・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 磯治の釣り日記Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・

魚をつるあり,人をつるあり,自己をつるあるべし,道をつるあり, 道につらるゝあるべし「山水経」(抜粋) 道元『正法眼蔵』

No.420 9月テンヤ真鯛追っかけ

2018-09-28 20:17:04 | テンヤ真鯛
釣行日 : 2018年9月28日(旧暦8月19日中潮)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド : 瀬戸内福山フィッシングキッタカ 豊海丸

9月は10日24日に追加して28日にテンヤ真鯛のリベンジ追っかけ釣行を実行!
前回24日には釣友 岡山のMさんが初乗船の新人釣り師に大きく水が空く不本意な釣果に終わり、翌日連荘乗船リベンジ釣行を実行する決意を聞いていた。その影響?ではありませんが、前日にまだ空席有り急遽の参加も大丈夫!と聞くと練習に行ってくるか!!!
夜明けとともに出港した母港。海面も上空も穏やかにして晴朗で清々しい秋の一日の始まりです。
 
今日のお仲間釣り師は、同い年の師匠弟子コンビS師とD生=前回一日違いの擦れ違いだったが奇しくも予定外のドンピシャ同船。類は類を呼ぶ?・・・※◇△☐~ 更に同郷の釣り師S氏、家業の仕事が多忙ながら今日はテンヤ真鯛入門の日だそうです。竿もピカピカの筆おろし!楽しい釣行になりそうですね。
 
最初のポイントでいきなり強烈な当たり!合わせはバッチリ入ったが抵抗が強く中々巻き上げができない。ジーッ ジーッ とドラグが出る、少し巻いていきなり持っていかれた瞬間にプツッ・・・初っ端からラインブレイク!? リーダーがブチ切れてました。ドラグが何時もより気持ちきつい!とは思っていたが合わせが効いていいか!と何時ものルーティンを一寸甘くしてしまった☓△※やはり自分の感は大事にしないとネ 
   
そのあとすぐに良型がヒット!今度はバッチリ玉網入れしてやった~ 60には少し届かぬ、船長が「前のとどっりが大きい?「逃げた方です」(誰でもそう思うんですね)
その後潮の具合を見ながら場所移動、当たりは多いけれど中々鈎掛かりできない!船長もお友達も皆さん ああっ うーん くそ! と言葉にならない声が連発します。
最後のポイントで遂にやりました!生まれて初めてのマゴチそれも特大を掛けました。
  
記念写真の真鯛は60にやや足りない!それならもう片手に60超の特大マゴチで どうじゃ~

今日は前回より小型が多かったが、珍しいマゴチにヒラメも混じって10枚超を達成できました。
今日は計画表にない釣行でそれだけに狙いが有ったわけで、貴重な練習釣行となりました。

次は(台風24号が直撃コースをアプローチ中ですが)来週潮が小さくなって太刀魚の予定です。
家内が「真鯛はいい加減にして、型の良い太刀魚を!」と所望しております。そろそろ時期も太刀魚の季節に差し掛かってきて、釣り師諸侯には胸が高まる日々が続きますね。ガンバロー

太刀魚 たのしみ・・・   じゃあまたね~
コメント (2)
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No.419 彼岸季のテンヤ真鯛

2018-09-25 09:56:46 | テンヤ真鯛
釣行日 : 2018年9月24日(旧暦8月15日大潮)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド: 瀬戸内福山フィッシングキッタカ 第6豊海

「暑さ寒さも彼岸まで」昨日 秋分の日で今日は振替休日です。天気予報は崩れ模様から少し持ち直して終日曇 の穏やかな釣り日和が期待されます。釣り師たる者、雨振りを嫌がるものではないが曇空なら最高!それに暑くなく寒くなく、早朝はブルゾンを上に着て丁度よさそうです。
 
今日は岡山から足繁く通われている みや◯◯さんと一緒です。何回か前に70超含み二桁好漁上げて感心させられた印象が残っています。互いに健闘を祈ってエールを贈り(内心は今度は上に出たい!)楽しく釣り談義しているうちに魚場到着。
 
気象海象は静穏でしかも直射が射すわけでなく申し分無し。開始早々ダブル トリプルヒットで船上は活気付いています。獲物の活性も良くバンバン当たって来ますが、フッキングのタイミング合わせが上手く行きません。でも早々に良型が獲れました。隣席若手の当船初乗船らしいが、釣りのセンスは抜群と思われ次々に掛けて行きます。矢張り手の動きが違うんですね。獲物を引き付けるアクションに続いて繊細な当たりを見事に掛けていく一連の動作は、中々真似ができません。私も結構当たりは有るのですが、餌ばかり取られて獲物の数は差が空くばかり。釣りは、隣の人のことが気になるようではもう駄目ですね。自己確信と集中を意識していたはずなのに、今日は隣の釣果が目に入りすぎ!次回は集中力第一に戻す!
  
