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・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 磯治の釣り日記Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・

魚をつるあり,人をつるあり,自己をつるあるべし,道をつるあり, 道につらるゝあるべし「山水経」(抜粋) 道元『正法眼蔵』

No.705 山陰日本海 梅雨イサキ

2022-06-21 20:13:07 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年6月20日(旧暦5月22日小潮1/3)
釣行先 : 山陰日本海 

梅雨イサキのシーズンですが、入梅すると前線の影響でお天気の日が少ない。 先週のテンヤ真鯛は自分の不調で不完全燃焼。
日曜日・月曜日と山陰日本海も久しぶりの凪、それを過ぎるとまた高波の日が続く様子。急遽月曜日の昼過ぎ出港で話がまとまりました。
狙いは当然抱卵期を迎えて脂が載り切った絶品のイサキです。状況みて、夜の白イカもやってみましょう!とリレー釣の段取りです。


  
午後の出港の頃は無風状態に近く、沖に出ても潮流は弱く弱い風で船の向きが定まりにくい。上空は曇天で絶好の日和になりました。
今日の仕掛けは、天秤吹き流し 3本鈎仕掛けです。潮流が速くないのでやや短め仕掛け、天秤は金属単芯のが扱いやすい。
ハリスは、3.5 4 5 3種類準備したが、4号が良いようです。細いと絡みやすく癖がつきやすい。鈎は平打ちで良く光るモノ
 
移動後場所決めしてから船頭さんから棚の指示が出た。イサキボールと言えるほどの強い反応が出ています。一投目は軽く餌撒き程度で、二投目に
刺餌を付けて本格開始! 三本鈎の疑似鈎を除いて二本に餌を刺して下ろしたら、獲物は二匹だけでした。次は三本すべてに餌を刺して下ろすと、
直ぐに当たりが出て追い食を待って上げてみると、3匹上がって来た。40クラスの立派なジャンボイサキ!
船長さんが、三匹掛けで10回上げたら日暮れまでに目標30本確保!と気合を入れてくれます。釣況は、一投目 二本 二投目三投目三本 四投目二本・・・四投で10本と好調!でしたが、中だるみも有って日暮れまでに20チョイ止まり。刺し餌を変えてみたら、強い当りに
何かな? 慎重に上げたら 良型のチカメキントキでした。色々来ますね。

夜に入ってシロイカに集中!?スッテ仕掛二本竿を準備したのは良いけれど、そう簡単にはイカは載っては来ない。手持ちで竿ッていたら載った!
えらい重い感じで大剣?と期待したが、正体はスルメが二本ダンゴで上がってきました。その後は当り無し・・・
一本を胴付きサビキに変えて下ろすも当り無し。刺し餌付けて下ろすとアジサバがぽろぽろ・・・一発大物狙いで、強靭イサキ鈎6本鈎落とし込み仕掛
けを下ろしたが、小鯵が中々つきません。いろいろ棚を探って居たら中層やや下で強い当たりが出た!ジャンボイサキが上がって来た。
その後、棚を決めてイサキ狙い、昼よりも刺し餌無しで効率よくイサキが食って来て、絶好調!イカは今日はお休みです。
結局、夜も魚狙いで大忙し! 時には大アジ、表層にサバの群れが来ると仕掛けが下りずに中サバ、時には大型カマス 等々魚の数は増えました。
 
今日の最終釣果は、魚約100匹とスルメイカ2ハイ うち約70がイサキでサイズも状態も絶品、他にアジ サバ チカメ カマス・・・
イカの釣況は、頑張ってもつ抜けは難しい様子でしたね。中身もシロイカとスルメが半々混じりで、シロイカシーズンはもう少し先か?
次回に沖出する頃はイカも大きな群れになっていて欲しいですね。イサキは産卵を済ませてやや期待は下がるが、釣れたら嬉しいですね。

次は瀬戸内海ホームグランドに帰って遠征マアジ、そして一つテンヤ真鯛、胴付き テンヤアコウ 安定的釣果を打ち出すのが課題です。

暫くは梅雨前線とのにらみ合いになるのか? これだけは天まかせ ですね。
次は どんな釣りに成るか たのしみ です。 じゃあ またね~ 

No.700 山陰日本海開幕戦  高級五目

2022-05-08 17:14:38 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2022年5月5日(旧暦4月5日中潮3/4)
釣行先 : 山陰日本海

山陰日本海の釣行は、4月に入ったらリニューアル船の整備も完了するから!”と待機していましたが出番無くて、五月はGW明けから・・・と日程調整。
予定にないGW中急遽 明日5日出ましょう!との船長連絡が入って今年初の沖出となった。
天候は午前中にうねりが残るモノの海上波0.5~1.0mで好天海上波静穏、今年の初釣行は恵まれた天気の下夜明けとともに沖出です。
 
陽が高くならないうちに、日の下(チカメキントキ)を流しで狙います。
中々群れに当たらなかったが、流れの順に竿が曲がります。特徴的なのは激しい食い上げで120号の錘の竿が跳ね上がります。
じっくり追い食いさせて、8本鈎に幾匹載ってるか楽しみ! 
    
同じポイントでは長く続かず場所を変え替え食ってくる獲物を上げて行きます。
 チカメキントキ 沖メバル、真鯛  チダイ  蓮子タイ キンアジ カサゴ  7目入り混じりです。

 
ゆったりとした釣りを満喫して、夕方に帰港しました。 
数が多いのは、沖メバル 蓮子タイ (大判)チダイ、 日の下は10余りだったが一尾巨大なのを上げることが出来た。
アジは脂が載った絶品でしたがもう少し数が欲しかった・・・ 80L 大型クーラーはズッシリ重かったです。

月が替われば状況により次回は夜釣り(白イカ狙い)、の可能性が高そうです。今年のイカは来てくれるか?

