No.638 遠征真アジ 掛釣り

　
釣行日　：　2020年6月29日（旧暦5月9日小潮3/3）
釣行先　：　瀬戸内海
ホームグランド　：　瀬戸内福山フィッシングキッタカ　第六豊海丸　

アジ釣は2月3月 流し釣で大アジ（50超）を狙うも数がまとまらず迫力はイマイチだったので、シーズン後半の掛釣りで
大型狙いを楽しみにする釣行です。
久しぶりの遠征は新エンジンの慣らし期間は回転抑え気味ながら軽快な音に乗って巡航速度も軽やか。

　　


　


　
久しぶりに師弟コンビさんと並びでにぎやかな釣りとなりました。左隣は かた〇かさんが数を伸ばす。

　
皆さんしっかり撒き餌を効かせて3投目辺りで獲物が寄ってきた。あちこちで竿が曲がっているが中アジ以下。
大きい反応が出てくるとデカアジが顔を見せる。私も3尾目は５０ｃｍ超の本命を上げた。潮が緩み気味の地合いでは大サバが
回ってくるらしい。　アジの数釣りの合間で、食上げと激しい引っ張りで大サバ！と分かる。
私は中サバ程度が1本獲れたが、右隣コンビさんは大サバと特大サバでにぎやかな竿捌き！　デカい！ハマチ？見たいのも居る！
　
久しぶりににぎやかなアジ釣となりました。数は楽しむに十分な内容で、大アジも地合いに上手く合わせて狙い撃ち。中アジが
多数食ってくるということは、来シーズンには成長して大アジが増えるに違いないから楽しみですね。
皆さん　30前後の釣果で満足して早上がりの納竿です。
今の時期のアジは刺身が抜群に美味い！　が、　サバの刺身を先に食べてはいけない！　アジの美味を堪能したら、それよりまだ上の大サバ
の刺身（半分はしめ鯖）を楽しむんだそうです。その通り！　抜群に美味かった・・・

今月はもう釣は止めとこう！・・・　来月は一つテンヤ真鯛からです。　それから、アジが面白いから…月末には太刀魚が始まる。
新月闇夜の潮回りで食いが上がってきた白イカ狙い！天候との勝負にならざるを得ないが、12,3日には梅雨明けらしいから安定するね。

テンヤ釣り　夏の陣！　真鯛・アコウ　タチウオ・ドラゴン　　どんな内容に仕上がりますか、とても楽しみです。

じゃあ　　またね～

No.６３７ 再開 一つテンヤ 真鯛

　
釣行日　：　2020年6月24日（旧暦5月4日中潮2/4）
釣行先　：　瀬戸内海
ホームグランド　：　瀬戸内福山フィッシングキッタカ　第六豊海丸

新エンジン搭載　再開釣行は一つテンヤ真鯛からです。20日初日から連日好釣果が報じられています。待ち時間が長かっただけに
待望の出船に気分は最高！　新鋭機を搭載した本船の雄姿、頼もしいですね。　
お天気も上々で昼には風波がやや高くなる予報ながら問題にはならないでしょう。
　
久しぶりに師弟コンビのDさんとご挨拶、S師は昨日繰り上げ乗船とか・・・
明るくなった桟橋で、岡山からの名手 ミ〇ハラさんから声がかかりました。昨年は体調不良でしばらく療養されたので復調か気になって
いたのですが絶好調の顔色 何よりです。何れも隣県からの はっ〇りさん　と〇まさん 地元のくり〇らさん　お互いなつかしさ一杯！
　
いつもの釣り座をいただいてスタンバイ！　朝方の緩潮でいきなりずっしりと手応え、重い！首振りなし！　きっとアコウだ！
いきなり良型のごちそうが上がりました。この一尾は外道ながら嬉しいですね。
　
しばらくシャクリのウｵームアップ・・・カツンと来たりグッと重みを感じて巻きかけの所で外れたり、あと一息・・・
今日は当たりが少なく課題のトライのチャンスがありません。先ず本命一尾確保が先決！　小型ながらよく来たよく来た！
テンヤの号数色、しゃくりのピッチ スピード　当たりが少ないので呼吸がつかめない。
何か感じたテンヤに交換、底に送り込む過程でイイ感じと閃いて・・・着底直前でガッツン！　ドラグが鳴る！　逃げるなよ！
順調に巻き上げてネットイン！　　気持ち良いルーティンが出来ました。これで獲物の活性が上がれば調子付くのですが、今日は
ここから先に上げが無い！
　　
苦戦と間延びで折れそうになる時期も有った苦しい釣りでした。課題はいくつか持って乗船したが、中々トライする場面が少なかった。
今日の竿頭はつ抜け届いたか？　次点は５～６枚と言ったところで、昨日の一船130枚のあおりを受けたか？　厳しい一日でした。
シャクリとアシストフックの使い方、次回に持ち越しです。　シャクリはスパッ　スパッ又は　ちょんちょん或いは置き？
アシストフック（孫鈎）の使い方、どなたか教えてほしいですね。　ハリスの材質：ケプラー？　フロロの方が良い？　長さは長短
鈎を2個付ける？　親鈎は潰す？

