は先月29日、ローズさんと直接会い、ローズさんが街で雑貨店を開店できるよう8万フィリピン・ペソ(約20万5000円)を支援すると明らかにした。また、ローズさんの配偶者は溶接の技術がありながら仕事がなく路上生活を続けているとして、仕事探しを支援することも発表した。


キム・ジャア記者


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〈東大皮膚科教授、風俗店接待?・法廷闘争へ〉「できればテクニシャンを…」とソープランド接待を強要した教授2人と東大に4200万損害賠償を請求…東大に“塩対応”された協会理事は「もう我慢できない」

2025年06月04日 20時03分43秒 | 事件と事故

文末に、教授のプロフィールもあります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/38154e8235e4b52809d838bafc39f146bff36f7f

〈東大エロ接待疑惑・法廷闘争へ〉「できればテクニシャンを…」とソープランド接待を強要した教授2人と東大に4200万損害賠償を請求…東大に“塩対応”された協会理事は「もう我慢できない」
5/18(日) 17:02配信


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はてなブログにもぜひ、お寄りくださいね☆

〈東大エロ接待疑惑・法廷闘争へ〉「できればテクニシャンを…」とソープランド接待を強要した教授2人と東大に4200万損害賠償を請求…東大に“塩対応”された協会理事は「もう我慢できない」 - NewsItemsのブログ


集英社オンライン
覚悟の告発

驚天動地のエロ接待強要疑惑が法廷闘争へ——。東京大学医学部のカリスマ教授(61)ら2人から巨額の風俗接待を強要されたとして共同研究を行っていた「日本化粧品協会」(引地功一代表理事)が5月15日、教授ら2人と東京大学に対し約4200万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。刑事事件になれば自らも贈賄罪に問われる可能性の高い引地代表は記者会見で、民事訴訟に踏み切った理由について「大学側に公益通報したが何の対応もしてもらえなかったため」などと訴えた。日本の最高学府と高等教育を統べる官僚機構の在り方が根本から問われている。

 

↑この方たちだそうです☆

 

 

〈画像あり〉クラブで“濃厚接触”、東大教授らへの“エロ接待”写真

「東大側は、今に至るまでほぼ無視です」
この問題は週刊文春が3月、「東大皮膚科カリスマ教授がむさぼった1500万円“違法エロ接待”」として報じて口火を切り、教授らが共同研究者の引地氏に銀座の高級クラブやフレンチレストランでの酒食饗応、さらには「できればテクニシャン希望」などとソープランドでの接待を強要したという噴飯モノのたかり行為を繰り返していたという疑惑だ。

医療界では“常識”なのかもしれないが、一般人の感覚からするとにわかに信じ難いタカりに加え、教授らは金品を恐喝しようと「殺すぞ」などと暴言を繰り返したという。事実だとすれば、単なる贈収賄事件ではなく捜査1課が担当する強行犯事件だ。

この日の記者会見で配布された訴状によると、訴えられたのは東京大学大学院皮膚科学教授のX被告と特任准教授のY被告。公益通報を受けながら聞き取り調査すらしなかった大学当局についても被告に加えている。

暴行や恐喝については捜査を待たなければいけないが、接待については週刊文春なども報じているように証拠写真が数多く存在する。引地代表は提訴に至った経緯について、会見でこう述べた。

「これまで弁護士を伴って東大の本部法務課に出向いて嘆願もしてきましたが、全て無視され、課長や係長は名刺交換すらしてくれませんでした。昨年12月に東大側の弁護士が代わったので少しは話を聞いてくれるかなと期待しましたが、今に至るまでほぼ無視です。今日の提訴を迎えての感情としては、今まで暗闇だったところに少し光が差したかなという感情です」

 

恐喝されて「このまま進んでも地獄だな」「いつか潰れるな」と我に返った
刑事事件になった場合、自身が立件される可能性についてはこう心境を吐露した。

「もし私が訴えられたりしても、研究に関してはすごく社会にとって有益なので、X先生やY先生『以外』の先生方が寝る間も休みも惜しんでやっていただいた研究はすごく素晴らしいです。なんとか私だけの罪で済むならば続けて欲しいです。

