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・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 磯治の釣り日記Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・

魚をつるあり,人をつるあり,自己をつるあるべし,道をつるあり, 道につらるゝあるべし「山水経」(抜粋) 道元『正法眼蔵』

No.802 ブトイカ不在の秋イカ釣り

2024-10-04 14:02:51 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2024年9月30日(旧暦8月28日中潮1/2)
釣行先 :山陰日本海

9月初旬のイカ釣りは、今季最高 三桁超の好漁で夏イカはこれまで?次の釣行は秋イカ 小型ながら身厚でずんぐりのブトイカが大集合?
出番を待つことひと月、間が空いて丁度気圧の踊り場にはまった一日のみのピンポイント沖出となった。

時化続きで出漁実績が無いので釣況は不明! 地元市場のセリではひと箱(4kg)4万円の高値!とにかくイカは貴重品並みの様だ。
一日のピンポイント沖出と言っても風はそここそ有り、揺れに強くないメンバーは意識的に胃袋を軽くして備えるありさま・・・
開始後2時間近くでパラパラ~ それも秋イカでなくて剣先の大型が上がって来た。遠くに見える漁火は僚船の様子、無線が入って来てまだ
船中でスルメ一ハイ! 場所替えを余儀なくされている。



波は許容範囲ながら風は東から180度回って逆向きになる、仕掛けは落ち着かず責め所も難しい釣りとなった。
時々引っ張る場面で、上がるのは胴長40近くの剣先イカで時には2~3ハイ群れている。
連荘叶わず、時間もまばらで盛り上がらない、おまけに喰い棚は底近くから中層 時には水面直下(10m前後)と驚くほど変化の多い
責め所を迷う釣りとなった。
二本竿のうち一本を落とし込みサビキ仕掛けに替えて誘ってみると、ベイトフィッシュ 小アジのやや大きいのが多点掛かる!
底まで降ろして獲物が喰いつくのを待っていると、本命の当たり? ベイトがベイトだけに青ものの一発当たり?と思いきや引っ張り具合は全く違う。
 青物でなくて真鯛の引きだ。お隣が先に60超を挙げた。続いて同様の引きで、私のは50くらいの食べ頃雌鯛でニッコリでした。
本来なら大物仕掛けにイカをさばいて内臓とゲソを付けて降ろすが、餌に使える小イカが来ないからいつもと違うスタイルでした。
真鯛 イサキ レンコ 鯖 鯵 イカ釣りの土産にしては毛色の変わった魚種でしたが、まあ何とかお土産にはなりました。

この時期は、秋イカ狙いで サゴシの猛攻を避けて工夫の釣りになるところ、秋イカは姿を見せず季節外れの大剣中剣が主体の釣りとなった。
サゴシの猛攻は無かったが他、道糸にメーター合わせでつけた目印をうっかり消し忘れ! 50m点 を見事にぷっつりやられた!不注意!!
サゴシは育って生息域を変えるが秋イカが全く掛からない現状では、今年の秋イカは 無いな・・・ と言う感じですね。


No.800 山陰白イカ blog通算20年 800号

2024-09-03 16:22:07 | 山陰高級五目釣り
釣行日 :2024年9月02日 (旧暦7月30日中潮2/2)
釣行先 :山陰日本海
 
迷走台風 進路が定まらず山口県から山陰直撃? しばらく様子見で、1,2日どちらも出港可能 うねりが収まるのを待って2日出船。
最近は潮の流れが定まらず、昨夜は速潮で釣りにならず今日は場所を大きく変えてのチャレンジです。

9月の声を聴くと日暮れが早まり、時間つぶしと思いきや乗船を促されていざ沖へ!

第一投で潮の様子見、中棚までは右に流れて底潮は強く左に振る! これ以上二枚潮が強くなると釣果が?です。

台風通過後の東風がほぼ安定して逆潮ながら適度の潮流で、仕掛けの入りも良さそう!これなら入れ食い!???
 


底狙いから順次棚を上げて25mの浅棚でコンスタントに当たる!スローで追い食いさせて多点掛けるも、潮に押されて
海面近くでは横長に流され お祭り・船底張り付き 多点掛けは考えもん! だ~

当分の間は多点掛けを抑えてトロ巻きも早めに手返しを早くして、数と型と良い調子!
終わりころは底近くで良型ヒット、数も三桁クリア出来て 何時納竿しても後腐れ無しです。
いつもより2時間近く早めに納竿してゆったりと帰港。 みなさん 堪能! 言うこと無し
いつもより時間的余裕十分で、汗をぬぐって爽快! ゆっくりの安全運転で帰路につきました。

No.799 最盛期のシロイカ釣行

2024-08-23 20:41:37 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2024年8月21日(旧暦7月18日大潮3/4)
釣行先 : 山陰日本海

お盆の行事も過ぎて活動再開と行きたいところ、瀬戸内のフィッシング本船はリニューアル上架中で遊んでもらえません。
日本海のイカ釣りは初夏のイサキに続いて昼夜リレーでイカ狙いに入るも、ひと月早いイカ好調も掛け声倒れで結果が出ないまま・・・
やっと乗船OKサインが来たが、(満月だけど曇天見込みのGoサイン)出船の頃には雲は薄くなるばかり。どうなることやら?
 