潮が緩んでくると当たりも遠のいて、朝一の活性がウソのよう!釣れるには理由が有った!もう少し早く開始していたら・・・果たして計算通りに結果が出せるか?これも疑問です・・・
場所替えと時間も過ぎて、またコンスタントに当たってくる場面に来た。最低でも10枚は獲りたいと焦ってみても、やっぱり外しが頻発!(下手くそ!)次にバチッ と載りました。途中から様子が違うと分かるほど強い突込みをくりかえす。先ほど上げたのが60丁度!こいつは70か?水面近くまで寄せてきて玉網入れ寸前でバチッ・・・ サヨウナラ・・・ チェックしてみたら孫鈎が袖の曲り際でポッキリ!フッキングが悪かった。唇でも刺し通していれば獲れたのに、顎骨を突いた状態で水面までがやっとで、太軸の鈎でももたなかった。
良型の記念写真は、孫が誕生日祝いにプレゼントしてくれたフィッシュグリップで獲りました。早速自分でHPを見たらしく「爺ちゃん フィッシュグリップ使とったね!」嬉しそうでした。
                    
今日の船上釣果は、多い人で13枚 私はメイカーは免れたが10には届きませんでした。
いちいち数を気にするものではないが、お隣さんが連続して竿を曲げるのについて行けないもどかしさは、ストレスになりますね。ここらあたりで頭を切り替える必要に気が付きましたよ。
バリバリの若者と伍して負け惜しみを感じる様では未熟も甚だしい・・・
「水に住むとき、魚を釣ることもあり、人を釣ることもあり、道を釣ることもある。いずれも水中の勝れたおもむきである。更に進んでは、自己を釣ることもあろう、釣を釣ることもあろう、釣に釣られることもあろう、道に釣られることもあろう。」己の釣りを楽しむことか・・・

最近はテンヤ真鯛を始めて太刀魚テンヤも同じく、技を呑み込むのに中々ついて行けない気がします。釣りの楽しさが減ってきた・・・年の所為ですかねえ・・・ まあ 自分なりに楽しめる釣りスタイルでボツボツ行きましょう。 同船した釣り師諸兄から「今日は磯治さんと一緒で楽しかった~」と一言聞いただけで「またよろしくね!」と明るく言葉を返す。これでいいんですよねえ。  次回は太刀魚です。 そろそろハイシーズンに向けて調子を整えないとね!

じゃあ またね~ 

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No.418 9月中旬シーズン開幕の太刀魚

2018-09-18 21:15:41 | 太刀魚船釣り
釣行日 : 2018年9月18日(旧暦8月9日小潮)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド: 瀬戸内福山フィッシングキッタカ 第6豊海丸

ようやく秋らしい天気が巡って来たようです。秋雨前線は四国沖まで南下しており、前線の北側地域は北の冷たい気団が前線に向かって吹き込んでくるので当地は涼しさを感じる秋らしいお天気。早朝の桟橋は薄雲の切れ間から青空が透けて見えるようで日中は好天の気配です。
 
前日辺りの船長ブログでは、型も数も大分良くなってきており皆さん楽しみにして集まってきた様子。お天気も良いので東へ一気に走るのか?最近好漁の報せが出て来た西の海域へ向かうのか?
今日は久しぶりに楽しいお仲間 すが◯◯ だん◯○〇 コンビ、そして嘗ておお◯◯合わせで太刀魚テンヤの速釣り数釣りの名手と言われた常連釣り師の顔も見えて楽しい一日になりそう。
 
釣りはじめは底15~20mは捨てて中層を!とのアナウンス。暫くすると底近くに良型が居る! とにかく当たりは頻繁にあるが中々テンヤに載らない!。食上げの典型的な瞬殺掛け合わせが成功すると、そこそこのが上がってきた。隣は嘗て”前当たりの前を!”大山合わせで数釣り実績を持つ名手だったが、今も同じダダ巻き釣法でしきりに当たりが出ない出ないと嘆いている。お隣さんの道糸がやけに斜めに入って気になると思っていたら、ついに絡まってきた。カウンタ50mで相手のテンヤが巻き付いていたが、リーダーを素早く切って道糸優先にしてくれたはず!でも、次の合わせでストンと高切れ、巻き上げると矢張り残り50mの所で糸が無くなっている。これがけちの付き始め?
バイトリーダー咬まれてテンヤ喪失・次は絶好の当たりを瞬掛け!ストンと道糸の高切れ!これが2回も続いて・・・今日はテンヤを5本失くして釣果も今一つ伸ばすことができない。ショックリーダーの長さが半減してたのにも気付かず=高切れ頻発の原因の一つかも?
             
