goo blog サービス終了のお知らせ 

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラ・一眼レフデジカメ・ミラーレス一眼の「勝手に鉄道写真館」

主にコンパクトデジカメ(コンデジ)でデジカメ鉄道写真研究家の板井岳太が撮影(一眼も使用)した鉄道写真等を掲載しています。

中之島線開業前の京阪「準急」をコンパクトデジカメ(コンデジ)で撮影

2010年01月30日 17時54分56秒 | 京阪
京阪2200系準急
撮影日:2007/12/23
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間の10分ピッチダイヤになる前の「準急」のほとんどは淀屋橋-樟葉間で運行されていましたが、時間帯によっては淀屋橋-淀間や出町柳-樟葉間でも運行されていましたので、京阪本線・鴨東線全線で準急は走っていたことになります。

昼間のダイヤが10分ピッチになったときには、昼間の枚方市-出町柳の各駅停車が全て準急になり準急の比率が多くなりましたが、中之島線開業直前のダイヤでは逆に昼間の準急がなくなりました。


交野線直通「ひこぼし」
撮影日:2008/4/28
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

中之島線開業前の私市行き直通列車「ひこぼし」は準急でした。天満橋始発で私市まで行き、折り返し枚方市行きとなり、その後は回送列車となっていました。交野線はワンマン化されましたが、直通列車とその折返しの列車はワンマン化されていません。


京阪6000系
撮影日:2008/8/9
撮影場所:京阪本線 樟葉駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間のダイヤが10分ピッチになる前は昼間の準急は樟葉折返しで運転されていましたが、昼間のダイヤが10分ピッチになってからは、昼間の樟葉折返しや樟葉での緩急接続もなくなりましたので、中之島線開業前まで樟葉駅の2,3番線ホームおよび折り返し用の引上げ線は昼間使われなくなりました。


京阪8000系「準急」
撮影日:2008/5/3
撮影場所:京阪本線 樟葉駅 ※撮影ポイントを地図で表示

中之島線開業前には準急に8000系等の2扉車が使われる運用がありました。ちなみに写真の8000系の車番表示等はステッカー化されています。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

中之島線開業前の京阪「区間急行」

2010年01月24日 14時51分49秒 | 京阪
京阪2200系
撮影日:2008/3/2
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間15分ピッチダイヤ時や昼間10分ピッチになったときには、ラッシュ時にのみ運転されていた区間急行ですが、中之島線開業前のダイヤでは昼間も運転されるようになりました。

車両の種別表示は「区急」ですが、駅の放送等では「区間急行」と案内されており、正式の種別名称と車両の種別表示が異なっていましたが、種別表示を中之島線対応に変更したものから順次「区間急行」になりました。


京阪2600系
撮影日:2008/4/28
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間の区間急行はほんの一部を除いて天満橋発着で、萱島での京都方面との連絡もありませんでしたので、あまり乗客が多くありませんでした。そのため、5両編成でも座席が埋まることはほとんどありませんでした。8両編成も使われましたが、そのときは車内はガラガラでした。


京阪1000系
撮影日:2008/4/28
撮影場所:京阪本線 天満橋駅 ※撮影ポイントを地図で表示

中之島線開業直前のダイヤになる前は昼間の天満橋発着はなく、天満橋駅の折返し専用ホームは昼間使用されていませんでしたが、中之島線開業直前のダイヤでは昼間でも使われるようになりました。

昼間の天満橋折返し列車は、淀屋橋方面の線路付け替え以降は2番線を使用していました。中之島線開業直前には、一部の天満橋に到着した区間急行をそのまま中之島線へ入線させて試運転を行い、中之島から折り返して来て天満橋発の区間急行になるような運用をしていたことがありました。そのときには、天満橋始発は1番線から発車していました。ただし、中之島線で試運転を行わない列車は2番線から発車していました。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