胴付き6本スッテ 二本竿で棚を分けて様子を窺うも中々載ってこない。 舳釣り座で良型(居残り剣先?)が上がりだした・
大艫は灯が弱い所為もあってか、秋イカの小型がぱらぱら・・・
内蔵と切り分けて魚狙いにはちょうど良い付けエサ! 大鯛が来るはずが当たりが薄い!。小型?食い込ませて合わすと強い引き!
浮かせてみると良型の日の下(チカメキントオキ)。

風も潮もじんわり変わりながら、大きな月が顔を出して来た! 経験的には大体10時11時方位辺りまでは食いが止まらないはず!
初めころは底で小型だったが、中棚狙いに寸止め即当たり!高効率が巡って来た!シロイカの肉厚なのが混じって秋イカ新子か?
小型ながら食すには美味な絶品です。 大中小 交じりだが悪くはなかったですね。


魚の土産も狙ったが、いつもとは様子が違いました。やはり18夜月の明るさは嫌うか?大物の当たりは無かった。
日の下2 レンコ1 大型アジ1 小イカ10パイ近くをつぶした割には期待外れ。
後半は二枚潮が酷くて底棚では当たりが無くなった。中層やや上で中型の多点掛り連発! 月が高くなるまで暫く楽しんだ。
結果は、満月の割には良い釣りができました。今シーズン伊4月のイサキ5月6月昼夜リレーでイカは貧漁だったがやっと獲れました。
大中と小型が半々 スルメ良型8 合計では 100>n>90  例年の絶好調期なら軽く三桁超の所、今季ではまずまずの満足すべき結果でした。

好調期が遅れてまごまごしてたらサゴシの猛攻が始まれば、これまた厄介な釣りを余儀なくされる。 次回釣行どうなりますか?

No.771 山陰沖 ギリ! の沖出

2023-12-31 16:03:58 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2023年12月27日(旧暦11月15日大潮)
釣行先 : 山陰沖日本海

秋冬の日本海 釣物は、シロイカ(ブトイカ)と 身がしまって脂が載った真鯛やキンメ(日の下)それにブリヒラマサが飛びついてくる。
今年は11月12月と荒れ模様の天候で、計画日程がことごとく中止で年末にやっと沖出が叶った次第。まさに、ギリギリの納め釣行となった。
予定ではこの日だけ風が落ちて出られそうとの予測が、風が落ちるのが遅れるので午後から夜の時間帯で出るとのこと。
うねりが残って酔い止め飲み忘れでふらつく釣り士も出る始末。
潮は予測以上に早く、夜は満月のお月さんが煌々と照って(イカは絶望)漁火の効果薄い所為か期待の獲物も顔を出さない。






夕方の時合に、日の下狙いの流し 特製付けエサ も余り気味。
数は少なかったが、掛けたのは結構デカイ(約50)釣り応え十分の本命(日の下)それに珍しくアマダイの良型を掛けた人も。
夜に入ってヒラマサ・ハマチ・黄カナ・ウッカリカサゴ・他お土産は確保できたが、イカやベイトが寄ってこなくて狙い十分とは行かなかった。

今年の初夏から秋口の釣りは狙いを上回る釣りが堪能出来ました。
来年も、季節風が消えるころには今回のリベンジに出たいものです。
船長さん 釣り士諸兄 お世話になりました。 来年も良い釣りができますように、よろしくお願いします。
 

No.406 日本海 秋イカ

2023-10-25 17:08:00 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2023年10月24日(旧暦9/10長潮)
釣行先 : 山陰日本海

今月のイカ釣り 月初めの予定が天候不順で20日遅れでやっと出ることができた。
昨夜は、秋イカ(ブトイカ)が揃って数上がっている。昨夜の実績では多い人120くらいとの話。
準備万端整えて、玄関先に道具一式積み上げて仲間のお迎えを待つ。 大型クーラー 年代物のタックルバッグ サブクーラー それに着替えや間食詰め込んだリュック 荷拵えは要領よくまとめることが必須ですね。

予報通りの気象海象で久しぶりの乗船沖出は気持ちがいい。昨夜のデータ 沖に出なくてもバッチリ好漁と言うことで近場ポイントで掛かる。舳に見えるパラシュートアンカーは今夜は出番が有りません!


