謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
今年も変わらずご交誼を賜りますようお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
(マニラ・ズーで…。後ろの3匹は「ギニア・ピッグ」、ブタさんです。左奥の白いのはウサギさん。うまく共生してる…。)
(微笑ましいお二人さん…、目を凝らして見つめる先は?)
(ギニア・ピッグ・Guinea Pig…、かわいい。初めて見ました!)
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
今年も変わらずご交誼を賜りますようお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
(マニラ・ズーで…。後ろの3匹は「ギニア・ピッグ」、ブタさんです。左奥の白いのはウサギさん。うまく共生してる…。)
(微笑ましいお二人さん…、目を凝らして見つめる先は?)
(ギニア・ピッグ・Guinea Pig…、かわいい。初めて見ました!)
様々なドラマがあった今年も、もうじき幕を閉じようとしています。
今年は、このブログ等を通じて、新しく友人ができたり、懐かしい人から連絡やメッセージをいただいたり、出会いや再会の多い年でした。私の周囲、プライベートでも、いろいろとおめでたい出来事があり、幸せな一年でした。
一方で、ここマニラでのロング・ステイ中、身の回りでいろいろなハプニングも起き、日本でないことのリスクを改めて感じさせられた年でもありました。
(年末のロハス大通り、ベイ・ウォーク)
それでも、年内にはその多くをリカバリー、回復させることができ、安心して新年を迎えられそうです。おかげ様です。
皆様も、どうぞ、よいお年をお迎えください。
シスター「テレジア海野」記念日(第20回)(昨年の記事)
(12月31日-Sister Theresia Unno’s Day)
いっしん上の都合により(都合の良い言葉だ)、しばらくの間、当ブログを休止させていただきます。ぼちぼち、次のステージへの準備を始めようかなあ…(^^;)と思います。
吉田拓郎:今日までそして明日から kyo made soshite ashita kara (つま恋 ...
皆様も、どうぞお元気で。See you!
「サラマッポ! Salamat po!」(ありがとうございました。)
-Isshin
今、フィリピンで話題の動画です!↓
Cebu Pacific FAs dancing
(FAsとは、Flight Attendantsの略です。)
セブ・パシフィック航空の客室乗務員たちが、離陸前に、シートベルト着用の仕方や、緊急時での対応(救命胴衣や避難経路など)を案内するのに、「ダンシング」…踊っています!
離陸前の飛行機の客席。ディスコ風な音楽とアナウンスに合わせて、オレンジ色のコスチュームを身にまとった女性乗務員たちが、シートベルトを手に飛び跳ねながら客室通路に現れ…。かわいいけど、どこか違和感を感じるパーフォーマンスが繰り広げられます。そして、ダンスを交えた説明の後には、乗客から拍手が…。確かに、離陸直前の緊張感は多少ほぐれるかもしれませんが…。
使われている音楽は、Lady Gagaの『Just Dance ft. Colby O'Donis』だそうです(介護者が教えてくれました…)。こちら(Lady Gaga)の動画も凄まじい…。↓
Lady Gaga - Just Dance ft. Colby O'Donis
(Lady Gagaの過激なパーフォーマンスには、宗教団体等を中心にクレームも出ているそうです。)
セブ・パシフィック航空の客室乗務員の、このパーフォーマンスについて、フィリピン国内では賛否両論、ちょっとした論議を呼んでいます。
エンターテイメントとしてはなかなか(フィリピンらしい?)かもしれないけど、やはり命に関わる大切な事は、普通に説明してもらった方がいいかなあ…、と個人的には思います。初めて飛行機に乗る人にとっては、ダンスに気を取られて、肝心の説明を聞くのにも身が入らないのでは…。
それにしても、この動画(You Tube)、わずか数日間で766万回ものアクセスが(現時点で)…!そのインパクトのある映像と、テレビ等メディアのニュースの影響力のすごさ、また、フィリピンでいかにインターネットが普及しているか分かる気がします。
一方、最大手のフィリピン航空(PAL)は、今年8月初めに、パイロット(機長と副操縦士)25人が突然辞職したために、飛行機の欠航という事態にまでなったのは記憶に新しいところ…。そして今は、客室乗務員定年の引き上げなどを巡ってストライキを含んだ労使交渉が深刻化…。5日には、とうとうフィリピン航空労組側と経営陣の最後の交渉が決裂。客室乗務員組合(FASAP、組合員約1600人)は、10月下旬にもスト入りする構えをみせており、今後の判断はスト通告を受けた労働雇用省に委ねられることに…。というニュースがありました。
フィリピンの「空」は、大丈夫だろうか…?
