・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 磯治の釣り日記Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・

魚をつるあり,人をつるあり,自己をつるあるべし,道をつるあり, 道につらるゝあるべし「山水経」(抜粋) 道元『正法眼蔵』

No.604 今季初挑戦 広島湾ブリ泳がせ釣り

2019-11-26 20:36:50 | ブリ 泳がせ釣り
釣行日 : 2019年11月26日(旧暦10月30日大潮)
釣行先 : 広島湾
ホームグランド : 広島宇品 彗星Ⅲ Fishing
               小川 訓裕 船長

今回は一年振りに広島湾のブリ釣りに挑戦です。少し前に太刀魚釣りの福山K船から彗星Ⅲを見つけてご挨拶!
昨年同時期にブリが無茶釣れし今年も好機に乗船お願いしていたもの。前線を伴った低気圧は前夜に通り過ぎて降雨は免れたが、風が強くて何処まで出られるか若干気になるところです。気温も前日より冷え込む予報で、着衣は冬装備ですね。自宅から宇品までの行程は過去の記録をチェックし適時の到着でした。愛車は間もなく一年になるが、高速道路での自動運転に近い運転補助システム アイサイトで随分楽な走行でした。信号機も踏切も無い 行け行けドンドン の完全整備道路ですからシステムも余裕の安心安全走行 車線変更は人為操作だが先行車検出追随は継続機能なので気疲れは殆ど有りません。旧車では1時間以上継続運転すると休憩しましょう!音声通報が有ったが、最新システムではこれが無くなりました(?)長時間運転での ヒヤリ はっと! なんてのは全く縁が無くなりましたよ(真面目運転前提!)

 
京橋川河口近くの専用桟橋は、大口径キャスターで楽に通れるように整備されていた。ブイに繋留されている 赤 青 白 に塗り分けられた三艘のシリーズ船が懐かしく目に入る。燃料を補充して河口を下る。
右舷前寄りの席を戴いてセットに掛る。左席は、今は広島に住む岡山出身の若手釣り師、あとはグループで常連の若者(中にはそれなりの人も!)釣り上手に見えます。隣の人も後ろの人も、顔を合わせると”いつもブログ見てます!”と声を掛けて呉れました。釣り談義と共にご愛読のお礼を伝える。

 
江田島の向こうから朝日が上がる。反対側の突出した山=宮島の弥山が照らされて一際明るく見えます。気象海象は良いとは言えないが湾内なので問題なし。途中でサビキ仕掛けにどんぶり籠を下して餌の小鯵を調達。餌撒きして寄って来るのにやや時間要したが、後は余るくらい釣って生簀に溜めてから目指すポイントへ!すぐに実釣開始。早々と左右舳席が竿を曲げる。時間を掛けて確実に獲り込んだ。リールを巻いてる人は懸命だが、待つ方は随分と長く感じますね。
 
時間を空けずに自分も!と攻めるが中々その気配が無い。背中席で掛けたが ”逃げられた!”
暫くして左席が二匹目をヒット!バッチッと合わせたところでバッチン!とラインが合わせ切れ、残念!
随分と時間が経っていく。誰も食わせる気配が無さそう・・・ 頭数半分は釣っている。残余組に入った私は焦りを感じてきましたよ。でも気を取り直して、色気 殺気を殺して精神統一・・・ここで船長が私の仕掛けを調整してくれた。ポイント移動してから艫席4人が次々にヒット、二匹目を挙げたのも居る。自分に来るのも時間の問題だろう・・・と楽観してたらやっぱり来ました。小鯵に喰いつきから竿先が突っ込むまでややモタモタしたが合わせはバッチリ!中々寄せさせてくれない。周りからデカイ!と声が掛る。無理せずドラグ緩めで垂直巻!今日の竿はガラスの強くて柔らかいモノ。垂直巻で竿の硬軟デメリットを殺して落ち着いて巻き上げる。船長が玉網入れしてくれて今日ではデカイ部類の一尾を獲り込んだ。80超だが90には届かないけど、丸々とした立派なブリですネ。
 