No.681  秋イカ 追跡と 高級五目  

2021-11-18 14:11:29 | 山陰高級五目釣り
    

釣行日 : 2021年11月17日(旧暦10月13日中潮2/2)
釣行先 : 山陰日本海

夏のシロイカ釣りが尻下がり状態で、9月の秋イカ(ブトイカ)に期待したがリベンジチャンスを当てにするする事態に!
その後天候の不順で中止の連続!冬至を過ぎてやっとのイカ追っかけとなりました。余り釣況が把握できる状況でないので
魚狙いと抱き合わせの案内でした。希望的 大物狙いに照準合わせて餌も仕掛けも準備万端・・・
    
お天気は、平行二連の高気圧の間に入って穏やか、でしたが夜遅くには高気圧の吹き出し風で早上がりも覚悟。
 
日の高いうちから大物狙いの流し 開始。潮が動かず反応は弱い。船長が苦労しながらポイント選んでアプローチしてくれる。
一流しで誰かが一匹掛ける程度で意気は上がらない。陽が傾きかけて期待してたキンメ=地方呼称(日の下とも言う)正式には
チカメキントキ・・・が上がりだしました。ついに流しから掛りに変えて撒き餌で大物を寄せる作戦。仕掛けも餌も変えて攻める。 
メーター級のサワラ、それに近い鰤、やや小さいハマチ、ハタ(キジハタ・キハタ)、90センチのマンモス真鯛 等々 大物狙いは
充分に堪能出来ましたネ。
 
大物狙いと雖もメバル・チダイ・蓮子・アジサバ 等の数物がクーラーを埋めるかと思ったが様子が違いました。
イカ仕掛けも下ろしたが、私だけがほんの印し程度のずんぐりしたブトイカ=美味しそうな肉厚のを獲っただけに終わりました。
12月は、イカは捨てて 大物=鰤 狙いに集中して楽しみましょう!と船頭さんの笑顔におくられて風の出る前の早上がり帰途に
つきました。  冬型が多くて果たして出るチャンスに恵まれるか???

瀬戸内海では、今月第一節の太刀魚釣行は悪天候で残念ながら中止。その後は良型も混じって快調な釣況の様子でしたね。
そろそろ潮が起きてくる時期で、今週末は テンヤ真鯛=今季最終回 です。 しっかり締めくくりたいと思います。

 次の一つテンヤ そして 月末には待望の太刀魚 釣行が楽しみです。
じゃあ またね~ 

No.673 山陰白イカ(五目狙い)釣行

2021-09-29 15:57:10 | 山陰高級五目釣り
        
釣行日 : 2021年9月28日(旧暦8月19日中潮2/4)
釣行先 : 山陰日本海

この夏 悪天候に続いて緊急対策延長で遊漁自粛!やっと緊急対策解除が決まって順次優先順に出漁のお声が掛った。
夜のイカは低調なうえに斑が有って全く読めない模様。保険を掛けて昼の魚の土産確保して、夜のイカを攻める。
 
台風16号が接近中なるもこの地域までは影響は及んでいない。曇天ながら海面は静穏、沖のポインを目指して走る。
先ずは流し釣でチカメを狙う。
 
風は強くはないが逆潮となって、流しは極めて困難で本来の攻めが出来ない。私には良型チカメが食ってきた。周りではウッカリカサゴや
シマアジ等、正に高級五目の様相です。 珍しい高級魚 アマダイ 40cm超の良型が上がった。アジ イサキ 灯が入るとサゴシが
乱舞して、掛った獲物に食いついたり仕掛けを飛ばすなどわるさが目に余る。
イカの仕掛けを下ろすも当たりが無い。置き竿でトロ巻きにすると微かな当たり! 追わせてあげると小型のシロイカ 3連!
期待して追っかけるもスルメが一つ来ただけで 白イカは来ません。(3連で上がったのは秋イカ=ブトイカの様でした)
 
イカが居ない! 魚仕掛けを下ろして来るものを取り込む。アジ サバ 等も低調でしかもサゴシの咬み跡が着いたのが上がってくることも。
虎の子の落とし込み仕掛けも切り飛ばされて戦意喪失… 適時に切り上げて帰港となりました。
今年も秋イカは無理かも・・・ サゴシの攻撃が激しくなると夜はギブアップで 昼間の魚狙いで我慢するしかないか?

No.692 山陰白イカ 第三弾

2021-07-31 10:46:52 | 山陰高級五目釣り
  
釣行日 : 20210年7月29日(旧暦6月20日中潮3/4)
釣行先 : 山陰日本海 

台風6号に続いて8号が北上し列島を西と東に同時襲来の形で、この週は山陰沖は時化で沖出は無理かと思いきや勢力が急速に
衰えて海象は逆に低気圧帯の鍋底で風が落ちて絶好の釣り日和となった。
日暮れ時間待ちでの魚は釣況が良くないらしいが一応アジ狙の段取りで攻めてみたが、結果は情報通り良くはなかった。
イカは前夜辺りの各船釣況を見ると100近く上がるように成ってきたようです。
満月大潮から5日の下弦に向かう月が夜半に上ってくる。潮行きと月光の加減が如何に作用するか?
 