いつも、私たちをあたたかく迎えてくださるマルティン神父様・Father Martin。15年間、マラテ・カトリック教会で神父を務められています。(フィリピンに来られて44年…。タガログ語、ビサヤ語、イロカノ語…とフィリピンの各地の言語も堪能でいらっしゃいます。アイルランドの方です)。↓
この「Misyon」はタガログ語。「Mission」(伝道)の意味です。
マラテ・カトリック教会には、ミッション展示コーナーがあり、先日、マルティン神父様が案内してくださいました。
最初の部屋に入ると、センサーで自動的に照明がつき、そこに「Neal Oshima」(ニール・オオシマ)さんという方の写真パネルが展示されていました。ニューヨーク生まれの日系3世で、フォトグラファーとしてのお仕事の関係でフィリピンに在住されているのだそうです。
そして次の部屋に入ると、照明と音楽(グレゴリオ聖歌)が…。その部屋にかけられていた絵画です。↓
フィリピンの歴史の、主だったシーンも描かれていました。
そして、4番目の部屋には、太平洋戦争で被害を受けたマニラの写真の数々が…。白黒ながらも、当時の悲惨なマニラ、壊された教会の姿を、生々しく伝えていました。↓
その部屋のの一角の展示物。1945年2月17日のマニラ…。
ミッション展示コーナーは「Remedios Jubilee Mission Center」という建物の2階です。(許可を得て、どなたでも入ることができます。)↓
先日、教会の敷地内で、年老いた女性に、
「日本人(ハポン)かい?戦時中のひどさといったら…。私の家族や親戚の中にも、戦争で命を落としたものがいる…。(犠牲者のために)祈りなさい…。」
と話しかけられました。
フィリピンでも、戦時中に起きたことを知る生き証人は、高齢化により年々少なくなってきていますが、歴史の真実はいろいろな形で語り継がれています。
SM Mall of Asia -SMモール・オブ・アジアのクリスマス・ツリー(2007年)
楕円形の天窓も明るくていい感じです。2006年5月に、マニラ湾岸の埋立地にオープンした、東京ドーム8個分の敷地というアジア最大級のショッピング・モールです(愛称モア・MOA)。
秋分の日の話題の次に「クリスマス」の話題もなんですが、フィリピンでは「-berの月」に入ると、巷では「もうすぐクリスマスだあ…。Malapit na ang Pasko!」などとささやかれ出します。9月(September)、10月(October)、11月(November)、12月(December)と…。まだ3ヶ月も先ですが、9月に入ってからもうカウント・ダウンが…。ちなみに、今日で「あと90日」です。
モールではクリスマスの飾りのコーナーも設けられ、街中では「パロル・Parol」と呼ばれるクリスマス・ランタンが売られ始めました。パロルにも、クリスマス・ツリーと同じように、キリストの生地ベツレヘムの星☆がデザインされていて、キリストご降誕の象徴として、フィリピンでは欠かせない飾り付けなのだそうです。
ちなみに、クリスマスはタガログ語で「Pasko・パスコ」、「メリー・クリスマス」は「Maligayang Pasko!」。人口の9割がクリスチャン(キリスト教徒)のフィリピンでは、三百年以上に及ぶスペインの植民地時代に、スペインから伝えられたキリスト教を受け継ぎながらも、フィリピン特有の文化が築かれ、生活に根づいたものとなっているようです。
こちらは、フィリピンのエンターテイメントが生み出した大衆文化。クリスマスには、フィリピン中が歌って踊って…。↓
Pasko Na Naman, Merry Christmas Ang Bati, Noche Buena
(『パスコ・ナ・ナマン』♪またクリスマスがやって来たよーっ。)
The Return of Boom Tarat Tarat (9.01.07)
(2006年に流行った『ブーム・タラッ・タラッ』)
「クリスマスだよーっ。♪ブンタラッタラー。」軍人さんたちも踊ってます。この映像は2009年1月のもの、今となっては懐かしいWowowee…。
Otso Otso Music Video
(その前の年に流行った『オチョ オチョ』)
「♪オチョオチョー オチョオチョー」老若男女みーんな「オチョオチョー」…。
カウント・ダウンといえば、先週はイチローが「10年連続200本安打」という大記録を打ち立てましたね。200本へのカウント・ダウンが始まってから記録を達成するまでの早かったこと!