中之島線開業前の京阪「急行」

2010年01月17日 11時51分43秒 | 京阪
京阪6000系
撮影日:2007/12/23
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間15分ピッチダイヤ時の「急行」は淀屋橋-出町柳(鴨東線開業前は三条)間が基本で、朝ラッシュ時の樟葉発淀屋橋行きや夕ラッシュ時の淀屋橋発樟葉行き等の区間運転があり、早朝から深夜まで一日中運転されていました。

昼間10分ピッチダイヤになったときには昼間の「急行」は無くなりましたが、中之島線開業直前のダイヤでは淀屋橋-枚方市間で昼間の「急行」が復活しました。


京阪7200系
撮影日:2007/12/23
撮影場所:京阪本線 関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

中之島線開業直前の淀屋橋-枚方市間「急行」は、香里園で特急の通過待ちをするため、枚方市-京橋間では必ず特急が先着となります。また、守口・寝屋川・香里園・枚方公園の各駅から京都方面へ行く場合、急行に乗っても次の普通に乗っても結局は同じ結果になります。そのため、この急行は枚方市から京都方面の駅を利用する人にとっては全く意味がありません。


京阪6000系
撮影日:2008/8/9
撮影場所:京阪本線 八幡市駅 ※撮影ポイントを地図で表示

「急行」の種別表示は白地に赤文字でしたが、6000系登場時から赤地に白抜き文字になり、中之島線開業までに橙地に白抜き文字になりました。


京阪9000系
撮影日:2008/8/9
撮影場所:京阪本線 淀駅 ※撮影ポイントを地図で表示

昼間の丹波橋・中書島への特急停車前は、昼間の急行は樟葉で特急の通過待ちをしていましたが、京都方面行きは待ち時間が少し長いのと淀川側の扉が開いたままになるため、冬期は樟葉到着後の乗降が終わると一旦扉を閉め、特急通過後再び扉を開ける対応をしていました。その後、昼間の樟葉での通過待ちが無くなりましたので、このような対応も無くなりました。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

京阪本線・鴨東線「きかんしゃトーマス号」(2007~2008年)

2009年07月04日 16時25分36秒 | 京阪
京阪7000系「臨時特急」
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 八幡市駅 ※撮影ポイントを地図で表示

2007~2008年の京阪本線・鴨東線の「きかんしゃトーマス号」は7000系が使用されました。さよなら運転は天満橋-三条間の臨時特急で運転されました。

上の写真は天満橋発三条行きの臨時特急ですが、臨マークが取り付けられています。基本的に京阪の特急は臨時特急も含めて全て8両で運転されますので、7両編成の特急はめったに見られません。


京阪7000系「臨時特急」
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 樟葉→牧野 ※撮影ポイントを地図で表示

三条発天満橋行きの臨時特急ですが、この年の秋には中之島線が開業したため、天満橋発着の「きかんしゃトーマス号」さよなら運転はこれが最後になりました。京阪本線・鴨東線の「きかんしゃトーマス号」は大津線と違って、車両のほぼ全体にラッピングが施されております。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

京阪中之島線開業前の「京阪特急」

2009年05月30日 18時04分58秒 | 京阪
京阪8000系
撮影日:2008/1/27
撮影場所:京阪本線 八幡市駅 ※撮影ポイントを地図で表示

京阪8000系の旧カラーデザインの最終形態では、ダブルデッカーが連結されてテレビカーが地デジになったのと、他形式と同様に「特急」種別幕が黒下地に赤文字だったのが赤下地に白文字なったことぐらいで、その他は登場時からほとんど変わっていません。

「京阪特急」は昼間は15分毎で運行され、京橋-七条間はノンストップでしたが、平日朝ラッシュ時の大阪方面行きのみ丹波橋と中書島に停車するようになり、その後終日丹波橋と中書島に停車、平日朝ラッシュ時の大阪方面行きのみ枚方市停車と、徐々に停車駅が増えていきました。そして、昼間10分間隔のダイヤになったときには樟葉と枚方市にも停車するようになりました。この時点で「特急」については平日・休日に関わらず終日停車駅は固定になりましたが、「K特急」との区別をするために、淀屋橋駅等では終日「枚方市と樟葉にも停車する」旨の案内がなされています。