潮流と風向きが同じで釣り易そうです。潮速も早すぎず軽めの錘でスタート。


暫く棚を探ってやや浮き加減の棚でヒット、最初は丁寧に初フィッシュゲット。
当たり棚一直線! 誘って載ったら追い食わせトロ巻き、二本竿を交互に釣る瓶つり。上手く載せたら6本仕掛けに6ハイ付いて上がってくる。
これは!数稼げそうです。いずれ喰い止まり、下でフィッシュイーターがたむろ始めると極端に食いが止まる。 
後半に怪物退治の大仕掛けを準備、生きのイカを切り分けて大鈎に刺して底で待つとすぐに当たり!結構強く引っ張る!
上げてみると大きすぎない大鯛です。次は、レンコタイ3匹 中鯛が2匹 等 適当なお土産もできました。他のメンバーも真鯛を数匹ずつ取り込んでいます。

その後もイカは順調に載ってきて、20ひと纏めで7パックに刺し餌で解体したのが10余りですから150は超えたようです。
 




余り詰め込まないようにクーラーに収納して持ち帰り。
発泡ボックスに氷を敷き詰めて並べるとこんな感じ荷なりました。 船上でいち早く氷を敷いたトロ箱に並べておくと1~2日経っても綺麗な色艶が保てます(スーパーの陳列品みたい)。何せ、大型クーラーでも車載は80Lが限度ですから、三桁以上のイカと大型真鯛他を収納すると押し合って色は落ちる、上の方はきれいな色艶でしたが下に行くほど白化しています。

斯くして今季最高のイカ釣り終了! 沖に出れば、秋イカのずんぐり太いく成長したのが順に灘から出てきて型が揃うようです。
次回は沖で よく育った良型を狙い撃ち出来たらイイナ・・・

No.400 山陰 シロイカ 悪条件突撃

2023-09-13 18:31:53 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2023年9月12日(旧暦7月28日中潮2/2)潮
釣行先 : 山陰日本海

前回8月は全員三桁超えのレコードをマークして、今月も期待は大きい。
自然界の移ろいは避けられず、猛暑で水温も上がって潮はとても早くなっている、おまけにサゴシの出番で糸はブツブツ切られて釣りにならないことも・・・
おまけに獲物の食いは渋くて前日船長からの打診電話が来るも、速潮対策 サゴシ対策 準備完了で悪条件も無視しての決行でした。
やや懸念していた気象海象も問題なく、定刻に出港して速潮を避けるためやや灘寄りに投錨。西からの潮に東風の喧嘩潮!
先ず試しに重めの荷重で降ろすと、上潮は東から西に早い(逆潮=風潮)、どんどん右に傾いて振り切られる?中ほどから下は左に押してやがて真下から左傾斜で落ち着いた。
これは酷い二枚潮だ!!!!錘を120~150とシッカリ利かすから仕掛けは立つが、獲物の振る舞いが気になります。
サゴシの気配もなく、標準仕掛けと対策仕掛けを使い分けてみる。ワイヤーでも色太ラインでもまあパラパラ食っては来る。あまり期待は持てないかも・・・

            
            
前月並みの食いを期待している今季から参戦の後輩釣り士W君、順調にシロイカを上げているがやはり食いは渋くてなかなか数が捗らない。辛抱の釣りです。
暇なので、サビキ仕掛けで状況を探ると中小アジが数珠つなぎ、竿が硬いので垂直巻で動きを抑えて巻き上げないと順番に口切れで離脱していくのが良く分かる。
落とし込みタックルは有るけど期待してないからやらなかったが・・・(次回は、ヒラメ狙いでトライしてみたい)
大物用のシロイカ餌もできたので、W君の期待に沿って大仕掛けを降ろす。暫くすると前当たり その後突込みを見逃した? 船長現認? 持ち竿で聞き合せ・・・食ってる!
最初の感触は悪かったが巻きにかかると鈍重な手応え!そこそこのサイズだ!タックルは、若手二人に貸した残りのためリールのドラグ性能は良くない・・・
ドラグ緩めで時間はかかるが慎重に巻き上げる。結構三段引きの突込みが強い!侮れない! 船長が玉網を受けて待ってくれる。これは ガイナ奴だ! ・・・
デカい70超 の 雄鯛です。