太刀魚の捕食習性は年と共に著しく変わっている。テンヤ食わせ釣り、ジギング数釣り、咥えたらかけに行くテンヤ、早掛け、瞬掛け、今年は棚探しも!一つの技に向かって腕を磨いて上達を目指すつもりが、年と共に目指すところが変わっていく! そうじゃない! 相手(太刀魚)が行動を変えてくるから攻め方も変えざるを得ないんだ!”ボーっと釣ってんじゃないよ!”ダダ巻きテンヤに喰いつく昔の習性から、勢いよくシャープに跳ね上がるテンヤを追っかけて喰いつく修正に様変わり!リールのギヤ比(最大巻き上げ長さ)も解ってどう操るか?手巻きHGリールと電動リール手巻きシャクリでは全く違った誘いになる!ではどのように対処するか?”太刀魚に聞いてくれ!”と言うことなんですね。その年の太刀魚の捕食行動に、釣り方も道具の性能も合わせていくなんて、昨年までは思いもよらなかったが・・・
それだから少し年を重ねた常連釣り師がトップ釣果に顔を連ねていたのが、最近は昔を知らない釣り歴が浅い人たちがバンバン釣果を伸ばす。 ジグ振るなんて釣りの邪魔になるからやるなよ! 上級品を選んだジギングタックルや無数に揃えたメタルジグ、無用の長物に・・・
  今日の釣果は、若手(前が無い)釣り師たちが50超え!?我々叩き上げ常連(前を引き摺ってる)釣り師は相当差を開けられた。20から30余りの人が多かったですね。
 帰ったら手巻きリール全ての糸を巻き替えよう! 船長お奨めの糸にね。

次は潮が大きくなったところで テンヤ真鯛 。これも釣技のマスターが急がれる・・・ じゃあ またね~ 
  
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No.417 山陰白イカ ブドウイカ釣行

2018-09-14 07:27:56 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2018年9月12日(旧暦8月3日中潮初日)
釣行先 : 山陰日本海島根沖

台風20,21号が去ってようやく天候が戻ってきた が、今は秋雨前線の季節です。四国沖に有った前線が内海まで北上して、今日辺りから中国山地は雨雲が次々に通り過ぎるレーダー実況。秋雨前線の雨は強い風を伴わないので沖出は心配なかろうと朝から準備を済ませた。
雨具は必携、最近の釣況では場所(掛けた船)によりイカの釣果は大きな差が出ていて、おまけにサゴシが出没し運が悪ければ何度も仕掛けをやられるかも☓△※・・・

 
夕方近く、少し遅めの出港で餌釣りは手数倒れかも?・・・でもやはり鱗が有る獲物が土産に欲しい人たちは餌も仕入れて乗船。空は雲が低く少雨が降ったりやんだり、でも海面に白馬は飛ばずうねりがやや大きいかな?・・・
 
とりあえず胴付下駕籠仕掛けを下すと待つ間も無く小気味よい当たり。小型ではあるがキンメ(上鈎)底鈎には白イカが掛って上がってきた。直ぐにイカ竿も下す。懸念していたサゴシが邪魔をするが何とか釣りにはなっています。意図的に高棚で待つと期待通りのキンメがダブル、下にサゴシが摺れ掛りで上がってくる。イカ竿は水深70mの底でボチボチ載ってきます。大中剣の良型が上がってきます。この時期は秋イカが別名ブドウイカ(ブトイカの変化?)短身ズングリで身が柔らかいとても美味しいイカが本命なのです。しかし、久しぶりのイカ釣りで大きいのが釣りたい人はどうしても底まで下す手返しの悪い釣りを敢えてやってしまいます。
漁火が入って2~3時間もするとイカの群れ本体は上ずって中層から上層へ上がってくる。深度30~40mレベルで入れ掛り少し待ってトロ巻きすれば時には満貫(6スッテ総掛り)も珍しくない。底まで下して美味しくない大型(夏イカの残党)を一杯づつ喜んで釣るのと、小型ながら美味い秋イカを手返しよく数を上げる どちらを選択?・・・
 