「京阪特急」は大阪-京都間をノンストップで結びJR新快速および阪急京都線特急に対抗することが目的でしたが、スピードでは全くかなわないため、その目的も変わってしまいました。


京阪9000系
撮影日:2008/1/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

京阪9000系「特急」は朝ラッシュ時の大阪方面行きが枚方市に停車するようになったときに登場しましたが、9000系が「特急」として使用されるのは基本的には朝ラッシュ時のみでした。昼間10分間隔のダイヤになったときには昼間でも「特急」として使用されるようになりましたが、朝ラッシュ時には他のロングシート車両も「特急」または「K特急」として使用されるようになりました。その一方、昼間に「特急」以外で9000系が使用されることはほとんどなくなりました。駅に掲出されている時刻表には1両の扉数と両数が記載されていますが、9000系は「8両3扉車」であるため他のロングシート車と区別がつきません。

9000系は車両真ん中の扉を締め切りにして、2扉車として運行できるようになっていましたが、車外からわかりにくいためか2扉車として運行することは無くなりました。乗客にとって9000系「特急」は、座席数が少ない、シートが固い、クロスシートが固定式、クロスシートのシートピッチが狭い等デメリットが多いです。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

中之島線開業前の京阪「普通」

2009年05月17日 22時46分29秒 | 京阪
京阪2200系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

この写真を撮影したのは中之島線開業の年ですが、この時点では新シンボルマークや新カラーデザインは発表されていません。

昼間ダイヤが15分パターンのときの「普通」は淀屋橋-出町柳間と淀屋橋-萱島間がそれぞれ15分間隔で運転されていました。その後、昼間ダイヤが10分パターンになったときに、昼間の「普通」は淀屋橋-萱島間のみとなり、萱島-出町柳間の各駅停車は「準急」のみになっていました。さらにその後のダイヤ改正後(中之島線の開業まで)は、昼間の「準急」がなくなり「普通」が復活しました。

この2200系は、昼間ダイヤの15分パターン時にはほとんどが8両編成でしたが、10分パターンになってからは全て7両編成になりました。


京阪2400系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

2400系は、旧カラーデザインの最終形態では6000系以降の系列と同様に正面に「K」をモチーフにしたマークが取り付けられています。内装も6000系に準じたものに更新されています。

中之島線開業直前の昼間ダイヤでは、京都方面と守口市-野江間が異常に時間がかかる状況になっていました。例えば、出町柳-守口市間は出町柳-淀屋橋間よりも時間がかかります。出町柳から守口市に行く場合、「出町柳-<特急>→枚方市-<普通>→守口市」が最速となり、乗換えは1回だけですが枚方市から守口市まで各駅停車になりますのでその分の時間がかかります。


京阪5000系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 樟葉-牧野 ※撮影ポイントを地図で表示

5000系も旧カラーデザインの最終形態では、正面に「K」をモチーフにしたマークが取り付けられています。内装は7200系に準じたものに更新されています。

中之島線開業直前の昼間ダイヤで最も長い区間で「普通」が最速となるのは、伏見桃山-野江間です。野江から出町柳行き「普通」に乗ると、森小路付近で「特急」に抜かれますが、もちろんこの「特急」には乗ることができません。次に守口市で「急行」と連絡しますが、この「急行」は枚方市止まりでこれに乗っても、枚方市でこの「普通」に乗ることになります。次に萱島付近で再び「特急」に抜かれますが、先の「急行」も香里園でこの「特急」に抜かれますので、この「特急」に乗ることはできません。この先枚方市でやっと「特急」と連絡しますが、この「特急」は丹波橋までは「普通」に追いつきませんので、結局は伏見桃山には「普通」が先着になってしまいます。