左隣席 一番に釣り上げた一尾、終わりごろに私が取った太っちょの一尾。

 
後方で終盤怒涛の取り込みしたグループさん、クーラーに入りきりませんね。
今日は乗船者全員ゲット! 中には複数獲った人が2~3人? 皆さん良い釣行ができました。有難うございました。 
略定刻の納竿でした。船長も、全員収穫!で肩の荷が下りた気持ちですね。 お疲れ様でした。
背中合わせのお仲間釣り師のリーダーさん、小鯵釣りの籠等気遣い戴き有難うございました。 
皆さん 楽しい釣りができましたよね。 欲を言えばきりが有りませんから、 あそこで!あと1本・・・いろいろ口から出かかる言葉種々雑多。でもね、大勢の乗船者 一人の犠牲者なくめでたしめでたし! 船長さん 最高でしたネ
同船の釣り師諸兄 お世話になりました。 有難うございました。 また 彗星Ⅲ 船上でお会いしましょう※◯◇☐$¥~

次は、今週末 今季最後のテンヤ真鯛の予定です。 来週は12月、年末行事多端な中太刀魚 待望のポイントを攻められたら最高なんですが・・・ 先ず 出られたら幸せ、後は状況に即応です! た の し み!!!

じゃあ またね~

追伸(ブリ釣り その②)デカ鰤を我が家に持ち帰ってどうするの? きちんと処理して美味しく食べてやろう!

1.釣り上げたら元気なうちに血抜きを完了する その前に活け〆を!(脳死)
 (麻酔無しで喉を切られる残酷さは禁物 )
1-1.活け〆は、殺すことではありません。頭蓋(脳)を一瞬に破壊(脳死状態)し、内臓(心臓)は動いている。
    (エラ元をナイフでえぐって心臓を壊してはいけない。やたらにナイフを刺して血を流すと血圧が下がって血抜きの時に血が籠もってしまう)
1-2.部位は頭蓋の位置を正確に狙って締め鈎を打ち込む。太い獲物は目と目の間 脳天を一撃し瞬殺(脳死)
2.血抜きは確実十分に!
2-1.エラ元の太い動脈一か所から一気に血を抜く。(裏側とか尻尾とか多数箇所での血抜きは逆効果)
  心臓に近いから、心臓を傷つけないよう注意
2-2.動脈一か所を切ったら、水を満たした大型バケツに頭から突っ込んで上下に揺すって体内の血をバケツに流し出す
2-3.しっかり2^3分程度揺する。 目安は、 元はどす黒かった鰓がピンク色に成れば十分です。
  (船上でナイフを刺して血が出てきたら=血抜き ではない。 血が固まって流血が止まってしまいます)
  エラがピンクになった魚体からは殆ど血は流れ出ないが、クーラーが血だらけべっとり溜まるのは血抜きが未了
3.念を入れれば、ワイヤーを尻尾の半切カット面の神経穴から挿し込んで”神経締め”しておけば死後硬直が遅延できる
  但し、氷を多量に獲物を埋める様では魚体がカチカチ硬調して、神経締めの効果を消す。氷は頭と腹付近に2袋程度で十分
  (釣りたての魚は7℃前後に維持、持ち帰りもその後の保存熟成も然りです)
4.私は持ち帰り後数日保存できるような熟成処理をしておきます。
4-1.先ずエラ・内臓を除去
4-2.口から水道ホースを挿し込んで水圧で残血を排出
4-3.尖端水圧ノズル(自作)を水道ホースに繋ぎ、尻尾の半切カット面の神経穴に加圧して骨髄神経糸を排出。
    次に、下側の脊椎血管に刺して残った血液を下から上に吹き上げて排出
(末梢血管の血や骨髄液が残留していると、数日間の熟成中に臭みの元となる)
5.一晩寝かす・さらに熟成させる いずれにしても吸水包装紙にくるみ大型ポリバックに入れて空気を抜き密閉。
  氷を2~3袋入れた大型クーラーボックスに保存。早く食べたいなら翌日刺身に下します。数日後に熟成して旨味が増したのを捌く。半身は翌日、残りは熟成後 と二度楽しむこともできますね。

魚をきちんと捌いて美味しく食す 必須手順を守る・必要な小道具も最低限揃える 釣りに+ワンの楽しみです
昨年11月の本稿  No.250 釣った魚を美味しく戴くための処理  魚は真鯛ですが同じことですね!