夕方出港して時間待ちの間、行灯籠でせっせと撒き餌をしながら魚を呼ぶものの一向に当たりが出ません。時々小型の鯵がパラパラ喰ってくる程度で、イカ仕掛けに取り替えた。
 
日没後も天空が白い間は見込みがない。相当辛抱してからポツリポツリとイカが載るようになってきたが小型が多い。
約ひと月前には新子は11,2センチくらいだったが手のひら大(15センチ)に成長してこれなら悪くはない。
時間ばかり過ぎても中々本調子の食いは立たない。丁寧に誘って確実に拾っていくしかない状況です。
 
相当我慢したころいきなり良型が4~6ハイ連で上がってくる。イヨイヨか!?と期待したが長続きしない。しっかり棚を探りながら丁寧に釣っていくと、いつの間にか籠は一杯になっている。きれいに並べてクオリティを落とさないように並べて収納。
 
最下段はフレーム組氷室(魚は氷漬け)、籠 第一段 第二段 第三段 二列で6かごです。段積み籠の周囲隙間に氷を詰めて収納完了です。
個人差は僅少で、大体100位でした。食いが安定せず気楽な釣りで無かっただけに若干ストレスを伴った・・・
獲物の量は十分で好漁の部類でした。 三桁超えの絶好調と言うのは、次回何とか実現したいですね。
イカもそろそろ灘よせから沖に向かって離れて行く時期になるから、夕暮れ時の魚狙いも期待できる。イカも良型混じりの好漁となれば80Lの大型クーラーボックスも溢れて、サブクーラーの荷物を明けて収納することに成る?(希望的観測ですが・・・)

月が替わって1日はアコウ 胴付き/テンヤ 第二弾! 非常に繊細且つ戦略的な釣りです。荒っぽく数を稼げばいい!なんて釣りとは比較になりません。釣技は無論 道具もマッチングしないと良いことにはならないのは明白な釣りです。
前回は 合格 でしたが 次回はどんな釣りに成りますか?  今からややナーバスになり始めた?・・・
どんな釣りに成りますか・ 楽しみです。 
じゃあ またね~  

No.689 急遽の参戦 鳥取白イカ釣行

2021-07-14 08:22:24 | 山陰高級五目釣り
   
釣行日 : 2021年07月13日(旧暦6月3日中潮2/4)
釣行先 : 日本海 

山陰白イか釣行はお天気次第で中々沖出が叶わない。片や毎週のように乗船を実現しているミノルさん!先月私のコンビ釣り友が入院前に行ける日程で入れてもらう計画したが悪天候中止!梅雨明け宣言の日、コンビ同行は無理で一人乗船仲間に入れてもらう。
岡山まで山陽道一直線だから早くて楽ですね。吉備SIC側の友人宅で乗り換え5人で境港へ直行。梅雨明け報道出ても県央から県境にかけて雨雲が濃い予報。まもなく雨域に入り港近くまで行くと晴天で釣り日和問題なし。
釣り座はくじ引きで公平に決められた。広い船だから何処でも気にならない。
快晴無風の海面を夕日を追っかけるように船出、途中で豪雨で流れ出た大量のゴミを避けて進む。沖に出るにしたがって水の色も気にならない。船頭さんは、自船の漁火が効きやすいように他船と離れて投錨。夕日が沈んで愈々釣り開始です。
 
事前に聞いてた通り比較的浅く灘寄せだから潮流も穏やかで、軽い錘で抵抗軽減仕掛け(細仕掛けスッテは4本まで)で楽ですね。
最初はチョロっと乗っていたが(しかも超小型)、だんだんと当たり頻度型も上がっていきます。時々スルメが悪さに来ます。
 
完全に暮れて灯が効いてくると群れが寄ったのか棚も絞られて釣りやすい。中剣程度の良型も来だした。でも新子の小さいのが半分を占める。
 
今日はイカオンリーで魚の収納を考える必要なし。底籠に新子をジッパーバッグに入れて並べる。その間大きいのが甲板に露出 時々塩水掛けるが船頭さんが早くクーラーに入れろと世話焼きの声が飛ぶ。
 
二段目三段目は簀子で高級イカをきれいに並べて収納です。上に成ると冷気が回らない懸念あり、二段と三段は時々入れ替える。

初めての船で様子が呑み込めず一本竿に集中した。手慣れた常連さんはイカメタル又は手釣り仕掛けとの二刀流で、数・型 を稼いでいた。

お隣も常連さんらしかったが、おっとりと一本竿で楽しまれていた。船頭さんがもう 5・60獲ったろう!と言うと、3・40位との返事。私ののペースはやや上の様でした。
結構楽しめたので船頭さんが少し時間延長して楽しませてくれました。多い人で三桁超、私は90位でした。
帰って新子の小さいのをイカそうめん試作=柔らかくて絶品!これは高級品の位置付けです。釣りはじめに小さすぎると十ハイくらい帰してやったが、これは惜しいことをしましたよ。
今日が梅雨明けでもう少し寒気団の影響が残るが、愈々シロイカシーズン到来です。

No.685 梅雨イサキと白イカ 今季初挑戦

2021-06-23 10:30:19 | 山陰高級五目釣り
  
釣行日 : 2021年06月20日(旧暦5/11若潮)
釣行先 : 山陰 日本海

磯治の釣りコンビのTちゃんが暫く乗船見送り。その前に一度白いか釣りに一緒に行く事を計画してた。
岡山のミノ〇さんに同行計画したが、候補日三日連続で悪天候中止! 別途当たってたお馴染みのH丸から急遽お出で!の声、 万障繰り合わせて
何とかTちゃんの希望を叶えることが出来た。船長も暫く来れなと聞いて調整して頂けた様だった。
白イカ ぼつぼつ上がりだした。日暮れ前に旬のイサキ(抱卵梅雨イサキ)幾らかの土産に出来たら最高だが・・・
天候は最高で海はべた凪、後は潮が動いてくれたら言うこと無し!
 