              
その後イカの時合が来たが余り盛り上がらない。夜が更けるにしたがってサゴシの悪戯も増える。普通の仕掛けで胴中からぷっつり! オモリも取られた。
黒太糸仕掛けでも、サゴシの歯で削がれ傷が出て来る。スッテも皆さん1~2本は切られた様子。切られた普通仕掛けに替えてワイヤー仕掛けを試す。
黒太糸(10号)では、縦横とも万全では無いことが分かった。ワイヤ仕掛け(私が選んだ 番手・ナイロンカラーコーチング)では獲物の反応に遜色なくサゴシの悪戯には
難なく耐えることができた。サゴシにやられる被害甚大なのは、道糸PEを切られるとクッションゴムから下仕掛け全部オモリ迄ごっそり持っていかれますから。
道糸対策が第一ですね。

            
第二投は中々当たらない!イカの数増しに注力して大物竿がおろそかになっていたが、上げてみると餌は無い!シッカリした餌をかけて降ろすとすぐに当たり!
今度は突込みをシッカリ見届けて合わすとズッシーンと重い。さっき餌を付けなおしたとき気になった、ハリスにサゴシの歯型削げ傷・・・ハリスを変えようか・・・
そのまま降ろしたことが悔やまれる! 腹をくくって竿捌きで荷重調整ゆっくり時間をかけて寄せて来る。前のよりデカそう! W君も玉網構える船長も待ち遠しい・・・ 
これまた ガイナ奴!80超の大物でした。
大艫ではS釣り師が、これまたデカい真鯛に中型を加えダブルで上げる。でかい真鯛は数は持ち帰れないのでそこそこで許してやりました。
斯くして 速潮 サゴシ乱舞 の悪条件でのシロイカ釣りは まあまあの内容で終了。
いろいろ試したり楽しんだりで、メンバー皆さん得心しての帰投でした。
肝心なイカの釣果は、30~50弱 で 次回に期待することにしました。 

No.397 山陰日本海 シロイカ

2023-08-22 11:58:24 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2023年8月21日(旧暦7月6日中潮3.4)
釣行先 : 山陰日本海

7月は、お出での声は聞いたが調整つかず見送って結局スキップしてしまいました。
今月は何としても出なければ! 候補日程から盆明けのダレ潮でほぼベタ凪の日に出れることになった。ただ、熱暑で海水温が上昇すると潮流が速くなる恐れを懸念。
まあ、大潮から六日潮と落ちてきているので大丈夫だろう・・・
前日 Wさんグループが好調だったとのこと。

         
結果はクーラー満タン! 早めの納竿して熱中症予防ケア。とにかく二本竿のつるべ釣りで休む暇も無いくらい。小型が多いが地合いと棚を意識して入れ掛り状態。
6本スッテに2~3ハイ 時には満貫 気持ちイイー おまけに大剣クラスが混じるから仕掛けを手繰る手にずっしりと重みが載る。総数三桁超え遥か! 

         

写真はサイズ別サンプリング(釣果の一部)です。  2割強が 胴長40cm クラスの大剣中剣、最多サイズは20cm程度の小型=柔らかくて美味! 釣り方によっては中型と小型が半々くらいですね。
私は遠慮したが、おまけは、大物狙いのイカゲソ仕掛けを降ろして1m超えのヒラマサ 続いてゴマル超えの真鯛 を上げて〆 というオチも・・・

その後何日か経って近隣海域でのイカ釣り、浅場ということも有ってか? イカも魚も厳しい状況で 夢よもう一度とは行かない様でした。

No.388 今年初乗船 山陰沖 旬のイサキ

2023-05-15 20:21:33 | 山陰高級五目釣り

釣行日 : 2023年5月14日(旧暦 3月25日長潮)
釣行先 : 山陰 日本海

春の不安定な気象から、皐月こどもの日を過ぎるころには初夏の釣りモノ 脂の載ったトロイサキの季節が来る。
船長に沖出の日程設定を頼んだ矢先に、年長釣り士が欠落してメンバー再結成の対応を余儀なくされた。
また、内海夜メバル掛かり釣の漁師船頭さんが メバルでは凌が取れないと漁船を売り払ってこちらも空中分解!
中の一人が、山陰に参戦決定。(昔、イカ釣りで乗船し船酔いで徹底ダウン!! 再度仕切り直しでメンバー加入)
今回は、年に2~3度あるかどうかのベタ凪で船酔いの懸念は皆無でした。洗礼を浴びない分、次が怖いですね。

寄せ集めの道具を一人分ねん出してリハーサルも済ませた。あとは船頭さんに面倒見てもらう。

釣り座も船長の目が届く一等席を割り当て!(本来は磯治が座るところ)
古参メンバー二人は、今年初戦のイサキの期待に胸を膨らませて第一投!


