![]() | ウェブ人間論 (新潮新書)梅田 望夫,平野 啓一郎新潮社このアイテムの詳細を見る |
今回は、梅田望夫,平野啓一郎『ウェブ人間論』を紹介します。平野啓一郎氏がwebに対する疑問を梅田望夫氏に尋ねているという対談形式をまとめたものが本書なのであろうか。webの広がりというか可能性と人間生活への影響についての考察なんだろう。平野啓一郎氏の疑問もわかるような気がするし、梅田望夫氏の答えもわかるような気がする。
匿名時代のネットの付き合い方は、自分にとって不必要なものは避けるというものになるでしょうね。負の部分は目をつぶるということが必要なんでしょう。それが玉石混交なネットの社会をサバイバルする秘訣なのかな。また、自分自身とネットとどう関わりあうのかなんでしょうね。
著作権の話はなるほどだなと思いました。google等によって本の中身が閲覧できるようなサービスがもっと一般的になる。そのとき、本を購入するのかという問題になってくる。ロングテールの書籍に関しては一部でもいいから検索エンジンなどで中身を確認できるほうがいいと思う。ネットを使ってどうやって本を買ってもらうのかというプロモーションの手段としてもっと使えばいい。ネットvs本という対立概念ではなくて、ネットは販促手段であり、販売手段として使えばいいと思う。