天秤吹き流し 3本鈎 コマセをポロポロ・・・最初は皆さん瓜ン坊が上がってくる。私独りやや高棚でジャンボイサキを掛けた。
ジャンボ2本と小型1本 上出来のスタートです。他の釣り士はどうしても底まで下ろして棚を探り上げて来る。下では小型が飛びつく。
おまけにコマセの筋が上下一定しないから獲物を引き付けるのが長続きしない。何度か流し替えてお土産は確保。
 
日没後漁火点灯、今の時期は沿岸寄りがイカのポイント。水深50m余りだが、どの棚さぐってもイカがさばらない。
偵察兼ねてイカメタルを下ろすと、浅棚で当たるがシマメ(するめ)ばかり。灯りが効いてきて白イカもぼつぼつ・・・
当たりはどん底最下部のスッテだけ!途中で 中ほどのスッテに載るのはシマメ!
 
餌巻きスッテも有効だが狙い撃ち一パイ 単騎 で引き上げで効率は頗る悪い。
更に約半分弱をスルメが占めるので、狙いの白イカは数が伸び悩み。
 
群れが固まって居なくて散発の当たりを丁寧に巻き上げる。パラソル級も結構混じって気色ばる・・・
魚とイカを上手に収納して持ち帰る工夫は結構大変! 底にバラ氷 第一段はイカ魚混載かご、二段三段は簀子に白イカを並べる。
大剣中剣はそこそこだが、アベレージサイズの白いかを数欲しかったですね。濃色のシマメがすべて白イカならgooなのですが。
 
パラソル級 胴長40cm超が並ぶ。イサキはジャンボサイズの抱卵魚体で絶品です。もう少し数が獲りたかった所です。
Tちゃんもほぼ同じ内容の釣果。今季初戦でイカ 約50パイ プラス 抱卵イサキのお土産で大満足の特別釣行でした。
潮が動いてくれたら白いか三桁も実現すると思ったが、兎に角釣りは「潮」が第一ですね!
ひと月待たずにTちゃん 戦線復帰するなら、時期的には三桁超が期待できそう・・・

No.656 山陰高級五目 今季最終戦

2020-10-27 18:21:36 | 山陰高級五目釣り


釣行日 : 2020年10月26日(旧暦9月10日長潮)
釣行先 : 山陰日本海(中深場)
山陰沖の日本海 夏から秋にかけて白イカを狙って沖出のチャンスを待つこと久しい!今年はイカの群れが消えて夜に沖出する船は
急速に減って、9月以降は予約辞退に陥った。それでもあと一度くらいは出たい!と月2チャンス程度の凪の順番待ち、昼の魚釣りをと
声をかけてくれた船長の誘いでやっとの沖出が叶いました。
気温も下がり秋らしいひんやりとする気候が落ち着いてきたが、移動性高気圧が北に偏って山陰沿岸は高気圧が来ても縁に位置して
吹き出し風で晴天でも強風の日が多く、今日はワンポイント 日がら風速1~3mで絶好の釣り日和となった。

主たる獲物はチカメキントキダイ(地方名「キンメ」)出船準備で大型クーラー トランクⅡ 80Lに氷を入れるが、 獲物が入らなくなるから少なめに!
との船長の声。定刻に出港してしばらく走ったところで日の出を迎えた。海上はうねりが有るが穏やか。

キンメは日が高いと食わなくなるので早朝と夕方が時合となる。狙いのポイントを流すが潮行きが悪く中々食ってこない。何度か位置を変えて流して、
やっと食い上げが激しいキンメ独特の当たりが出る。最初は良型が2匹上がってきました。こんなもんじゃしょうがない!
船長の顔色は冴えない。10本鈎に5~6枚は掛かるポイントなんだけど、潮の加減か?まあ 手返しを重ねて数を稼いで行く。上src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2d/469289654e10a146cea7d296eaad8354.jpg" border="0">
再びキンメ狙いで移動、一投での数が増える。良型が6枚も付くと結構重い!目論見通りクーラー満タンが近い!

上げては餌を刺して下ろし手早く活〆 血抜き 食い上げ当たりに巻き上げ連掛け誘ったあと回収。ルーティン作業が忙しいね!と船長が笑う。
日も高くなってきたので地方(じかた)に移動して掛釣りに変える。底物青物いろんな魚種が上がってくる。主体は蓮子鯛(キダイ)チダイ
平アジ、時には50cmあろうかと言うマトウダイやウッカリカサゴも食ってきました。

「高級五目」釣行 名前の通り豊富な魚種の成果でした。上の写真魚種別仕分け3枚と2台のクーラーに保存=釣り師磯治一人分の釣果です。

イカ釣りが消えて釣行の楽しみがお預けになっていただけに、メンバー皆さん今年の釣り納になるであろう釣行で大満足。
あわよくばもう1っ回・・・ 欲は禁物!最後と思うから船頭さんも頑張ってくれた。冬型も顔を出すと出船もままならないし!