丹波橋・中書島が特急停車駅になる前の昼間15分パターンのダイヤでは、香里園の「急行」と「普通」の接続より京都方面での接続や追い抜きがありませんでした。その後、丹波橋・中書島が特急停車駅になってからは、深草で「特急」と「急行」に追い抜かれるようになりましたが、枚方市で「特急」に追い抜かれるのと香里園で「急行」と接続するのは変わりませんでしたので、枚方市-香里園間の所要時間が長くなっていました。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

京阪の新シンボルマーク

2008年05月04日 12時34分22秒 | 京阪

撮影日:2008/5/3
撮影場所:出町柳駅 ※撮影ポイントを地図で表示

2008年(平成20年)4月に京阪グループの新しいシンボルマークが制定され、一部の車両に表示が開始されました。表示の場所は乗務員室横の客室窓の上部で、10000系で「KEIHAN」の表示がある場所です。ただし、2008年4月の段階で10000系は以前からの「KEIHAN」の文字だけで、「K」をかたどった旗のマークは表示されていません。



撮影日:2008/4/28
撮影場所:関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

新シンボルマークが付いた3000系です。間もなく新しい3000系(京都-中之島間直通快速急行用車両)がデビューし、この3000系は8000系に編入されますので、この新シンボルマークが付いた特急色3000系はすぐに消滅することになります。



撮影日:2008/4/28
撮影場所:関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

新シンボルマークが付いた8000系です。2008年4月の段階では全ての8000系に新シンボルマークが付いているのではなく、まだ付いていない車両もありました。



撮影日:2008/4/28
撮影場所:関目駅 ※撮影ポイントを地図で表示

新シンボルマークが付いた9000系です。これも2008年4月の段階では全ての9000系に付いているのではなく、まだ付いていない車両もありました。なお、この段階で9000系以外の一般色車両で新シンボルマークが付いた車両は確認できませんでした。その後、2600系や6000系等にも新シンボルマークが付き始めました。

京阪の車両は塗色変更が予定されていますので、塗色変更後には全ての車両にこの新シンボルマークが表示されるものと思われます。とりあえず昼間の特急に使用される車両から新シンボルマークを付けたものと思われます。

鉄道写真とコンパクトデジタルカメラの「勝手に鉄道写真館」トップページへ戻る

京阪10000系

2006年09月10日 12時11分59秒 | 京阪

撮影日:2006/6/11
撮影場所:枚方市駅 ※地図を表示

車体の塗装色は今までと全く異なりますが、形状は7200系9000系とほぼ同じです。今のところ4両編成のみで、登場時は宇治線と交野線での運行が主となっていました。

上の写真はワンマン運転開始前のものですが、ワンマン運転対応になっているのがこの10000系のみのため、交野線でのワンマン運転開始以後は交野線での運行が主となりました。

1900系の廃車と同時に増備されましたが、現在残っている1900系の2編成の廃車予定は発表されておらず、今後の10000系の増備予定も不明です。



撮影日:2006/6/11
撮影場所:枚方市駅 ※地図を表示

内装は7000系の内装更新後とほぼ同等ですが、パワーウィンドゥや扉上の停車駅点灯表示はありません。

7200系の内装更新後や5000系の再内装更新後もほぼ同じ内装になっていますので、今後は10000系に準じたものが標準になりそうです。

男山ケーブル

2006年03月19日 15時05分04秒 | 京阪

撮影日:1997/12/25
撮影場所:八幡市駅 ※地図を表示

八幡市と男山山上の間(0.4km)を結ぶケーブルカーです。男山山上には石清水八幡宮があり、初詣の時期にはケーブルカーも大変混雑しますが、それ以外の時期は閑散としています。ちなみに、ケーブルカーに乗っても男山山上から石清水八幡宮までは、かなり歩かなければならないので、地元の人はケーブルカーに乗らずに歩いて登ります。

