itchy1976の日記

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山田光顕『英語 確実に身につく技術―私はこうして実力をつけた』

2013年02月07日 23時59分12秒 | 書評(新書)
英語 確実に身につく技術―私はこうして実力をつけた (KAWADE夢新書)
山田 光顕
河出書房新社


今回は、山田光顕『英語 確実に身につく技術―私はこうして実力をつけた』を紹介します。はっきり言うと英語学習に魔法のやり方はないですよということを言っている本ですね。英語学習はInputを重視して正攻法のやり方を行うことこそが大事ですと言っています。英語学習は学習時間と正比例の関係なので、英語ができるようになるためにはそれなりにInputの量及び時間をかける必要があります。当たり前のことを当たり前にしましょう。

Inputとは何かというと、単語を覚えるとか、基本構文を覚えるとか、多読・多聴(精読・精聴)するということなんでしょう。徹底的に新たな回路を作るようにすることです。徹底的にInputサイドからの訓練を行うことです。Inputのポイントとしては、よい文をまねることです。よい文であれば暗唱するくらいに覚えます。必要に応じて暗唱した文章を取り出せるようにするといいです。

英語学習においては、別に留学経験がなくても英検1級やTOEIC900点以上は可能です。別に英会話学校に高い金をはたいていく必要もないです。英語学習においては様々な教材があるので、そういう教材を駆使することにより英語学習はできます。

Readingのポイントとしては、とにかく英語の語順のままに読み進めることです。英語を英語のまま理解するようにします。声に出して読んでみるというのはいい練習です。

Listeningのポイントとしては、日本語と英語の発音の仕組みが異なることを理解します。会話ができないというのはきちんと相手が話している言葉が聞き取れていないケースが多いです。それは、思っていた発音と実際の発音が異なることにより聞き取れないということがあります。ディクテーション(聞こえてきた英文を聴いて書きとる)はいいトレーニング方法です。


<目次>
1 本当に英語を身につけたいならば…―限られた時間、予算、気力を賢く使う知恵
2 英検1級、TOEIC915点をいかにして獲得したか―専門教育なし、海外経験ゼロの私の成功法
3 勉強法ひとつで成果は大きく違う―英語学習の方向性を見誤るな
4 ひたすら「読む」ことが上達への近道―会話に使える語彙と表現を手に入れる
5 「聴き取る」力こそ会話の大基本だ―効果的な訓練法“精聴”と“多聴”とは
6 言いたいことを「話せる」実践力を養う―会話は“構文練習”と“発音”から攻めろ
7 「書く」ことで英語の底力をつける―骨のある英文を組み立てるテクニック



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