次は遠征マアジ、それからテンヤ真鯛。山陰の白イカ次は満を持してきっちりやりたいですね。
まもなく夏太刀も開幕するからテンヤ交互！一番面白い時季かもね！　次はどんな釣りになりますか？

じゃあ　またね～

No.636 梅雨めばるⅡ

　　
釣行日　：　2020年6月19日（金）（旧暦　閏4月28日中潮2/2）
釣行先　：　広島湾
ホームグランド　：　宇品　彗星Ⅲ Fishing 　小川 訓裕 船長

梅雨時だから当然ですが、梅雨前線が四国から内海にそして九州から関西 首都圏へと移動して各地に集中強雨をもたらした。
当地は朝方には前線が通過して天候回復。折しも、プロ野球公式戦開幕日でカープは横浜屋外球場での初戦！　案じられた通り
開始予定時刻に前線の通過が間に合わずプレイボールも繰り下げ！でも試合は行われ初勝利を上げましたネ。
昼過ぎまでは小雨が落ちていたが出港のころは雲間からの日差しが眩しい。好天！に喜ぶのは良いが広島は昨日から強雨で
河川の濁流が湾内に流れ出て濁りと水潮の影響が相当悪さをすると覚悟が必要の様子です。
　
一週間前に狙った梅雨めばるは内容は十分楽しかったが、自分の態勢準備が不十分で心を残したので、今日はそれの復習です。
前回は突然スイッチが入って良型の多点掛けで忙しくなったが、手返しがイマイチでもったいない思いが残りました。
今回は態勢を練り直して準備、餌も少し多めに準備しました。しかし、昨日の大雨で川の水は増水濁流の濁りがしこたま湾内に
流入している。水潮も場所によっては良くない。　船長の操船を頼りに、今日できるベストの釣りに集中しよう！
　
やはり明るいうちは虫エサよりもサビキ仕掛けに反応します。が、もぶれついてくるのは小型ばかりでほとんどリリース！
サビキを変えたりカブラを足したり試してみると、少しは反応が違うのが見られた。暗くなってそのままムシサビで続投。
良型が上がるようになった。慎重に丁寧に棚をゆっくり（極緩速）待っていると、クワックワッと食い上げ当たり＝良型
スイッチが入った！ほどではないが徐々に調子も上がってきましたよ。ポイントは岩礁帯の際とか石積巨大ゴロタの上とか、
とにかく獲物が居るところは限られている様子！根掛かりに細心の注意！でも恐れず注意深く攻めて当たり！！
　
途中から完全餌鈎仕掛けに切り替えて、極力新しい餌に差し替えながら敵の食いを煽る！　餌を惜しむ心配がない分
安心して押していけましたよ。
平場とは程遠いポイントで、当然のごとくジャンボカサゴやクロダイ（チヌ）も食ってきます。先週は背中の釣り師が大物を
掛けたが（チヌ？）ドラグが鳴るほど・・・あと一息の所でラインブレイク。今日は私に最初からチヌ！と思える当たり！
船長が直ぐに玉網を取りに行ってくれた。張らず緩めずドラグはややきつ目で慎重に巻き上げ、４０ｃｍくらいだったかな？
終盤満潮からの潮替わり1時間くらいは前回同様苦戦となった。
七つの川が流れ込む広島湾だけに、強雨の後は不利になるのは自明の理。先週よりも上積みを！と思って挑戦しましたが残念ながら
自然条件も味方せず合格点には至りませんでした。数は前回よりもやや下だった。
でも、態勢立て直しての復習は十分に尽くせたので心は満たされた楽しい釣行が出来ました。
船長さん　ありがとうございました。