京阪9000系

2006年03月19日 14時23分23秒 | 京阪

撮影日:1997/08/02
撮影場所:出町柳駅 ※地図を表示

1997年3月のダイヤ改正時に登場しました。外観はブルーのラインが入っていること以外は、7200系と全く同じです。しかし、客室は7200系とは異なりセミクロスシートになっています。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:樟葉駅 ※地図を表示

平日の朝のラッシュ時の特急用として登場しましたが、現在は昼間でも特急の3本に1本は9000系になっています。



撮影日:1997/12/25

登場時には7200系と同等の車内案内表示器が設置されていましたが、これも7200系と同様に文字表示以外の部分は撤去されつつあります。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

8両編成のうち4両がロングシート化された編成もあります。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

9000系はかなり中途半端で、昼間の特急としてはグレードが低く、ラッシュ時の特急としては収容人員が少ないです。

京阪8000系

2006年03月18日 23時25分09秒 | 京阪

撮影日:1997/09/26
撮影場所:出町柳駅 ※地図を表示

平成元年の鴨東線(三条~出町柳)の開通にあわせて誕生した特急用車両です。現在、京阪電鉄の所有している特急用塗装の特急車両は1編成を除いて全て8000系になっています。

カード式電話と京阪特急名物のテレビカーがあります。そのテレビも平成4年からは衛星放送も受信可能となりました。さらに、1997年からはダブルデッカー車(2階建車両)も連結されるようになりました。料金不要の特急としては最高の設備を誇っているといえます。



撮影日:1997/11/16
撮影場所:淀-八幡市 ※地図を表示

登場時は7両編成でしたが、ダブルデッカー車の連結により全て8両編成になりました。現在では、特急は全て8両編成となっています。

以前は希に臨時の急行や普通などとして運転されることがありましたが、9000系が登場してからは朝ラッシュ時の定期列車の普通や準急・急行にも使用されています。



撮影日:1997/11/16
撮影場所:八幡市-淀 ※地図を表示

写真はダブルデッカー車連結する前の編成です。



撮影日:1997/11/16
撮影場所:淀-八幡市 ※地図を表示

特別料金不要の転換クロスシート列車は他にもありますが、この8000系のように車端部のシートも転換できるものは無いと思います。ただし、8000系でもダブルデッカー車は転換しないシートがあります。



撮影日:1998/05/04
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

8000系や3000系はダブルデッカー車が連結されていますが、京阪は景色の良い場所を走りませんので、わざわざダブルデッカー車に乗る意味はあまりありません。



撮影日:1998/05/04
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

最近の特急の停車駅増加・9000系の特急運用の機会の増加・9000系の一部ロングシート化という状況を考えると、今後2扉転換クロスシート車が登場することは考えにくいです。

京阪7200系

2006年03月18日 00時30分54秒 | 京阪

撮影日:1997/12/25
撮影場所:八幡市駅 ※地図を表示

1995年に登場したVVVF制御の通勤型車両です。7000系とは正面のイメージも内装もかなり異なっています。



撮影日:1998/05/04
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

側窓は、スイッチで開閉できるパワーウインドゥになっています。

出入り口上部には、現在の走行区間や停車駅を路線図上に点灯したり、列車種別や次の停車駅等各種の情報を蛍光表示管で文字表示する車内案内表示器を備えていました。しかし、現在は走行区間や停車駅の路線図上への表示は廃止されています。乗換え表示している他社線が変更になるたびに、パネルを作りかえるわけにはいかず、シールで対応していたのが対応しきれなくなったためだと思われます。

車内の色彩構成は、シートがブルーグリーンとパープルブルー、床は赤みかげの石目調になっていました。しかし、現在のシートはダークブルー単色に変更されています。登場時のシートは色がハゲて白っぽくなっているのが目立つため変更したものと思われます。いずれにしても、他の従来の車両とイメージがかなり異なります。