朝一 狙いのポイントは反応が薄く移動でやや手間取ったが。尻上がりに調子が出る。

イサキの天秤吹き流し3本鈎仕掛けに、エライのが食いつきました。上に大型マトウダイ、中に50超えのヒラメ、先に本命イサキ。
水際の取り込みを慎重に! 上げてみて驚き! マトウは餌鈎に食いついた小型レンコタイを丸呑みして上がってきた。3本鈎仕掛けに合計4尾の獲物をゲットでした。 一挙に二大ゲスト いらっしゃーい!


電動釣り初めての釣り士のクーラー 中々ですね!(60Lクーラー)


古参釣り師 手返しよく数釣りが出来たようです。


釣り師磯治釣果 イサキ アジサバ 鯛三目 特別ゲスト大物 併せて 総数約80尾 80Lクーラーはまだ空白有り ですが・・・

今年 初出の釣行は天候にも恵まれ(昼前迄降雨の予報は外れて、合羽着用無し)、夕刻に差し掛かり餌も底をついたので納竿しました。


次は?続いてイサキ狙うなら、月替り早々に行きたいがメンバーの事情で中旬過ぎ! このころは当然ながら 白イカ主体で欲張って昼イサキを保険に、お土産満タン!と行きたいですが・・・



No.725 11月の山陰日本海 高級五目

2022-11-22 20:45:51 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年11月21日(旧暦10月28日中潮2/2)
釣行先 : 山陰日本海

10月末のキンメ シロイカ リレー釣行が、今年の山陰日本海釣り最後かな?と思って居たが好天気の巡り合わせでワンモアチャンスが巡ってきました。デカイ高気圧帯は北寄りですが幅広い東圧帯で吹き出し風はない様です。
狙いは一応 シロイカ 時期的に?なので昼間は五目 夜は青物を意識した段取りです。
 
シロイカは夏から秋に種類が入れ替わり、初秋はブトイカと呼ばれるずんぐりの小型で夏場の大剣中剣の剣先イカと入れ替わります。
秋が深まり初冬にかけては、イカの群れは沖に沖(隠岐)に移動します。ポイント目指して約25海里1時間の航行ですが、風波が無く快調です。
開始は高級五目狙いの胴付き仕掛けで、餌によって魚種を釣り分け?底鈎に宍道湖名物白魚(冷凍)上はアミエビ或いは切り身でを付ける。
着底したらすぐに食いついてきた。下は根魚上は鯛のような手応えです。上げてみると、小型のアオハタと上にレンコが2匹。
前回の 夢よもう一度! 日の下(チカメキントキ)の数掛けを期待したが、今日のポイントは違った!
レンコをたて続けに上げて、後はエサ取りのウマズラとか。
 
日が落ちて漁火点灯、右舷にイカ竿、左舷も最初はイカ竿(途中で青物竿に!)。底棚から探っていくが中々当たらない。
暫くすると大きく上下に揺動するイカ特有の当たりが出ました。慎重に上げると重い!デカイずんぐりのシロイカが上がりました。
後が中々続きません。後ろの釣り士はイカが来たけど途中でワラサに食われてイカ釣りは断念したとのこと。私は辛抱強く時間を
掛けてイカをやっと5ハイ上げて、6ハイ目に青物に齧られてイカ釣りを断念!
 
仕掛はライン モノフィラメント 22号 ハリス Fカーボン24号 鈎 伊勢尼ブリ23号 ごつい仕掛けですが時々鈎を切られます。
獲物は、でかいのはブリに近いワラサ ハマチ この時期一番美味いのはヤズですね。面白いのはデカい奴とファイトすることですが・・・
デカくて余り美味くないのでは面白くありません。ならば、今脂が載って美味いのは時折水面まで上がって乱舞しているシーラ(万力)を
狙い撃ちするか!表層近い棚で誘っていたら直ぐに食いつきました。万力の異名通り暴れまくりますが慎重に寄せてリーダーに入ったら
一気に引き上げて玉網入れした。

今日は一番期待していたお土産のシロイカは私は辛抱して5ハイ獲りましたが、他の釣り士はお土産に出来なかったらしい。
その代わりヒラマサを2~3本獲ってワラサよりも嬉しいお客でしたね。
シロイカは見るからにずっしりと太いデカイカです。浜値は一箱一万円 @\1,000 だそうですが営業用が殆どで小売店頭には並ばないかも?青物釣りは迫力あって面白いが、大型クーラーに入らないほど釣っても処理に困るので
そこそこでお終いにしました。
青物以外の高級五目は当初期待した釣りが展開できなかったので、バラエティーは乏しかったが、」今日も迫力満点!
充実した釣りを堪能することが出来ました。