   
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No.603   11月太刀魚テンヤ 第二戦

2019-11-18 21:34:44 | 太刀魚船釣り
釣行日 : 2019年11月18日(旧暦10月22日小潮1/3)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド : 瀬戸内福山フィッシングキッタカ 第六豊海丸

最近の太刀魚は船長が新しいポイント開拓=良型が群れてる で次の実釣が楽しみになります。今回は急用発生で予約日程を繰り上げたのが裏目!当日だけが予定海域が時化領域となって、東の風裏ポイントで辛抱の釣となった。
気象情報では西部瀬戸内海はレベル4の強風域、東方面は風裏の平穏海域だ。空模様は西から雨雲がかかり、帰港するころには当地も小雨が降ってくる予報でした。
月は下弦二日前の半月の光が頭上の羊雲の合間から漏れてくる。雲の状況も完全に秋 秋の季語の代表みたいな”羊雲”夜明けの空で見るのは初体験。

 

東に走って漁場が近くなってもまだ薄暗い。ぼつぼつ支度していると、東の空から曙光が射してくる。
今日は隣席に仲良しの おおや◯さん、前方8席は前回テンヤ真鯛で同船した若者釣り師がまとめるグループが陣取っている。
 
釣り開始から暫く船上に変化はない。深くはないが棚が中々定まらない。どうも獲物の群れは密度も範囲もそんなに大きくはないように思える。

 
ぱらぱら上がってくる獲物は想定通り大きくは有りませんでした。先月に比べれば日数だけは成長していますけど。
獲物の密度も活性も思ったほどは良くない。入れれば何ぼでも喰って来るという以前の状況ではない。ひとしきり釣ったら、全く当たりが出なくなってしまった。釣り人の内心、これほど渋くなるなら朝方の時合でもっと大事に釣っておけばよかった!こんな思いの人が多くいたでしょうね!そうなんです。釣りは、その時その時 その状況を大事にして、まあそのうちなんとかなるだろう!なんて温い心がけは禁物なんですね。
 
昼前に食いが止まって相当辛抱の時間が続いたが、そこは船長の閃き!少し移動して底潮が感じよく推しているポイントで、棚を合わせたらキッチリ当たってきましたよ。
暫くしてそれも消えて、しまいましょう! 普通に釣った人 20~30 私の並びは30~40、良く釣った人50超  隣席釣り師と 釣り師磯治のクーラー(ロングで獲物の見栄えがしない)。サイズも 3F(~ 4F) 程度だが、表現に個人差が有って紛らわしいですね。最近出た、ドラドンスケールなら画一的ですね。今回の獲物をこのスケールに載せてみたら、最小サイズは多くないが2.5F 最多は3F、 やや良型3.5F 4F なら嬉しいサイズ。

 
略定刻に納竿して帰路に着きました。そのころの天候は曇りだが南は青空、母港の西方を見ると低い雲に煙って遠くから雨がやって来る気配。 桟橋に着いた頃からポツリポツリと落ちてきた。

今回は制約条件風裏の釣を余儀なくされたが、次の太刀魚楽しみにしてます。次の乗船は2W先月末のテンヤ真鯛最終戦です。きちんと仕上げて気持ち良いシーズン閉幕を迎えたいと思っています。そしてその次は、まだまだ続く太刀魚とこれから始まるメバル釣り! それにブリの泳がせもやりたいし! 楽しみ目白押し!と言うところかな?

ではまたね~、
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No.602 11月 テンヤ真鯛  第一戦

2019-11-14 07:12:25 | テンヤ真鯛
釣行日 : 2019年11月13日(旧暦10月17日大潮4/4)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド : 瀬戸内福山 フィッフィングキッタカ 第六豊海丸

今季ラスト2 残り少なくなって、今年習得したものの総ざらえの丁寧な釣りができたら良いな!と楽しみに乗船しました。満月の翌日十六夜月で、潮の動きは力強くここ2~3日はダレ潮となって釣りには一番適した潮周りです。
今日は、テンヤ真鯛釣果が上がらない T 釣り師、「磯治さんが使ってるのと同じ竿 買ってきて!」と頼まれたのを持ってきました。預かった船長=竿だけででなく、仕掛けも誘い方もしっかりstudy 必要有りますよ! 、
 

透き通った秋の空、大橋の下はるか向こうから日の出が顔を出す。予報では、やや風がでるが夕方までは問題ない釣り日和になりそうです。
今日は久しぶりにSDコンビの すが◯◯師(D弟子さんはお仕事!で不参)最近体調崩して見合わせてた はっ◯◯さんも元気に乗船です。
 