提訴するにあたって当時の感情を思い出すくらい膨大な客観的証拠を見直しました。反省しなければならない点については悔やんでいますが、正直恐喝された(昨年)8月30日に戻ればいいのか、その前まで戻ればいいのか、どこに戻ってもNOと言えないかもしれない。

このまま我慢して金を払っていたら、9月には3億円以上の分析センターの(検査機械の)代金も払わされていただろうし、約3年後の予定でしたがX先生が退職した後にクリニックを作って年間2700万円の給料も負担していたかもしれません。恐喝されて『このまま進んでも地獄だな』『いつか潰れるな』と我に返った感じです。

悩みながらも他の素晴らしい研究員が卓越した成果を出してくれていたので、なんとか研究の正常化ができればいいなと耐えたんですが、(昨年)9月17日までの2人の手のひら返しが酷かったので、仕事に行くのも嫌になりました。そこで『もう我慢できない』と弁護士に相談し、今に至ります。悔やんでいます」

昨年9月17日、引地氏は「東京大学コンプライアンス通報窓口」に訴えたが、大学側は「共同研究は中止」と一方的に通告、契約解除をしてきた。以降は何をしようとガン無視で、報道各社の事実確認の問い合わせに対しても「お答えできかねます」という徹底した塩対応を貫いている。

その体たらくぶりについて問われた阿部俊子文部科学大臣は「大学の対応を注視し、必要に応じて指導と助言を行う」と意味不明の玉虫色の回答をしたにとどめた。
管理監督をすべき文科大臣までこのありさまなだけに、司法の判断が注目される。

※「集英社オンライン」では、今回の記事についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter)
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

 

 

以下、東京大学のHPよりです、大変素晴らしいご業績がおありな、

佐藤伸一 プロフィール - 東京大学皮膚科学教室

https://dermatology.m.u-tokyo.ac.jp/top/aboutus/staff/sato-shinichi/

 

略歴
1989年3月  東京大学医学部医学科卒業
1989年6月 東京大学医学部皮膚科学教室に入局
1989年7月  東京大学医学部附属病院 皮膚科 助手
1994年12月 医学博士取得
1994年12月 米国デューク大学 免疫学教室に留学 (B細胞の分子細胞免疫学を研究)
1997年7月  金沢大学医学部附属病院 皮膚科 講師
2002年4月  金沢大学大学院 医学系研究科 皮膚科学 助教授
2004年9月  長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 皮膚病態学 教授
2009年7月  東京大学大学院 医学系研究科 皮膚科学 教授
2019年4月 東京大学医学部 国際交流室 室長
受賞歴
2003年度 第4回 日本研究皮膚科学会 (JSID) 賞
2005年度 第16回 アボット ジャパン・リウマチ性疾患臨床医学賞
2017年度 Professor Lu Yau-Chin Memorial Lectureship of the 43rd Taiwanese Dermatological Association Annual Meeting
所属学会
日本皮膚科学会 (専門医)
日本研究皮膚科学会 (理事、元理事長)
日本臨床免疫学会 (理事)
日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会 (代議員)
日本皮膚悪性腫瘍学会 (評議員)
日本乾癬学会 (評議員)
日本アレルギー学会 (アレルギー専門医、指導医)
日本学術会議 連携会員
など

 

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年間“100万件”も検挙されてる!「最も多い」&「最も反則金が高額」な交通違反とは?

2025年05月29日 22時03分28秒 | 事件と事故

 

 

年間“100万件”も検挙されてる!「最も多い」&「最も反則金が高額」な交通違反とは? 思わぬ「めちゃ多い違反」に要注意! 最新「交通違反ランキング」で分かる“取り締りの実態”とは!(くるまのニュース) | 自動車情報・ニュース - carview!

 

年間“100万件”も検挙されてる!「最も多い」&「最も反則金が高額」な交通違反とは? 思わぬ「めちゃ多い違反」に要注意! 最新「交通違反ランキング」で分かる“取り締りの実態”とは!

 

https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/bd595ab627ed3f235592ceace1fffdf3d035b919/

■「最も多い」&「最も反則金が高額」な交通違反とは!