次は、今週末 一つテンヤ 今季釣り納めです。 楽しみ!
じゃあ またね~

No.720 山陰日本海今季最終 キンメ 白イカ リレー釣

2022-10-29 19:12:23 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年10月27日(旧暦10月3日中潮1/4)
釣行先 : 山陰日本海

山陰イカ漁も秋が深まって来ると漁場は隠岐島に向けて灘から遠ざかると共に、夏の大剣中剣からずんぐり肉厚のシロイカ主体となる。
月の上旬 上弦までに沖出の予定が、天候好転待ちで満月も過ぎて🌑近くに千載一遇の最高の釣り日和でした。
イカ釣りは、前回の実績半夜で三桁 なんてのはこの時期は望めないから、日中は魚=良型チカメキントキ(地方名 日の下、キンメ)を、
夜はシロイカ主体(イカ竿二本または、イカと魚各一本)各自の狙いで、どんな成果が出ますか?
 
釣りやすさは流しですが、キンメ・レンコがぱらぱら、一級ポイントに掛かってキンメ集中すると、驚きの喰い付き!
 
胴付き仕掛けで適当にやって1~2匹、しっかり棚を合わせてしっかり追い食いを見極めると良型が5枚続きで上がって来た。
 
イカが主体だから、良型キンメなら10枚も獲れたら良いか・・・ところが、マル秘特効の切り身をキチンと刺して丁寧な竿捌き、
仕掛け捌きで多点掛けを逃さない。上がった獲物は直ぐに活〆と血抜きに手間取り足の踏み場もなくなるほど!

一寸今までとは違う強い引き!上がってきたのはマンモスキンメ。年に幾つも上がらない55cm 巨大なヤツ。
    
夕暮れで漁火が入ったらイカ竿を出して暫く偵察です。灯りが効いてくるとパラパラと載ってきました。秋イカはブドウイカと呼ばれ小振りでずんぐりが普通。今年は胴が太くズッシリの大型が半分近く混じります。上首尾です。
  
イカ竿二本でやってたが、左舷のを大物3本鈎フロロカーボン10号矢引長ハリス仕掛けに変えた。餌は活きのシロイカを解体し内臓と
ゲソ二分割したのを鈎に刺して下ろす。本命は80超90クラスの真鯛モンスターだが、何が来るかは分からない。
夏はマンモス真鯛90超 これはおでこ頭の色黒の牡が殆どだが、今の時期は逆に牝が多くてサイズは下がる。
今夜は青物 ハマチ・ヤズも来た。巨大なウッカリカサゴ(ボッカ)やマトウダイ、ボーナスはシマアジ!
 
斯くして最終結果は、シロイカ40前後(竿の割り振りで多少アリ)、キンメは20(予測よりも上出来!)。
夜の魚狙いでは、いつもは真鯛2~4枚のところ青物や高級魚等多目釣りで最高でした。真鯛は60クラス2枚。
これだけの獲物は大型クーラー(トランクⅡ 80L)でも入りきりません。サブクーラーも動員して何とか収納できた。

山陰日本海のシロイカ釣りはこれで釣り納め、昼釣りは出来そうだが冬型が多くなれば日程が限られて無理かも・・・

毎度ながら、漁師さん並の釣りが出来て釣り友皆んな最高の気分で帰路につきました。
船長さん お世話になりました。 次回も期待して待っていますから・・・

No.716 9月山陰日本海 秋イカ 釣行

2022-09-29 16:05:43 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年9月26日(旧暦9月1日大潮3/4)
釣行先 : 山陰日本海

台風の連続直撃で晴れ間が無い。台風一過でうねりの恐れが無いラッキーな月曜日あさに、お出で!の声かかりで、待ってました!
仕掛け作りはもちろん、器材部品も揃えてパッキング済ですからいつでも出発スタンバイ!
少し早めの到着でゆとりを持って出港です。海上べた凪! 夜半に小雨が落ちるかも? とにかく気象海象ベストコンディションです。
      
明るいうちはサビキと 胴付きスッテの 二本竿で様子を窺う。潮は思ったより早く無くて釣りやすい。
ケイムラさビキにアジや小鯖が飛びついてくるが、相手にする程ではない。偶にサゴシが突進して悪さをする。イカ竿は漁火が入る迄
おとなしい状態。点灯倒以後はスッテ仕掛両刀使いです。濁りがあるとのことで、一本は視認性の良いクラシックスッテ 赤白6本で
様子を見ていると、別なカラフルモダンスッテに載り載りになって来た。船長が、クラシックは変えた方が良さそう!と助言を呉れる。
少し出遅れたが、小型の秋イカを中心にふっくらした良型のシロイカも半々くらいに混じって調子が上がって来た。
小型の秋イカの群れだったりシロイカの群れだったり、底棚から中層迄結構変化する中でしっかり狙いをつけるのも肝心です。
  