斯くして今年の山陰日本海釣行はめでたく釣り納となりました。 

かたや瀬戸内海の釣りは、太刀魚が爆釣モードに入っている。テンヤ真鯛もあとひと月楽しめる。そうこうしているとメバルが始まる。
タチウオでは、ドラゴン狙い特遠征も期待される。神龍(シェンロン)さまの顔が見られる期待と緊張感も堪らない!
次はどんな釣りができるか、楽しみです。 じゃあ またね~

No.647 お盆休漁明けの白イカ

2020-08-20 11:29:23 | 山陰高級五目釣り
 
釣行日 : 2020年08月19日(旧暦7月1日大潮)
釣行先 : 山陰日本海

盆休明けとともに太平洋高気圧の張り出しが勢いを増して、山陰沖はやっと安定した気象海象が戻ってきました。
新月闇夜の大潮に出番が回ってきて、今度こそ三桁超のイカ釣り堪能間違いナシ!と各メンバー思いも新たに港に向かう。
天気予報では、海上波 0.5m 風は0~2m程度で好条件に反して暑さが脅威に感じられるほど今年の猛暑は異常ですね。
暑さを避け日暮れを待って出船。魚狙いは捨ててイカ釣り一本を決め込んで出たが・・・


夕日は海の向こうに沈んでいったが、イカは触ってきません。こうなると、めいめいに魚仕掛けを取り出して何が来るか誘い出す。
船長は、やっぱり餌(コマセ)持ってきたら良かったに!
 

それぞれ工夫してイカが寄ってくるまでの時間つぶし。小型ながら美味そうなアジと小気味よい食い上げ魚信のキンメ(チカメキントキ)を上げる。
一段目最初の収納ザルは魚になった、隣のイカザルは融氷水に浸るのでジッパーバッグに小型イカを少なめに密閉収納。
 
今日はイカ三桁狙い!遊んでは居られない。スッテ仕掛けの二本竿で釣る瓶釣りスタンバイ!棚が決まらぬから二本竿の意味は出ない。
ポツポツ上がってくるが小さい!絶好調の時間帯は訪れないから、潮の具合と時合を探って良型の群れが来た時を確実に攻めるしかない。
 
手持無沙汰を埋めるのはやはり魚狙い、活きの良い白イカのゲソ・内臓を切り分けて18号の三本鈎胴付きを下ろす。本来なら70~90cmの大鯛が食いついて
くるはずなのだが、これもちょっと様子がおかしいですね。結果は、大鯛は気配を見せず、キンメの良型がダブルで上がってきた。
合せて引き上げる感触がどうもよくわからない!横から”エイかもしれない!”???でも、時折シャープな引きが入るから
上げてる本人は高級魚の期待なのだが・・・
前回の実績を考えると、”サメかもしれない”・・・  結果は、良型キンメの一荷 二匹が互いに綱引きするから手応えとしてはおかしな感じに・・・

イカと魚の両方を追っかけだすとあまり良い事には成りません。 相棒がイカ集中で辛抱してると、大剣交じりの良型の群れに当たって10本近くを
足元にため込んだ。

今回も三桁超えはお預けで、期待の半数以下の釣果で納竿となった。
白イカ 100パイ超をきれいに持ち帰る二列4段の透かし容器はスカスカで、外道の魚(キンメ、アジ、サバ)が空白を埋める結果となった。

まあ 40~60くらい獲れば、最近の各船の釣果情報と比べたら悪くはない釣果ですからネ。僚船からの連絡では、時間延長で頑張る!との状況。良い事には成りにくい?・・・

白イカをきれいに持ち帰る。独特の色素細胞を壊さずに持ち帰る工夫。真水は大敵、袋詰めは圧着発熱で鮮度喪失! 冷気が通り広く並べるのがコツです。
一つ発見!白イカは背を上に並べるが、間違って背を下にしたら色素がザル目に反応して台無し!腹を下にすると模様は付かないんですネ。
まあ、イカ釣りは食材確保!冷凍が効くから大量確保してもあちこち配りまくる手間は皆無。半年近くに亘って、解凍しては 刺身・和え物・煮物・フライ・イカ飯
・半日干しイカ 等々食で楽しめるのは他の釣り物には無いですから。逆に釣り師としては、釣趣の点ではあまり面白くも迫力も無くて十分な食材確保に成らねば
虚無感が残りますね。次回は条件も真剣に読んで何とか三桁超の満タンと行きたいモノ!
次は、瀬戸内海で太刀魚と真鯛が待っています。 どんな釣りになりますか? たのしみ   じゃあ またね~


 

No.643 待望のイカ釣りは サメ退治と観月クルージング

2020-08-08 11:32:31 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2020年08月02日(旧暦6月13日大潮前夜)
釣行先 : 山陰日本海

7月の新月(21日)周りの沖出予定が長梅雨のしかも暴れ雨が繰り返して、梅雨の合い間の可能性もなくて月替わりしてやっとの順番が来ました。
先ごろまでの各船釣況は 100~140/人 くらいは望める様子でしたから期待を膨らませて、魚狙いは打っ棄って最初からイカに専念と決め打ち!
月齢13にもなると漁火の効き目よりも月光が強くて、イカは灯りの陰側しか食わないといわれているから・・・
 
日没と同時に仕掛けを入れる。周りが明るいうちは灯は入れない。いくらかは食ってきてもいいはずが反応がない・・・
暗くなって灯りが効いてくるころからポツリポツリと触ってくる。 やがて丸い月が雲間から照ってきた。
舳も艫も暇な状態。逆舷はそこそこ上がりだした様子。 でも、期待のペースには全然及ばない。
時間持て余して、貴重なイカをばらして大物仕掛け3本鈎に刺して底に下ろす。しばらくすると竿先が水面に刺さった!
強い引きだが様子がおかしい。大鯛狙いがどうも青物にやられたか? 先にヒットした右大艫の釣り師が巻き上げる途中でラインブレイク!
私は手持ちで慎重に巻き上げてみると、m超えのサメが上がってきた!!! あっちもこっちも食うのはサメばかり。これでは底のイカも恐れて食わない!?
釣り座によってはまあまあ確保したが、その他は私を含めてザル2ハイ程度に大剣中剣が数本と最後にサワラが1本上がった。
頑張っても時合いの食いが立つことは有りませんでした。 月夜の海の月光の照り返しの美しさを目にしながらの撤収でした。