“クルマの運転”と切っても切れない関係にある、交通違反。

なかでも「最も検挙数が多い違反」と「最も反則金が高い違反」について、最新のデータを基に解説します。

【画像】「えっ…!」 これが「覆面パトカーの見抜き方」です!(50枚)

まず、2024年の1年間で最も検挙数が多かった交通違反トップ3を見ていきましょう。

警察庁の資料によると、2024年の交通違反の検挙総数は514万3671件で、最も多かったのは「一時不停止」の117万7924件でした。

一時停止は、赤信号が点滅している交差点のほか、信号がなくても標識で示されている場合や、歩行者が横断歩道を横断しようとしているときなどにもする必要があります。

2023年の126万7094件と比べると件数は減少傾向にあるものの、まだまだ少ないといえる数値ではありません。ドライバーは改めて一時停止を怠らないように気をつけましょう。

2番目に多かったのは、「最高速度違反」、いわゆるスピード違反の84万7378件です。

超過速度別の内訳をみると、「速度50キロ以上」が1万555件、「速度50キロ未満」が11万7495件、「速度30キロ未満」が18万297件、「速度25キロ未満」が27万1648件、「速度20キロ未満」が26万7322件、「速度15キロ未満」が61件。

こちらも2023年の88万8500件に比べて、減少傾向となりました。

3番目に多かったのは、「放置違反金納付命令件数」の63万5787件です。

駐車違反をすると、クルマに「放置車両確認標章」と呼ばれる黄色いステッカーが貼りつけられ、ドライバーは警察署などに出頭して反則金を納めなければならなくなります。

放置違反金納付命令は、上記の反則金の納付が認められない場合に、車両の使用者に対して放置違反金の納付を命じるものです。

駐車が禁止されている場所に駐車することはもちろん避けるべきですが、うっかり駐車してクルマに黄色いステッカーが貼られた場合は、すぐに警察署に出頭して反則金を納めるようにしましょう。

このように2024年は、「一時不停止」「最高速度違反」「放置違反金納付命令件数」が最も多かった交通違反トップ3であり、2023年と同様の結果となりました。

では、最も反則金が高い交通違反は何なのでしょうか。

■「反則金」が最も高い違反はこれだ!

交通違反をした場合、状況に応じて「白色」「青色」「赤色」の切符が切られ、なかでも青色の切符は「交通反則通告制度」が適用されており、刑罰の代わりに反則金を納付する必要があります。

反則金の中では、大型車の「速度超過35キロ以上40キロ未満(高速道)」と、「積載物重量制限超過(5割以上10割未満)」の4万円が最も高額です。

普通車の場合では3万5000円が最も高額で、「速度超過35キロ以上40キロ未満(高速道)」の速度違反、積載物超過違反については「10割以上の超過」が該当します。

このほか、「携帯電話使用等(保持)違反」も普通車で1万8000円と、高額です。

携帯電話使用等(保持)違反は、運転中にスマートフォンなどの使用や画像を注視するなどの行為を指し、2019年12月に罰則が強化されたことで、普通車では従来6000円だったところを上記の金額に改正されました。

ちなみに、上記の違反に該当しながら事故を起こすなど「携帯電話使用等(交通の危険)」に該当した場合は、反則金制度は対象外となり、罰則として1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。

※ ※ ※

最も検挙数が多い違反と最も反則金が高い違反について、2024年の最新データを基に解説しました。

そして最も検挙数が多かった「一時不停止」は、2023年に比べると件数は減少傾向にあるものの、まだまだ少ないと言える数値ではありません。

反則金は、普通車の場合では「速度超過35キロ以上40キロ未満(高速道)」の速度違反と、「10割以上」の積載物超過違反の3万5000円が最も高額です。

このような現状をしっかりと認識し、自動車ユーザーはよりいっそう順法精神を持って、安全にクルマを運転することを意識してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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【重要☆】クレカ不正利用。"補償対象外"と言い張るカード会社から、いかに「全額返金」を勝ち取ったか?

2025年05月28日 00時03分45秒 | 事件と事故

 

【ルポ】クレカ不正利用。"補償対象外"と言い張るカード会社から、いかに「全額返金」を勝ち取ったか?(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d76f080f4d682a54fc6200fe4176e780c98a2fac

 

【ルポ】クレカ不正利用。"補償対象外"と言い張るカード会社から、いかに「全額返金」を勝ち取ったか?
5/16(金) 7:00配信


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BUSINESS INSIDER JAPAN
Hananeko_Studio/Shutterstock

クレジットカードを不正利用された筆者の妻は、約8万円の被害額についてカード会社から返金拒否された。憤りを感じた2人は、次の一手として公的機関への相談を決断し、なんとか「全額返金」を勝ち取る。今回頼った、金融庁、警察、日本クレジット協会、国民生活センター、それぞれの役割と使い方を共有する。
クレジットカードの不正利用が横行している。

【全画像をみる】【ルポ】クレカ不正利用。"補償対象外"と言い張るカード会社から、いかに「全額返金」を勝ち取ったか?