船長狙いの第一ポイント、深くて大物も潜む好魚場なのですが今日はなかなか当たりが来ない!少し移動して様子を見てると、舳席の釣士が竿を曲げると続いてポロポロ中型が上がっている様子(=自分は未だ一寸!)
再び深場に戻ったところで、ぐい~ん!と竿が曲がる 一瞬根掛り?と思ったくらい動かない。やや根を切る感じで獲物を確信。少し巻きあげると・・・情景説明は無意味!? 半ばで突込みを堪えるところで ズルッ- やってしまいました。道糸切れ!  今のはデカかった!  PE06を使いこなしてきたはずなのに 無念です。
調子がくるって、次に掛けた中型も玉網入際で逃げられて意気消沈気味。
 
気を取り直して今日の課題”丁寧な釣りに終始!” 雑念を捨てて、丁寧に丁寧に竿を繰っていると調子が戻ってくる。お昼までに何とか3枚(まともに獲ってたら5枚・・船長の叱責を買う☓△※☐・・・)、他人の成果はいざ知らず、これがこの時期のテンヤ真鯛だ。潮も変わって船長は狙いのポイントに向けて走った! 後半追い上げ必至!!!
                        
仕掛けを下すと小気味よい底潮の流れが手に感じられる!丁寧に!丁寧に!無心で竿を繰る。続けて2枚上げた。そして次の投入でまた異様な引き!強烈な引っ張りと重量感!ゆっくり慎重に巻いて来たつもりが、また バスッー と06がとんだ! 今日2回目のラインブレイク 下手くそ! 自らを叱責する。直ぐにリーダーを結んで戦闘再開!(ヤツはつがいで居るに違いないからもう一度はチャンスがあるかも!?) そしたらやっぱり来た!今度はドラグも緩めで出ても巻き出ても巻き続けて何とか玉網に入れた。 もぶし(しまなみ諸島の漁師が呼ぶ地方名)= コブ鯛 です。70cmは切るからそんなにデカくはないが、こいつと綱引きしては叶いませんネ。これで負けを取り戻した感じで、最後の追い込みも丁寧さが込められましたよ。コブさんには手早く記念撮影してお帰り戴きました(好ファイト ありがとう)。
 
更にポンポンと追加(型はイマイチだけど)して、潮が収まってきたところで ”終わりにしましょう”
後半の感じが良かったので少し納竿が遅くなったが、帰路も気象海象平穏で良い一日でした。
もぶしに飛ばされたのならまあ納得か!と独り言言ってたら、船長言 櫻井さん、最初の深場のやつは違うと思うよ!デカい本命じゃあなかったかな? また、反省と後悔を抱いて帰港、次が有るから!!!
今日の釣果は、一人 真鯛2~8枚 他にアコウ・チヌ・ヒラメ・タモリ(瀬戸鯛)・ツバス・コチ・フグ・沖エソ etc etc 総じて賑やかな釣りでしたよ。トップは、体調回復のはっ◯◯さん 私も同数で並びましたけど、船長曰く あと 大鯛も入れて3枚くらいは獲れてた! 船長の足を引っ張るんじゃあないよ~ と言いたげでしょうねえ~(謝)
これから太刀魚がさらに上向き!テンヤ真鯛はラストワンになったが来月からメバルも始まるし、楽しみは続きます。
山陰釣行 秋イカが消えてしまって一度くらいは魚狙いでも沖出できたらチャレンジ す る か !?

また直ぐ 太刀魚に出ます 仕掛けの工夫で当たり頻度倍増!?(前提条件有) また試してみるのが楽しみです。

じゃあ またね~   
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No.601  11月太刀魚テンヤ 第一戦

2019-11-08 00:01:36 | 太刀魚船釣り
釣行日 : 2019年11月06日(旧暦10月10日長潮)
釣行先 : 瀬戸内海
ホームグランド : 瀬戸内福山フィッシングキッタカ 第六豊海丸

10日も海に出ないと、ああ攻めるかこう攻めるか?! 色々気が逸ります。2~3日前から気象海象の推移を見て、秋晴れの好天を確信できた。
何時もと変わらず?小一時間前に桟橋Pに到着。車が多い、いつも駐める場所が塞がっている。桟橋に出ると、開扉されみんな船上へ!  私の乗船待ちみたい!遅刻か? イヤイヤ まだ時間有るから慌てないで!と船長の声・・・
何時ものルーティーンが撮れない。乗船前の本船スナップ 忘れて、出港後の海上写真からスタートです。
 