撮影日:1996/01/29
撮影場所:樟葉駅 ※地図を表示

登場時は8両編成でしたが、その後7両編成のものが増備されました。また1998年秋頃の大阪-宇治間直通列車「宇治快速」運転時には、5両編成で運転されていたこともありました。

京阪7000系

2006年03月12日 00時30分36秒 | 京阪

撮影日:1998/05/04
撮影場所:樟葉-牧野 ※地図を表示

平成元年に登場した、VVVF制御車です。VVVF制御であることと前面のイメージ以外は、6000系とあまり大きな違いがありません。登場時は4両編成と6両編成がありました。そのため、4両編成のものは宇治線でも見ることができました。現在は全て7両編成になっています。



撮影日:1991/12/24
撮影場所:関目駅 ※地図を表示

7000系のうちの1編成の京都寄りの先頭から3両は、6000系VVVF先行試験車両であったため、6000系と全く同じ形をしています。

なお、この写真は橋桁に車が衝突して大阪方面の各停線が運休になったときに、取り残されたときのものです。ちなみに、この7000系の前には5000系が止まっていました。このとき、京都方面と大阪方面の急行線は運行可能であったため、淀屋橋行きの普通は守口から京橋までノンストップで運転されていました。

京阪6000系

2006年03月11日 00時45分15秒 | 京阪

撮影日:1997/11/16
撮影場所:淀-八幡市 ※地図を表示

昭和58年に登場したアルミカーです。600V/1500V複電圧対応車両として製造されました。従来の京阪電車の車両のイメージを変える左右対称の大きな2枚窓と曲面ガラスのマスクが特徴です。



撮影日:1997/08/02
撮影場所:出町柳駅 ※地図を表示

登場時は4両編成オール電動車でしたが、その後付随車を中間に3両入れて7両編成になりました。現在は全てが8両編成になっています。7両から8両になるにあたって増結された中間車は7000系と同じものだったので、その車両だけ他の車両と少し異なっています。

4両編成時代には、宇治線でも見かけることができました。今では、昼間の枚方市~出町柳間の急行廃止に伴い、昼間は枚方市~淀屋橋間でしか運行されていません。

朝ラッシュ時のK特急や特急で使われることがあるため、女性専用車両の表示も付いています。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

以前は1編成(7両編成)だけVVVF制御を採用したものがありました。ただし、1編成の電動車全て(4両)がVVVF制御を採用していたのではなく、その半分(2両)だけに採用されていました。しかし現在、そのVVVF制御を採用していた半分は7000系に改番され、残った半分には7000系と同じ形をした新造車両(VVVFではなく、型番も6000系になっている)が連結されていますので、VVVF制御を採用している6000系はなくなってしまいました。



撮影日:1989/12/17
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

鶴見緑地で花博(EXPO'90「国際花と緑の博覧会」)が開催されていたころ、1編成だけ特別な塗装が施されました(「みず号」)。

京阪5000系

2006年03月05日 21時26分51秒 | 京阪

撮影日:1997/12/25
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

昭和45年に登場したアルミカーです。この頃はまだアルミの加工技術があまり良くなかったのか、曲面が少なく丸みのない車両で、他の形式とかなりイメージが異なります。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:樟葉駅 ※地図を表示

日本初の5扉車ということになります。ただ5扉で運行されるのは朝のラッシュ時だけで、それ以外の時間帯は3扉で運転されます。5000系は、ラッシュ時の停車時分短縮の決め手として登場したのですが、この形式以降5扉車は登場していないことを考えると、あまり効果がなかったと考えられます。



撮影日:1997/12/25
撮影場所:牧野-樟葉 ※地図を表示

1998年頃からリフレッシュ工事が施され、天井や壁面、シート等の配色がその当時の7200系や9000系に準じたものになりました。また、制御装置やブレーキ装置も一新されました。なお、車内案内表示装置はその当時の7200系や9000系のものと違っていて、電光表示の文字が少し大きくなっています。現在、全て7両編成で運転されています。