日本クレジット協会によると、2024年の被害額は前年比2.6%増の555億円に上り、過去最悪を更新した。ある種カードの不正利用は“日常茶飯事”的になっていると言えるが、一般的には多くのカード会社が、不正利用に関して補償及び返金してくれる。

しかし、XなどSNSで検索すると、不正利用の返金に対応してくれないといった声も散見される。「不正利用されたお金が返金されない」「不正利用で相談してもテンプレ対応で、コールセンターがない」「コールセンターの役所対応、どうすれば」などなど。

恐らく、不正利用の多くは補償・返金対応をしてくれるのだろう。だが、ごく一部では涙を飲んでいる人が一定数いる気配だ。

実は今年の2月、私の妻もクレカ不正利用に関わる、プチトラブルに見舞われた。内容は前述のXの投稿のように、まさに不正利用されたのに返金されなかったのだ。その額、約8万円(絶妙な金額感)。

当初、カード会社のコールセンターからは「不正利用ではない。お支払いください」の一点張り。会社が対応してくれないなら、外から攻めるまで。「絶対に不正利用なのに、おかしい」という気持ちから、出来うる限りの手を尽くした結果、なんとかお金を取り戻すことができた。

ここでは、私たちの経験から得たクレカ不正利用の返金に対する「最終手段」を説明しよう。

「カード不正利用」の経緯
まず、カード不正利用の経緯を端的に説明する。発端は2024年11月20日、妻に届いた大手クレジットカード会社からの1通のメールだった。

内容は「不正利用の可能性あり」との警告で、どうやらAIの不正検知が働いたようだった。該当の取引は、アラブ首長国連邦のドバイで行われており、2万7299円の利用だった。

カード会社から「カードを再発行してください」と薦められ、実際にすぐに再発行を行った。これで一件落着だと考えたが、その時点では、長い闘いの序章になるとは思いもしなかった。

今度は2025年1月10日頃、再発行したカードで突如約5万5000円の利用がされる。再度明細を確認すると、1件目と同じドバイの店舗とカフェで、しかも同じ日程で行われた取引だった。

これはおかしい──妻はすぐにカード会社へ連絡すると、「1件目が保証されているなら、今回も同様の措置となると思います」と伝えられ、あらためて調査のための報告書を送るよう指示された。

カード会社から送られてきた調査用の書類に詳細を記載し、1月末に返送。その後、まったく連絡が来なくなったので、2月13日に催促の電話を入れると、「調査中で時間がかかる」とのこと。

そして2月19日、カード会社の担当者からの電話で、事態はさらに混迷を極める。

「カードは紛失されていましたか?」

「いいえ、財布に入っていました」

「それならご本人の利用とみなされ、補償対象外です」

思わず絶句。なぜ“財布に入っていた”だけで“本人利用”になるのか。さらに「なぜ、最初の1件は対象内なのか?」と聞くと、加えて「最初の1件も対象外になるので、3月に改めて請求します」と言われ、さらに怒りと困惑が交錯した。

 

中が無理なら、外から攻める


妻は翌日となる2月20日に、カード会社に再調査と説明を求める交渉を2時間半にわたって電話で行った。そこでは「ドバイに渡航していない」「カードは常に手元にあった」「最初の不正利用はカード会社が“不正”と判断し、再発行まで済んでいるのに、なぜ後からの請求が本人利用とされるのか」といった疑問を明確にぶつけたのだ。 

加えて、「納得できる説明をしてほしいし、利用者として説明責任を果たしてほしい」と伝えたが、「一度判断したものは覆らない」「担当部署に繋げられない」の一点張りだった。

「であれば、第三者を通じて抗議をしたく、次のステップを教えてほしい」と伝えると「99%覆ることはない。その間に補償期間の60日(多くのカード会社は不正利用を申告した日から60日前までの利用について損害補償してくれる)が切れてどちらにせよ対象外になる」といわれたのだ。