ダークグレイから白く明けてきた海上、やがて東の空から美しい朝日の光がまぶしく海上を照らす。
快晴に近い空は放射冷却を促し気温が下がり、甲板は真冬並みの寒さですね。今回から防寒防水対策ウエアです。早朝の低温と、移動時の水飛沫を被る対策なしでは充実した釣りは出来ませんからね。周りの釣士諸兄も防寒ウエア着用です。日が高くなり暑ければ脱げばよいから。
久しぶりに来ました!見慣れた海域には沢山(それほどでもないが)の釣り船が集結しています。

    
釣り開始!船上は陽は射すがj結構寒い。アナウンスの声は100米近くの棚を伝えてます。本来は、手巻きタックルで通したいが電動に頼るしか有りませんね。下してゆっくり誘いあげ停止!すぐに喰いついてきました!のっけからあちこちで竿を曲げています。深いから、手返しを余程考えないと数が伸ばせない!
前方の友船を見ると、お立ち台に見慣れた姿が・ みや◯◯さんです!今日も手巻きタックルで一日釣りまくるようです。少しして出合ったFー1にはお馴染みFJ釣り師が見えて互いに合図。別方面に目をやると、舷側をNavy Blueに塗り分けた見覚え有る船体 これまた手を振ってエールの交換です。
獲物は次々に上がってきますが、やはり小さい。でも今までの東のポイントの全て小型規格サイズ!に比べれば、中には規格破りの良型も混じるし突如びっくりするような”竜神さま”が上がるので期待感はバッチリ!ヤレッ!ヤレッ!やれ~ッ!と気合が掛りますね。お隣二人が深棚で糸を流しておまつり!片方が巻き上げているうちもう一人のライン高切れ!掴んだ糸に当たりを感じて100米近くを手に巻き取って上がってきたのは F6 のデカい!ヤツ 凄いですね。

兎に角落とせばすぐに当たってくる。棚は時には数米は上下するが、とにかく”休む暇がないね!”と船長と笑い話!
遅い昼飯喰って、もう上がっても良いけど・・・と内心思ってたら、船長があと一か所回ります! 暫く走って、これまた見覚え有る情景のポイント。落とすとすぐに当たり!結構強い!良型です。慎重に上げてみるとF4.これがこのポイントのレギュラーサイズの様です。一流しで幾つか上げてこれで最後!?と言いかけた船長の言葉に追っかけて”もったいないからあと一流しを!” 船長OK!でもう一流し、このポイントで良型数本を追加して気持ち良く沖上がり!釣り開始から納竿まで快晴で波静か、最後ポイントを追加でやや遅めだが静かな海面を順調に帰港しました。

今日は最初から当たりも出るし、喰いも長くついて来るし従って7割くらいは掛けれたから、気持ち良い釣りができました。数は、エイジシュートまでは行かなくても還暦越えなら十分!と思っていたら、ラストポイント船長の殊勲賞!良型追加も併せて70越えまで伸ばせたのでもう十分!でしたね。私には訪れなかったが、思わぬ”竜神さま”(F6,F7のドラゴン)が船上あちこちで牙を剥いてましたから!!! これまた楽しみですね。
リアルヘッドの底を赤塗りしたり後ひと工夫追加で当たりが上がったり喰いつきがよく(掛り確率向上)なったり、場面にもよるが獲物の習性をくすぐる秘策が有るのかも?・・・  之も興味深いデスネ (イイ時は何やってもイイ!=K船長の名言です)

次は来週 テンヤ真鯛 です。 シーズン終わりが迫ってきたが、この時期の真鯛狙いは一段と気合が入って面白い! 初夏の開幕から釣れまくりで、ただ同じ調子で紅葉鯛の季節まで通せるはずは有りません。最近の鯛釣りに必要な道具立てと秘技は 如何に!?  昨日、友人の依頼で品切れのテンヤ真鯛竿”桜幻”を有るところまで仕入れに行きました。マスターの言 今の内海真鯛 深場で下を向いて甲殻類に噛みついていると思われがちだが、(だったら前歯は平たい臼形状) 実は少し上を向いてベイトフィッシュを喰ってる(イワシ真鯛の前歯は鋭く尖っている)
底を採ったら低く誘い獲物を上ずらせない!?か、そこからやや浮かせて上向きの鯛に喰いつかせるか!?
誰かが目の前で見ていたか のようなお話。何が正解でしょうか。 使うテンヤ カブラ 比重大小 何れに分があるか?  おもしろ~い おはなしですね    誰がどんな釣り方で勝ちを握るのか??? た の し み  

じゃあ またね~
 
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