今回は、Big Trunk のイカ専用収納構造を小型なら200パイ近くまで痛まずに持ち帰る工夫を織り込み完成した。
 
4段二列で 周囲に氷がびっしり詰められるスペース。往路は8枚を1列に収納して、半分は用具や食料が入る。

 


 
大物魚収納の場合は、上げ底フレームで約8cmのスペース確保。いかザルは3段6枚となるが130ハイくらいははいるから・・・

 
場合によっては、ザルの代わりに簀子を使えます。(イカの保全には最高だが全幅で段積みすると扱いが難しい)ザルだけで十分と思います。
次回は、万全を期して、やけてない つぶれてない 擦れてない 新鮮な白イカをたっぷり持ち帰る。

瀬戸内海は天候は気にすることが不要だから、潮と釣り物をローテーションするのみ。テンヤ真鯛・テンヤ胴付アコウ・テンヤ太刀魚 これからです!

梅雨が明けたら猛暑に注意! コロナ対策マスクは暑くて帽子装着用に改造した フェイスシールドがとても具合がよろしい!

十分な準備をしたうえで、新しい釣りの楽しみを!  次はどんな釣りが待ってますか? じゃあね~

No.641 嬉しい沖出 恵みの白イカ釣行

2020-07-28 06:21:04 | 山陰高級五目釣り
 


釣行日 : 2020年07月27日(旧暦6月7日小潮1/3)
釣行先 : 日本海 山陰沖
6月から始まった山陰白イカ釣り、長期の梅雨 しかも今年は終末期の激しい降雨が繰り返している。時期的には最高に面白いハイシーズンに
差し掛かってきたが、運悪く強風・波浪のため再三の中止の挙句に代替日程を中々いただけない昨今です。
偶々の知り合いからのお声掛かりで急遽乗船と言うことになりました。強弱の雨予報は時期的には避けられず、海上静穏ならばレインギア装備に抜かりはないからね。
往路の山間部超えとか、実釣中の海上でもやや強い雨に見舞われるも乗船・下船の肝心な時合は降られなくて幸運でした。

氷の追加調達とかあれこれでやや遅めの出港となったが、今日は天秤吹き流しでイサキ狙いの後イカへのリレー釣を予定。
ポイント到着がイカ開始の時合突入してたので、私以外はいきなりイカ釣りに集中でした。

 
イカ竿を出しながらイサキのコマセ釣は集中が難しい。おまけにイカの反応が好調でイサキの拾い釣りとの掛け持ちは効率が悪い。
イカは前回よりも大剣中剣は少なく小ぶりなのがメインです。潮の一瞬の変化とか攻め棚の兼ね合いで、当たり頻度もサイズも刻々変わる。


結局私もイサキ竿は早々に打っ棄ってイカ竿に集中!今までで一番乗りが良い最高のイカ釣りができました。

今回からクーラーボックスは最大の BIG TRUNK に変えました。内容量が大きいだけに、生イカの収納には相当な注意を要します。
魚なら氷をしっかり効かせてボンボン放り込んでいけばよいが、イカは氷 真水 に触れるのはタブーですから工夫が要りますね。
ビニール袋にひと塊ずつまとめて入れる人が多いが、イカ同士の接触で自己発熱するから持ち帰った時には相当劣化が進んでいる。
おまけに白イカ(別名赤イカ)の透き通る白さと部分発色の綺麗な赤い模様が、押しつぶされて見る影もなくなる・・・
一段(底)二段 三段 に適寸の籠を重ねて、個体 氷 との圧接を避けながら三桁超えの獲物をきれいに持ち帰るにはもう少し工夫の追加が必要・・・
斯くして 間歇雨中ながら今までで最良のイカ釣行の実績を上げて早めの納竿帰港としました。
魚竿を実釣直前に止めてイカに集中した釣友は、早々と三桁を遥かに超えて程々で竿仕舞いして帰路の安全運転に備えて仮眠ですグーグー。
あれこれ釣趣を楽しむのは程々、集中することでトラブルもなく手返しのピッチも上がりますから、初心・ベテラン 問わず心すべきと思いましたね。

次は、 ずうっと待っていた太刀魚テンヤ釣りシーズン開幕戦です。イカが食材確保の切り口なら、太刀魚は数十メート先の鋭い獲物が命がけで
挑んでくる勝負の、戦略味十分の私が最も好きな釣りの一つです。 俗に言う 夏太刀 如何なる展開になるか? たのしみ。

じゃあ またねえ~

No.634 山陰日本海 沖釣 自粛解除

2020-06-01 07:27:23 | 山陰高級五目釣り
 
釣行日 : 2020年5月29日(旧暦 閏4月7日小潮1/3)
釣行先 : 山陰沿岸日本海

全国的な緊急事態宣言解除(除首都圏・北海道)を受けて、島根県知事からも中国5県の往来解除の通達が出た!漁協の各船も
動き出したようで、白イカ釣りは初日(26日)に好漁だったとか。最短でメンバー組んでいらっしゃーい!のお招きです。しかしながら、次の日は
前夜と打って変わってさっぱりの結果。巨大生物(イルカ・クロマグロ等)の群れが追い散らしているのだそうです。今年のイカ幕開けは抜群の好漁!
早出の魚狙いなしで、夕方イカ狙いに絞って出港との計画であったが当日朝になってイカのお土産が?で昼魚確保で午後の早出に予定変更。
気象海象は巡り合わせ良く、日よけ帽子が有効な好天で波も穏やかでした。
 