妻は失望を抱え、私とこれまでの経緯を振り返った。

なぜ、カスタマーサクセスを担うコールセンターが本部に上申できないのか。おそらく、コールセンターは他のサービサー(債権回収会社)と同様に、カード会社から外部委託された企業が多い。そのため、彼らが本部に上申するルートもなければ、上申したところで何のメリットもないのかもしれない。

我々は最初から、カード会社の不正利用に関わる部署に連絡はしていた。だが、実際のコミュニケーションも、その連絡を受けたコールセンターと行っていたのが、良くなかったのかもしれない……。今となっては、そう反省してはいる。とはいえ、どちらにせよこの時点では“あとの祭り”だ。

ここで泣き寝入りはしたくない。中が無理なら、外から攻めるしかない。そこで妻は次の一手として公的機関への相談を決断した。

返金してもらえない時の相談先、どれがいい?
私たちが、外から攻めるのに選んだ相談先は以下の「4つ」だ。

1. 金融庁:金融サービス利用者相談室

不正利用や業者対応に疑問がある場合に相談可能。だが、実際には記録受付が主な役割となっている。個別案件の返金交渉などには関与せず、他機関の動きと並行して「公的な相談履歴」として残しておく意味合いが強い。

2. 警察:サイバー事案に関する相談窓口
民事不介入の原則から、返金などの解決には直接関与しない。だが、被害届を出すことで「事件」としての記録を残すことができる。そうすれば、今後の法的対応や他機関への相談の後押しとなる。

3. 日本クレジット協会:クレジットに関する相談窓口
カード関連の業界団体であり、苦情・相談受付を行う。混雑していて電話が繋がりにくいことが多いが、業界全体への働きかけを行ってくれる可能性もある。ただし、個別対応は限定的だ。

 

4. 国民生活センター:相談・紛争解決/情報受付
消費者トラブル全般に対応。状況を理解した上で、企業への交渉も代行してくれる実効力のある機関だ。自治体の消費生活センターと連携して動くことが多く、今回のようなトラブルでは頼りになる存在。

まず、最初に連絡したのが金融庁の「金融サービス利用者相談室」だ。ここでは、金融サービスに関する一般的な質問・相談などを受け付けている。金融サービス利用者相談室に電話とメールをすると3日後に電話がかかってきて、「我々ではなく経済産業省の『消費者相談室
』に電話を」と告げられ、そのまま連絡。

経済産業省の担当者からは「かなりおかしい」と味方にはなってくれたものの、基本的に民事不介入なので「記録にとどめることになる」と告げられる。これは、警察も同様だった。

次が、日本クレジット協会と国民生活センターだ。日本クレジット協会は電話をするものの大変混雑しており、一度も繋がることはなかった。

そんな中、唯一救いの手を差し伸べてくれたのが国民生活センターだった。最初は、電話口で気だるそうに「相談しかできないですよ、それでも話しますか?」と塩対応だったが、事情を伝えると「おかしいので、すぐに経緯報告書を出そう」と、前のめりになって対応してくれた

その後、担当者の方と一緒に修正を加えながら経緯報告書と異議申し立て書を作成し、国民生活センターからカード会社に問い合わせてくれた。ただ、返金されるかどうかは不明のようだった。

 

突然の返金、その裏にある論理
2月28日、カード会社から突然の電話が鳴る。コールセンターではなく、アフターサポートの担当者だった。第一声で、謝罪とともに「全額返金します」と告げられた。

返金される安堵感はあったものの、なぜ頑なに拒否されたのかを説明してほしい。そのように伝えると、「2024年10月にタイへ渡航した際に、情報が抜き取られた可能性があるため」と説明された

しかし、妻はタイでの滞在中では該当のカードは一度も使っていない。だが、正直に異を唱えるよりも、この“言い訳”に乗ることで解決が早まるのなら──そう判断し、「わかりました」と答えた。どこか釈然としないまま、事態は収束へと向かった。

さらに、後日カード会社の説明で判明したのは、当初AIの不正検知によってカード会社から連絡が来た際には「紛失」と認識されていた点だ。だが、その後オペレーターが我々と電話をした時に「カードを紛失していない」=「本人がカードを保有している」ことが判明した。そのため、「紛失が誤情報であるならば本人利用に違いない」と決めつけていたことが分かったのだ。正直なところ、かなり短絡的な判断としか言いようがない。