イカの戦闘が一段落着いたところ(大鯛が寄ってきてイカが恐れている時合)で、真鯛仕掛けを下ろす。全長手のひら小のミニイカ
を活かしておいたのを泳がせで下ろすと、一発で!竿先が突っ込んだ。慌てずしっかり食い込ませて合わせを入れて巻き上げ。
どえらい重い!胴の強いAOMONOSPECIALだから負けないがラインブレイクが怖い!ドラグ緩めでゆっくり寄せて揚げ切った。
水面近くの魚影に大歓声! 真鯛モンスター!!! デカい! ふっくら太った綺麗な雌代鯛 10㎏近くありそう。80超でした。
                
その後もイカと大鯛両方狙いで釣り進む。鯛仕掛けはそこそこのが掛ったが、早合わせすっぽ抜け チモトが歯に当たって?のハリス切れ、おまけに
得体のしれない巨大魚!に食われて大幅タイムロス サメ?それともマンモスはた? 辛抱して寄せてみたら 座布団エイ だー !
がっかりどころかタイムロスに芽も擦って、真鯛の数追加はなりませんでした。他の人は良型雌鯛ばかり2~枚獲りました。
イカは、調子よく上がって80~100 くらい しっかりお土産をとることが出来ました。終盤は 潮速も上がって糸が斜めになるほどで
イカが載りにくくなったところで折しも小雨が落ちてきて、止めましょう!  キリも良く、良い釣行の幕引きでした。

No.714 お盆過ぎの シロイカ釣り

2022-08-23 23:50:01 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年8月22日(旧歴7月25日長潮)
釣行先 : 山陰日本海

お盆を過ぎて山陰剣先イカの各船釣況は上向いてきたようです。ただ天候は日替わりに近くスポットの凪は日程を決めにくいですね。
週間天気でこの日しかないと見てたら、イカに絞って出ましょう!と直前の出港決定。道具はイカ以外は置いていくことに。
 
思ったより近場のポイントで迷いなく投錨。潮流は早い! 通常120号だが150でも流される。200号で何とかやれそう・・・
竿はいつものをセットしたが、荷重200号で強い竿にセットし替えて釣り開始です。
第一投からデカいのが引っ張って来た。6パイ満貫!下は大剣 上は中型シロイカ ちびはブドウイカ、3種が同居です。
早潮で仕掛けが流されてポイントを外れやすい。大艫の釣り人は仕掛けの位置合わせに手間取るも、錘荷重調整で落ち着いた。
 
突如大きな当たり!運悪く後ろとオマツリで無理やりの回収! 上がってきたのはジャイアント真鯛 丁度80センチありました。
真鯛をお土産にしたい人は、ここぞとばかりにゲソ鯛仕掛けを下ろす。まもなく予定の3~4枚を上げて満足の様子。
 
イカが予想以上に多く獲れてクーラーが窮屈。真鯛は小さいのと交換して一尾だけ持ち帰りました。
剣先(大剣中剣)は一杯ずつ細長いプラバッグに収納、シロイカ・ブドウイカは10パイ余りを角形バッグに収納します。イカは多量を
一緒に詰めると発熱して鮮度が極端に落ちるので要注意ですね。簀子とかカゴで1パイずつ並べて収納するが、三桁を大きく超える
大量の獲物は分割収納が精いっぱいです。(画像は、最上部の剣先は裸で並べた状態で撮影)
潮が早くて限界の状況でしたが、200とか220号の錘を初めて使い頑張った。難しかったが釣果は抜群でした。今回は皆さん130程度確保で
大満足。私は最初から飛ばせた分、数はやや多く150で大型剣先40近くいました。全員大満足の釣行でした。

シーズン初期は今年もイカは数出ないか?と思って居たが、今回の釣況で往年の状況に戻った感じです。
秋たけなわになると剣先は隠岐に向かって沖へ移動、小型のブドウイカが主流に変わっていく。おまけにサゴシの襲来で時には戦意喪失
も有るので、状況が変わる前に来月の沖出は、夢よもう一度! 早めに出たいですね。
 瀬戸内海のテンヤ真鯛、太刀魚も佳境に入って行くので忙しくなりそうです。 

じゃあ またね~

No.711 山陰 シロイカ 第三弾

2022-08-02 14:55:21 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年 8月1日(旧暦7月4日中潮2/4)
釣行先 : 山陰日本海