魚探の反応見て流し始め!今日はキンメ(チカメキントキ)に狙いを絞る。第一ポイントは雑魚エサ取り。次のポイントで大艫の二人が、キンメ・大型アコウ
とスタートを切った。でもここは群れが居ない? 連にはなりません。次のポイントで大当たり! 第一投で5連、第二投で8連(一尾落水)、ほぼ鈎の数だけ掛かってくるし、船上全員同時ヒットという劇的な釣りとなりました。日が高いときはどうなる事かと思うほど当たらなかったのが日が傾いてくると戦闘開始!となりました。 
 

キンメ以外の魚種は殆ど来ません。上手に棚を併せると特有の食上げが激しい!ポイントを掴んだら船長にとっては攻めやすい釣りのようですね。
アジとか沖メバル時期的には梅雨イサキも欲しい所ですが、キンメ以外は全く来ません。嬉しいけれど一寸物足りないか(欲張り!)
 
日没前に魚釣りは切り上げてイカ釣りポイントに移動。白イカはシーズン初は沿岸近く灘のポイントを攻める。水深50m前後なので大鯛仕掛けは無用らしい・・・
灯りが効いてイカが集まってくるには時間がかかりそう・・・アジ狙いのサビキ仕掛けを下ろすと直ぐに当たってきた。他のメンバーも思い思いの仕掛けを
下ろすが、芳しくないらしい。関アジ関サバ仕掛けにも種々あるから、当たり仕掛けを手にするのは至難・・・偶々私の蓄光サビキが有効だった様で、
群れが回ってくるインターバルでそこそこ食いついてきた。時にはサバも掛かる。イカ竿を支度して下ろしたら直ぐに載って来ました。しかも4連だから船長も驚き!
次に下ろしたら3連! 昨日の話と違ってバンバン行けそう!?  あとが厳しかった!待ち時間が空く・・・べた底しか反応しない!
この時期はマグロやイルカが沿岸に出没し、群れになってイカを追い回しているようですね。イカが集団で灯りに寄ってくる様子がない!怯えて?底に張り付く?
底にべったりで浮いてこないイカの行動はいかなる時に生じるか?大物に追われて怯えている時ともう一つ早潮で流されないように張り付く。いずれにしても底に張り付くイカの攻め方は?餌を底に落とす?オモリグでスッテを底まで送り込む?アンカー上げて流し釣又はシーアンカーで緩速?いずれにしても底で一つずつ獲る!漫然と上に上に誘いあげる所作では希望ナシですね。
状況をきっちり見抜いてしっかりと作戦を考えて攻めたら数増やせたかも・・・80号イカメタル持ってくればよかった!!!(残念!)
 
結局 昼も夜も中身のある釣りができましたよ(何も考えなくて入れ食い、クーラー満タンは気楽ではあるが、釣りは豊かな対応力有って釣果を上げるのが醍醐味ですからネ)

最終結果は まずまず・・・ 昼のキンメ イカ竿の横でアジサバ狙いながら、渋いイカを何とかモノにする。三種三様の中身のある釣行でした。

まもなく梅雨入り、瀬戸内海真鯛アコウと山陰白イカ+高級魚 迫力ある釣りが続きます。
新型コロナウィルスは今もリスク継続ですから、日常が戻ってきても前と同じではいけない。外出買い物、釣行 常に感染防止対策をキチンとして行動しなければいけない。特効薬が完成すれば予防負担も風邪ひきと同じ程度に軽減されるだろうが それまでは注意継続!ですね。

瀬戸内福山豊海丸は新エンジン到着、シャフトも更新に!リニューアルも間近。3週間ブランクなので新企画釣友にアレンジいただき同行して来ます。 どうなりますやら? じゃあ またね~


No. 592 今季白イカ 第四弾

2019-09-11 09:02:47 | 山陰高級五目釣り
釣行日 : 2019年9月9日
釣行先 : 山陰日本海

白イカ第三弾が8月8日で、次は月末には是非とも!との約束が二転三転の末9月4日決定していたが当日朝に強風で中止!
折りしも南方には1個の台風と4,5個の熱低が発達中で当分先まで凪の日は望めない!???
台風13号接近14号は途中で消滅15号が小笠原から伊豆半島関東地方直撃コースで接近する中、9日10日の山陰沖はベタ凪との漁業気象予報。思いもしない朗報に、善は急げ!9日で即決定です。当日朝になって中止なんてことは無さそうです。
 
まだまだ暑いので日が傾くころやや遅めの乗船出港です。沖に出ると遥か隠岐の島まで穏やかで珍しい凪です。
イカ釣り各船近況はいろいろムラが有るようです。時期的に絶好ポイントのはずが全く居なかったり、夜遅くになってやっと載り出すケースも・・・ 我がメンバーは、いまどきが最高潮!魚を相手にしてたらイカを取りっぱぐれるからイカオンリー と決め込んでいるのだが、船長が「胴付仕掛けで2~3回な流してみましょう!」(そうは言ってもノルウエー鯖切り身をしっかり準備してるのが常連釣り師です!) イカ釣りポイントに場所取り直行しないと言うことは?イカの土産はやや心配で土産魚確保の流し釣りか?