さて来週からいよいよ　豊海丸　リニューアル就航！　テンヤ真鯛が待ち遠しいです。意気込み倒れにならぬよう・・・
甲〇スタイル　ユ〇し　スタイル　　あそこら辺の真鯛はどのように反応してくるのか？　　た　の　し　み　！！！

じゃあ　またね～

No.635 梅雨めばる

　
釣行日　：　2020年6月12日（旧暦閏4月21日中潮4/4）
釣行先　：　広島湾
ホームグランド　：　広島宇品　彗星Ⅲ Fishing

長期の待ち時間で落ち着きません。別船外部研修特別企画が何の手違いか　つぶれてしまって悲しい事！　急遽　鯛アコウのおいでおいでに
右往左往してもうまくいきません。　ならば、勝手知ったる　梅雨めばる　これが正解でした。
入梅直後ながら梅雨前線は南下から急北上と動き、激しい雨を降らしている。降る手前の半日お天気で好コンディションとなりました。
　

　
日没のころ出港しても、空の白さが消えるまでには結構時間がかかります。明るいうちはサビキ、暮れたら餌が有効だそうです。
未だだろうと思いつつ仕掛けを入れていたら突如スイッチが入った！強い引きに竿を矯めて手応えを楽しむ。
イイ型が上がってくる。次も底に引かれて根掛？とグイグイやってるうちにモソモソと浮いてきて、良型5連掛け（になってしまった！）多点掛けは
毎度と言うわけにはいかないが、スイッチが入ると1～2匹の繰り返しから様変わり！
　　
時間的な折り返しが潮の変わり目でもあった。前半が良かったので後半（上げ潮）はもっと！？と期待したが外れました。
上がり　1時間くらいは辛抱の釣りとなった。　前半の勢いなら　三桁近く（まさか？）と内心大いに期待したが、急失速して
小雨も落ちだしたのでやや早仕舞い。　　私の釣果は四捨五入で６０と言うところでした。
クーラーボックスの魚体　目玉が白く見えるが実物は黒々なんです！　LEDライトの悪戯のようですね。

同日　知り合いグループが山陰白いか釣りに出かけるのを見送った。沿岸チョイ出ノ浅場イカメタルorオモリグ釣法らしい。前夜のweb釣果情報では
３０～５０の好漁だったとか。　当日も同じく40,50くらいで楽しめたそうです。でも、我々が好む伝統的な浮きスッテ６，７連胴付き釣法とは釣り味も獲る数も
大差があるが若者に人気の所謂ゲームフィッシングですね。

瀬戸内海の戦略性の高い（技も用具も整合性がおろそかにできない）テンヤ釣り。研修乗船予定してた頃に前後して甥っ子が久しぶりにテンヤ真鯛で
F2さんに乗船。太刀魚でも上位に入る上手なのに以前乗ってた船の釣法と異なり大苦戦！とにかく深さ・テンヤ号数・竿の硬さ緒元の差が大きくこんなはずじゃなかったのに！
船長さんがレクチャーしてくれて、隣の釣り人さんがこの竿を使ってみては！と親切にも貸して下さったとか。昼過ぎまでで2枚だったのが残り時間で4枚追加、
この辺りがやはり釣りを知ってる！？　今頃は改善策練っているでしょう。昨季はキッタカ遠征ドラゴンにも参戦し、ベテラン釣り師諸兄に伍して善戦したしネ
とにかく、F2　船長さんも釣り客もとても親切で事前チェック不足の苦戦釣行ながら気分良くしてましたよ。

私のテンヤ真鯛は釣法に少し勉強成果を追加、本船リニューアル完成が待ち遠しい。シャフト入着すると完了らしいですね。
10日先にはテンヤ真鯛釣りまくり！(出来たら良いなあ！)　その次は遠征マアジ掛釣り。山陰白イカも機が熟してくる。
楽しみです。
じゃあ　またね～