また、日本では白鵬が昨日までに61連勝と16度目の優勝を決め(シルベスター・スタローンの前で!)、双葉山の69連勝という大記録へのカウント・ダウンが…。
どちらも「海外」でプレーすることのハンディ、苦労を乗り越えての大記録…、「すごい!」の一言です。また、外国人に対しての周囲のあたたかい応援も、いいなあと思います。
「Our Lady of Remedies」(救済の聖母マリア)
マラテ教会・Malate Catholic Church祭壇中央の聖母マリアです。
9月8日は、聖母マリアさま(The Virgin Mary)のお誕生日だということです。
マラテ教会横の像には、このように書かれたプレートがあります。↓
「憐み深い聖母マリアさまのもと、このマラテ教会も、責め苦しめられているこの世界を癒やし、貧しく虐げられた人々、罰に泣いている人々とともに歩みます。
マラテの女性たちをも奮い起こさせた聖母マリア様は、人の命を育み、人生の尊さと戦争の愚かさを最も理解している、すべての女性たちの象徴です。
その女性たちとともに、イエスさまの約束された『戦争のない平和な世の中』となるために、私たちにできることを尽くすべく、ここに誓います。」
そして、キリシタン大名で、マニラで客死した高山右近とゆかりのあるサンタ・アナ教会・Sta.Ana Catholic Church。↓
「Santa Ana(聖アンナ)」は、聖母マリアの母で、祭壇中央の上方に祀られています。中央は聖母マリア・Our Lady of Abandoned。祭壇は、清楚な白いバラの花で飾られていました。
「剣を取るものはみな、やがて剣によって滅びん!」
金沢-Kanazawaとマニラ-Manila 高山右近
「最後に、フィリピンで名の通った日本人の一人『高山右近』について触れておきます。前田家の保護の下、その半生近くの二十六年間を金沢で過ごした高槻のキリシタン大名右近は、家康のキリスト教追放令により1614年に金沢からフィリピンに渡りましたが、悲運にもマニラ到着後わずか四十日余りで熱病にかかり、その生涯を終えました。しかし、その時のフィリピン人による右近追悼のミサは九日間にも及び(サンタ・アナ教会)、当時としては異例の待遇だったといいます。その右近が、『剣を取るものは皆、やがて剣によって滅びん。』という言葉を残しています。イスラム教徒とキリスト教徒が共存を模索し続ける、ここミンダナオ島で生活している私の心に、今、その普遍的なメッセージが強く響いてきます。」
(以前機関誌に投稿した記事より・2006年ダバオ市にて)
『Ave Maria・アヴェ・マリア』(シューベルト)↓
ANDREA BOCELLI (HQ) AVE MARIA (SHUBERT)
(テノール:Andrea Bocelli・アンドレア・ボチェッリ)
2009年5月25日に、ローマ・コロッセオ(コロシアム)で行われた「イタリア中部地震(4月)の被災地救援チャリティコンサート」より。
アンドレア・ボチェッリさんは、12歳の時にサッカーボールを頭に受け、脳内出血により失明。弁護士になった後も、音楽への夢をすてきれずテノール歌手となりました。
※ 写真は、教会の許可を得て撮影、掲載しています。
先週、岡山カトリック教会の荻神父が、マニラにお立ち寄りの際に私の拙宅を訪ねてくださいました。
荻神父さま(右)と小さな友人エッツェル(中央)
カトリック広島司教区と、フィリピンのルソン島中央部太平洋側に位置するインファンタ教区(オーロラ州、ケソン州)が姉妹教区で、荻神父は、毎年、親善と交流を深めるために来比されています。また、このオーロラ、ケソン両州は、よく台風の被害を受けることがあり、その被災地への寄付もされています。
カトリック広島司教区公式ホームページ
インファンタ教区
荻神父と初めてお会いしたのは、9年前の2001年でした。私は、マニラ南部のラス・ピニャス市に住んでいて、荻神父は、ケソン市アテネオ大学・Ateneo de Manila University のEAPI(East Asian Pastoral Institute)に滞在されていました。
私の大学の先輩で、日本福音ルーテル教会東教区 - むさしの教会(プロテスタント)の大柴牧師が、荻神父を紹介してくださったのがきっけでした。
これは、2001年9月、荻神父が初めて、ラス・ピニャス市の借家を訪ねてくださった時の写真。近所の小さな友人たちや介護者に折り紙を教えてくださいました。折り鶴の折り方を一度で覚え、得意げにポーズを取っているエッツェル(写真左)も、今年20歳になりました…。
お昼(暑いのにおでん…^^;)を食べた後、近くのマラテ教会へ行き、みんなでお祈りしてきました。↓
そして、私がミンダナオ島のダバオ市にいた時、年に一度は訪ねていたダバオ・オリエンタル州の孤児院ハウス・オブ・ジョイ House of Joyを設立・運営されている烏山氏のお兄様(神父)が、荻神父と同じ神学校での後輩だとのことを数年前に知った時はビックリ!世間は本当にせまいものだとと思いました。
引き続きお祈りください。荻、キム神父 (ハウスオブジョイ日記より)
海外安全ポームページ(外務省)「フィリピン情報」↓
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=013#header
最近掲載されたフィリピンの治安情報です。↓
フィリピン:マニラ国際空港深夜到着便利用者の強盗被害に関する注意喚起(2010/08/27)
タイ,フィリピン及びラオス:日本人旅行者の詐欺被害多発に伴う注意喚起(2010/08/10)
フィリピン:ミンダナオ島サンボアンガ市における爆発事件の発生に伴う注意喚起(2010/08/06)
フィリピン:デング熱の流行(2010/07/23)
そして…、
ブログ「マニラの微風/ウェブリブログ」内のテーマ「事件簿」の記事には、たくさんの日本人の事件・被害が掲載されています。↓
事件簿 (74)
マニラでは「天国と地獄が隣り合わせ」とも言われます。渡航の際は、くれぐれもお気をつけください!