底釣りしてれば、スッテに掛った白イカを大鯛が呑み込んでそのまま上がってくることも有ります。
今回我々は大鯛仕掛けは下さずイカ竿二本釣りしたが、背中釣り座で大鯛80cmと私に70cmが喰いついて来た。あえて大鯛仕掛けを下した人は60~80を3枚上げて満足そう・・・

 
今回の釣果は、本命白イカ 80~120ハイ/人
 大剣中剣狙って好んで底釣りした人や大鯛狙いの人はイカも少なかった。
私のクーラーは偶々掛った大鯛等を底氷詰めにして、イカは簀子三段重ね相当で90余居ました。
意図的に大中剣を20~30回転干し用に確保、あとは美味しい秋イカを数釣り集中しましたよ。
でも、懸念していたサゴシが予期以上にアタックしてきてスッテ切れは多数に、幹糸切断仕掛けと錘をまとめて取られたりやな目に遭いました。ワイヤ仕掛けなら釣果は遜色なく安全でしたが、ワイヤゲージとコーティング仕様組み立て部品の良否で有効性に差が出ますね。これはノウハウですから聞きかじりの適当!では中々上手くは行きませんからね。

イカ釣り堪能できたので、今後しばらくは瀬戸内海の太刀魚とテンヤ真鯛のトレーニングができます。 次は潮が小さくなるので太刀魚、その次はテンヤ真鯛!!! たのしみですね。

じゃあ、またね~




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No. 416 9月初旬のテンヤ真鯛

2018-09-10 20:35:59 | テンヤ真鯛
釣行日 : 2018年9月9日(7月30日大潮)
釣行先 :瀬戸内海
ホームグランド:瀬戸内福山フィッシングキッタカ第六豊海丸

台風21号が北に去って熱低に変わり暫く静穏になると思いきや、6日には震度7強の北海道地震が北の大地に大きな災難をもたらした。
列島上空は日本海沿岸沿いに秋雨前線が掛り、所により強雨が警告される状況!釣行日の予報では、前線が」瀬戸内海沿岸まで下がってきてゲリラ豪雨も有りとのこと。前日の釣況速報では、良い群れを捕捉して結構な型・数上がっている。
早朝の桟橋は小雨に煙り乗船時から合羽着用です。天気予報が災害絡みの警戒態勢を強調するので釣りに来る人も足が止まるのか? 乗船人数は限られていましたね。
 
雨天釣行はこの時期暑さを遮ってくれるから却って楽ですね。殆どの時間は小雨に止み間でお昼頃一時的に強い雨が来ましたが釣りには全く影響無しでした。釣り開始からいきなり良型が喰いついてきました。50~60に近いのが3連荘です。その後も当たりは続いて久しぶりに集中力と真剣度を上げて頑張りました。気を抜く暇がないので非常に良い訓練に成りました。当たりが出る予感!合わせる竿の角度!鈎掛かりさせる強度!三拍子そろって確実に掛った感触が出ると「よし!釣ったぞ!」と納得の充実感が堪りません。今日は船長が自信を持って魚影が大変濃いポイントを攻めてくれるので、当たりもそんなに途切れない。餌だけ獲られることもしばしば!さらに前当たりを感じても上手くフッキングまで持っていけないケースも頻発・・・上達したら3~4匹はクーラーの獲物が確実に増えていたのに☓△◇※・・・まだまだ伸び代(未熟さ)実感出来てこの先の方向がみえてきたような気がします。

 
釣果はご覧の通り最近の我慢の釣りから比べて良かったですね。型も数も良かった。
周り私を含めて4人で50枚超 一人10幾つですからね。
わたしのクーラーはロングタイプなので、中の獲物が小さく見えていけません!
レギュラーサイズ40Lに入れると満杯で大きさも迫力持って実感できるのですがネ。

きょうは 良型真鯛 つ抜け 達成! わずかな技の差であと3~4枚は増やせた実感有◎◇☐※¥$!!! 今後の上達が楽しみ!

太刀魚もシーズン入りの助走とトレーニングからそろそろ本気ムードですね・・・
テンヤ真鯛は真剣度が高まるし! 釣り師が本気度を高めて楽しむ季節到来です!
(釣趣よりも、何でもかんでも持って帰れる獲物の数優先!なんてんじゃ焦点が違いますね・・・)    流石に雨降りではシャッター頻度が減ります。
次がますます楽しみになりますね。 じゃあね~
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