 
底に下して棚を上げて行くと、強い当たりと激しい食い上げに”キンメ(チカメキントキ)だ!” 直ぐに分かりますね。
昼釣りの魚狙いでは、狙ってもこんなに簡単に釣れるのはそう度々は無いのですが今日は面白いほど上がります。

 
良い時間になったのでイカ釣りポイントに移動して船を掛ける。潮は西から弱風は東から 潮流が強く船は艫をやや北に振りながら立った。潮は早くて120号では斜めにもっていかれる。150号 場合により175号でイカ釣り開始。
良い潮が通しているからイカは入れ載り!かと思いきや渋い釣りに成りました。ポツポツ当たるが数は伸びない。
でも、上がってくるのは胴長40cm以上の大剣ばかり!デカいので足切れバラシも多発します!
何時もなら、イカ竿一本で数を獲りつつ 魚竿で大物を狙うのですが、今回はのっけからイカ釣り集中つるべ釣りと決めていた。イカの載りが悪いので、底に天秤ロング枝鈎プラスワン! 暇つぶしに、うっかりカサゴやキンメ本来ならマンモス真鯛も来るところ今日は青物が回っている様だった。
 
と言うわけで、イカ釣り集中 数釣りの目論見が外れて思わぬ立派なキンメのお土産と、イカも大剣が殆どの内容。
内心 イカを三桁を遥かに超える数を想定していただけに、数は半作以下の淋しい結果!でも釣果はクーラー写真の通り充実してましたからネ$¥£◯◇☐※!!!船長としては、月内にもう一度様子をしますからネ リベンジ表明です!
(某釣りグループの話:高い船賃の元を取りイカをしこたま持ち帰る思いが外れて貧漁! 艫に陣取った世話人釣り師は、船頭さんが釣ったのを呉れることも有る。さもしい釣り師は、それが羨ましくて貰えないのに腹を立ててもう来ん! 気持ち程度なら目くじら立てるなよ!結構な数なら世話人独り占めはしないでしょうネ わずかなことに腹を立てて、世話をしてくれた人を蹴飛ばすんでは 残念なこと、魚釣りは自らの楽しみ趣味ですよね。同好の士「魚を釣るあり、自らを釣るあり、人を釣るあり、道を釣る有るべし・・・」)

さあ! この次は潮が大きくなるのでテンヤ真鯛です。カブラを補充して、針先も全数点検よく使ってるのは針先をオイルストンでしっかり研磨! 孫鈎のハリスもわずかでも傷が有るのはフロロテグスで更新完了!(ある人の情報では、孫鈎を外したら掛りの確率上がりバレも無くなった!=孫鈎は外すべきか?)

次も大いに楽しみです  じゃあ またね~
 




No.588 山陰白イカ 第三戦

2019-08-09 21:27:00 | 山陰高級五目釣り
釣行日 :2019年08月8日(旧暦7月8日小潮2/3)
釣行先 :山陰日本海

白イカシーズン入りから一月経過して佳境に突入したようです。お盆前の出船待ちの順番がやっと回って来ました。
台風の影響で冲出が限られるが、今日は気象海象最高の様です。明日明後日には風が強くなりそうだからラッキーですね。
 
昼間の魚狙いは熱中症が心配なくらい暑いので夜の白イカに絞ります。出港も日没近くになってから、灘寄りの漁場までの海路は穏やかで直ぐに到着。船長狙いのポイントには先客 僚船が掛っています。今日は新しい場所で・・・

 
明るいうちにイカ仕掛けを投入! 夕まずめ暗くなる前は大剣が載ってくる確率が高い。

 
灯りが効いてきてイカの群れが寄ってくる頃に、プラスワンエダスを出すと程よいサイズの真鯛がダブルヒット!久しぶりの乗船の堅ちゃん(息子)が鯛ラバネクタイを試したら間もなくのヒットだったとのこと。今後の実証が新しい課題か?
間もなく大艫の哲ちゃん(お父さん)のスッテ餌掛に同じようなのが喰って来た。
 
今日は魚竿は出していないからイカに集中です。途中で真鯛の顔を見ると自分も!と、ゲソ鯛三本鈎仕掛けを下す。いつものポイントなら
直ぐに喰って来るところだが、今日は場所も違うし・・・。イカ釣りの足を引っ張るのがオチ! 今日は大鯛はギブアップ!
イカは底棚を狙うと胴長40cmを超える立派な大剣が載ってきます。引きが凄く強いのですぐわかるほどです。
数釣りには棚を上げて手返しを良くするのですが、型狙いに惹かれて深棚に下すことが多かったですね。
全体の3~4割を大中剣が占める結構な内容でした。 でも、今日は出港が最後尾で狙いのポイント確保が叶わずイカの寄りがイマイチ!
海底の具合も真鯛モンスターが寄ってくるような根(漁礁岩礁)ではなかったらしくて、盛り上がりに欠けました・・・、

 

釣果は白イカ 60~80で、まあ普通の成果(貧漁ではないですね!) 魚が居ないのでクーラーは派手さはありません。
白イカは食べるには小型が断然柔らかく甘さも有って最高です。釣るときは大型狙いするので大剣中剣が多くなり、これは直ぐに開いて
グルグル回転半日干し!  粗塩を利かせて適度に水分を飛ばしたのを冷凍保存します。解凍してふっくら焼くと絶品(酒飲みにはネ)
今回は気分的にイマイチ!次回は月末(旧暦も同じ)新月の頃ポイントも外さず最高の部類を狙いたいもの!◇※¥$・・・ でもね、山陰で欲張った釣りをするとしんどいことこの上ありません。魚は釣れば釣るだけ上がってきますが、恰も漁師のあんこ仕事をしているようで釣りの楽しみ=狙いの魚種を厳選した仕掛けで獲物と駆け引きして仕留める
なんて吹っ飛んでますから・・・ 
釣と言うものは、獲物の数を追っかけるよりも自分の釣趣尊重が一番ですね。 魚をつる、自分をつる、人をつる、道をつる ことあるべし

次は瀬戸内で技と駆け引きの愉快な釣りが待ってます。 どんな釣りに成りますやら!?

じゃあ またね~