今回の事件から得た教訓
今回のプチトラブルで、私と妻が得た教訓は以下だ。

口頭ではなく、必ずメールで問い合わせ、記録を残すことオペレーターの回答はあくまで第一段階であること必要に応じて「不正利用デスクに繋いでほしい」と強く伝えること国民生活センターは最も効果的な介入機関であること
ちなみに、このプチトラブルが収束したのち、再度手違いによって8万円が請求された。もはや笑うしかないのだが、あらためて問い合わせると先ほどのアフターサポートの担当者から深く謝罪された。そのため、使用してないカードの明細を時折確認することも重要なTipsかもしれない。

クレジットカード不正利用は突如として訪れる。そして、本人が使った記憶がないのにもかかわらず「本人利用」と見なされたとき、個人ができる抵抗は限られている。

だが、声を上げ、証拠を残し、適切な場所へ訴えることで道は開ける。この記事によって、私と妻のようなケースを今後ひとつでも減らせると嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ママ友誘って闇バイト「楽に稼げて、夢膨らんだ」…懲役2年の実刑判決にしばらくぼう然

2025年05月14日 09時03分20秒 | 事件と事故

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/01fcb8f525184994f6ba3896c71783af1e51ceaa

ママ友誘って闇バイト「楽に稼げて、夢膨らんだ」…懲役2年の実刑判決にしばらくぼう然
5/13(火) 10:24配信


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読売新聞オンライン
多田文明
さんが推薦中
 子どもが通う保育園の「ママ友」を闇バイトに誘い、電子決済サービスを不正使用し商品をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた女(33)(栃木県佐野市)に対し、名古屋地裁(蛯原意裁判官)は12日、懲役2年(求刑・懲役3年6月)の判決を言い渡した。事件は、子育て中の主婦らが容易に犯罪に手を染めてしまう闇バイトの危険性を、改めて浮き彫りにした。(大場暁登)

【図解】55万円「シャネル」にギフトカード111枚…店員「おかしい」と直感

金欲しさに
名古屋地裁

 「『上の人間』から安心だと言われ、信じてしまった」

 女は被告人質問で、闇バイトに関わるようになった経緯を、そう説明した。

 判決によると、女は2024年8月、ママ友の女(31)らと共謀し、名古屋市や大阪市の家電量販店で、不正に入手した他人名義の決済バーコード画面をスマートフォンで表示して、店から計約140万円相当のスマホやタブレット端末などをだまし取った。

 きっかけは同年5月。X(旧ツイッター)を通じて知り合った人物から、口座売買の勧誘の“仕事”を持ちかけられた。「人付き合いが苦手で仕事が続かず、自由に使える金がなかった」と、金欲しさに応じたのが始まりだったという。

エスカレート
 当初は、SNSに「口座を買い取る」と投稿し、申し出があった人とやり取りして、「上の人間」に紹介することで報酬を得ていた。

 しかし、次第に内容はエスカレート。他人の決済用バーコード画面を不正に入手してタブレット端末などの高額商品をだまし取り、売却して利益を指定の口座に振り込む仕事をするようになった。

 ママ友を口座売買の勧誘役として誘い、自身はその上位者として指示役になった。報酬の分配も行うようになり、自身の報酬は売却額の5%、1件当たり2万円程度だったという。

判決にぼうぜん
 ママ友には3月、有罪判決が言い渡された。事件当時、4人の子を育てるシングルマザーで、4人のうち2人には障害があった。被告人質問では「子どもの世話で働きに出ることが難しく、女に相談したら、闇バイトを紹介された」と話した。

 

 

 一方、女は被告人質問で「楽に稼げるので、夢が膨らんでしまった」と述べ、「一度、実行役と連絡が途切れた時に、上の人物に『お前が代わりに金を払え』と言われ、怖くなって抜けられなくなった」とも明かした。

 この日の判決で、蛯原裁判官は「実行役に指示を与え、報酬の分配をする上位者の立場だった」と指摘。「犯行態様の悪質さや役割から、実刑は免れない」と述べると、黒いスーツ姿の女はしばらくぼうぜんとし、うつむきながら法廷を後にした。

 

 

 

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