フィリピンの太平洋湾岸で被害を出した台風2号(フィリピン名・台風「チェデン」“Chedeng”)。
非常に強い勢力で(5月28日午後3時現在 945hPa)、宮古島西南西30kmの位置から沖縄、九州南部、そして太平洋湾岸へと進むのでは…、という予想です。↓
(台風2号・28日午後3時の位置)
反原発・脱原発派の専門家の方々が指摘している、台風による放射性物質の拡散…、とても怖いと思います。
「それてくれ…。」祈るのみです。
「台風の通過速度をご存知だと思うけど、5日間で日本全体を通り過ぎる。風向きいかんだが、とにかく早い。雨や雪でも全て汚染されてくる。水と野菜が汚染されれば、どうしようもない。
『体内被曝』の怖さをもっと知るべき。政府は『ただちに健康に影響はない』と言い続ける。嘘の安全論は、いい加減にやめてほしい。若い世代、子供たちを皆で守らなければ日本の将来はない。」(広瀬隆氏)
[注意]台風2号と放射能拡散予報。関東・中部地方は注意してください!
原発の危険性や恐怖については、今回の福島第一原発の事故以前から、これまでずっと多くの方々が指摘し、訴えてこられていたのですね…。↓
原発がどんなものか知ってほしい(全)(故平井憲夫氏)
筆者「平井憲夫氏」
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
(2007年6月1日)
スペインの新聞社「エル・ムンド“El Mundo”」の調査報告(2003年6月8日)です。『原子力発電所における秘密-日本の原発奴隷」
日本では、どうも、政府や関係当局により、人に知られてはいけない本当の事実、人に知られては都合の悪い真実が「隠蔽」される体質をはらんでいるように思えます。むしろ、海外の研究者や専門家、メディア等の方が、事態の深刻さをより以上把握している、公にしている感じも受けます。
こちらは、フィリピンの気象庁にあたるPAGASA(パグアーサ)による予想進路図です。↓
とにかく、今は、この台風2号の進路がそれてくれることを祈るだけです。
http://www.pagasa.dost.gov.ph/wb/tc_up.html
(Philippine Atmospheric, Geophysical and Astronomical Services Administration)