月末🌑近くの好条件!週末には海象も落ち着いて待望してたグループさんから、台風5号6号連発で漁業気象も7~8mの強風予報が出て
残念ながら中止決定の一報、釣況情報も入らず。1日は安定気象で問題なく出船だが、釣???夜の他船netレポートでは40止まりとか!
相棒のユーモアは、わしらは二本竿じゃけ80はいけるぞ!  食い始めが何時頃になるかがキーポイントです。
(6人定員の所三人なのでいつも二本竿が常道なのです。竿単価で言えば6人分の水揚げして当然ですけどね)
 
日没薄暮をやり過ごす間はイサキ狙いに集中しました。前回ほどのジャンボの爆釣はあり得ないが、お土産程度。
イカ竿も構えて載りはじめを探るも、微妙な時間が過ぎてやっと載って来た。シロイカは小さくて当たりも取り込みも難点あり。やはり足切れが
多発、イマイチ迫力に欠ける。と思いきや、どん底のスッテに大剣パラソル級が来たあ~それから、スッテのカラーと餌巻きの
効果的な使いこなしでシロイカと剣先の混載が始まった。潮が決まらずgo & stop 二本竿イカ専念は効果出ず片方は胴付きサビキで
良型アジ・イサキ サバはやや小型でも楽しませてくれた。
 
大剣は胴長40~43㎝、良型アジは41cm前後でダブルも入って迫力満点。イサキ・サバは35とまり。ジャンボはもう居ない?
イカ竿ダブル効果は打ち出せなかったが、獲物総数ではイ行きました・・・私は左手負傷の片手釣法、シャクリの釣りなら
ギブアップですが、電動置き竿で何とかついて行けました。
今回釣行に当たっては、自分の手がやや不自由な分同行者に負担がかかること申し訳なく思った反面、いつも通りのメンバー揃って
の釣行が実現できて感謝です。同行釣り士のお二人にはいつもに増してお世話になりました。また、船長さんにも事前に、ダブルヒットの
取り込みとオマツリ時のSOS 頻度が増えてお手数おかけしますが助力をお願いして楽しい釣行が出来ました。みなさん有難うございました。

今後暫くは内海の釣り、一つテンヤも太刀魚もシャクリ合わせが必須で傷の回復に専念ですね。お盆前ギリギリ間に合うよう・・・
自分で納得の釣りができます様に! 事前の取り組みに専心します。 次も よろしくね~

No.708 山陰日本海 イサキとシロイカ 第二弾

2022-07-08 12:43:28 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年7月7日 (旧暦6月9日小潮3/3)
釣行先 : 山陰日本海

半月前に続いてシロイカ狙い第二弾。台風が西日本を縦断して通り過ぎたが、勢力は弱く衰退も早かった。高気圧の張り出しの勢力圏内で、
比較的穏やかな日が続いている日本海の気象予報を気にして居たら”明日おいで”とのお声掛かりでした。
まだイカが見通せないので、前回同様イサキとのリレー釣行を目論んだ。イサキはアフタースポーンですが、市場は高値維持だそうです。
陽が高いが早めに出港、イカのポイントから距離を置いて場所を作る。反応は悪くない。が安定するまでに何回か掛け替えして、本調子。
デカイのや小振りやら楽しい展開でした。餌撒きかごの上手な使い方と攻め棚を早く見つけて棚をぼかさない!正直ですね、ちゃんと仕掛けを
入れてやれば必ずヒットしてきます。
 
日暮れにイカのポイント確保で早めに動く。前回は、イカがさばらずイサキの猛烈アタックでしっかり荷は出来ましたが、イカはいつになったら
相手をしてくれるか? 今日も初めは半信半疑だったが、そう時間が経たないうちに載ってきました。

   
イカ竿と夜用イサキ仕掛け(前回爆釣)の両刀使いでしたがイカの活性が順調に上がって来てイサキなんか構っちゃおれない状態に。
6本スッテに2~3ハイから4・6と満貫も度々! 久しぶりのイカ集中で数は捗ります。但しサイズは小さいのが多い・・・!
 
小さいから無条件に上がってくるかと思ったが、未だ足の身が軟らかすぎて千切れるのが結構います。今回は簀子は置いてきたので
ジッパーバッグ詰めしました。サイズ別に A4 B3 15~20ハイを出来るだけ平らに収納、直接氷や真水に当たらないから身の白化は
防げます。型の良いのが揃いだすと、やはり簀子に並べて姿・色を保ったまま持ち帰りたいですね。

   
小さいのが多くて一寸迫力負け!? でもこれが凄く美味しい! 大小仕分けて 7バッグとなりました。皆さん大体100確保でした。

今日は良かったが、明日は「昨日は爆釣だったのに!」と がっかりの場面が無いとは言えないほど今年もイカははっきりしないようです。
まあ、次に出るころには大勢は判明しているでしょう。イサキは期待できないから、代替のお土産が心配になりますが・・・

ではまたね~