No.634 山陰日本海 沖釣 自粛解除

　
釣行日　：　2020年5月29日（旧暦 閏4月7日小潮1/3）
釣行先　：　山陰沿岸日本海

全国的な緊急事態宣言解除（除首都圏・北海道）を受けて、島根県知事からも中国5県の往来解除の通達が出た！漁協の各船も
動き出したようで、白イカ釣りは初日（26日）に好漁だったとか。最短でメンバー組んでいらっしゃーい！のお招きです。しかしながら、次の日は
前夜と打って変わってさっぱりの結果。巨大生物（イルカ・クロマグロ等）の群れが追い散らしているのだそうです。今年のイカ幕開けは抜群の好漁！
早出の魚狙いなしで、夕方イカ狙いに絞って出港との計画であったが当日朝になってイカのお土産が？で昼魚確保で午後の早出に予定変更。
気象海象は巡り合わせ良く、日よけ帽子が有効な好天で波も穏やかでした。
　
魚探の反応見て流し始め！今日はキンメ（チカメキントキ）に狙いを絞る。第一ポイントは雑魚エサ取り。次のポイントで大艫の二人が、キンメ・大型アコウ
とスタートを切った。でもここは群れが居ない？　連にはなりません。次のポイントで大当たり！　第一投で5連、第二投で8連（一尾落水）、ほぼ鈎の数だけ掛かってくるし、船上全員同時ヒットという劇的な釣りとなりました。日が高いときはどうなる事かと思うほど当たらなかったのが日が傾いてくると戦闘開始！となりました。　
　

キンメ以外の魚種は殆ど来ません。上手に棚を併せると特有の食上げが激しい！ポイントを掴んだら船長にとっては攻めやすい釣りのようですね。
アジとか沖メバル時期的には梅雨イサキも欲しい所ですが、キンメ以外は全く来ません。嬉しいけれど一寸物足りないか（欲張り！）
　
日没前に魚釣りは切り上げてイカ釣りポイントに移動。白イカはシーズン初は沿岸近く灘のポイントを攻める。水深５０ｍ前後なので大鯛仕掛けは無用らしい・・・
灯りが効いてイカが集まってくるには時間がかかりそう・・・アジ狙いのサビキ仕掛けを下ろすと直ぐに当たってきた。他のメンバーも思い思いの仕掛けを
下ろすが、芳しくないらしい。関アジ関サバ仕掛けにも種々あるから、当たり仕掛けを手にするのは至難・・・偶々私の蓄光サビキが有効だった様で、
群れが回ってくるインターバルでそこそこ食いついてきた。時にはサバも掛かる。イカ竿を支度して下ろしたら直ぐに載って来ました。しかも4連だから船長も驚き！
次に下ろしたら3連！　昨日の話と違ってバンバン行けそう！？　　あとが厳しかった！待ち時間が空く・・・べた底しか反応しない！
この時期はマグロやイルカが沿岸に出没し、群れになってイカを追い回しているようですね。イカが集団で灯りに寄ってくる様子がない！怯えて？底に張り付く？
底にべったりで浮いてこないイカの行動はいかなる時に生じるか？大物に追われて怯えている時ともう一つ早潮で流されないように張り付く。いずれにしても底に張り付くイカの攻め方は？餌を底に落とす？オモリグでスッテを底まで送り込む？アンカー上げて流し釣又はシーアンカーで緩速？いずれにしても底で一つずつ獲る！漫然と上に上に誘いあげる所作では希望ナシですね。
状況をきっちり見抜いてしっかりと作戦を考えて攻めたら数増やせたかも・・・80号イカメタル持ってくればよかった！！！（残念！）
　
結局　昼も夜も中身のある釣りができましたよ（何も考えなくて入れ食い、クーラー満タンは気楽ではあるが、釣りは豊かな対応力有って釣果を上げるのが醍醐味ですからネ）

最終結果は まずまず・・・　昼のキンメ　イカ竿の横でアジサバ狙いながら、渋いイカを何とかモノにする。三種三様の中身のある釣行でした。

まもなく梅雨入り、瀬戸内海真鯛アコウと山陰白イカ+高級魚　迫力ある釣りが続きます。
新型コロナウィルスは今もリスク継続ですから、日常が戻ってきても前と同じではいけない。外出買い物、釣行　常に感染防止対策をキチンとして行動しなければいけない。特効薬が完成すれば予防負担も風邪ひきと同じ程度に軽減されるだろうが　それまでは注意継続！ですね。

瀬戸内福山豊海丸は新エンジン到着、シャフトも更新に！リニューアルも間近。3週間ブランクなので新企画釣友にアレンジいただき同行して来ます。　どうなりますやら？　じゃあ　またね～