このブログ初期からの予告と致しまして、天地自然・草木・石も家も、もの言えぬ最下層の霊たちも、ものを言い始める時節が到来することを告げていました。
そして近年のカメラやビデオ機器の発達とともに、地面や床(ゆか)を這う霊体が実写され始めています。
これは以前の振動数の時代でも、霊眼では視えていたのですが、いよいよ誰の目にも見ることが出来る媒体で姿を現し始めています。
これは古来から地霊として、地鎮祭などで慰められてきた対象です。しかし近代の氏神信仰の弱体化や、間違った集金宗教、実践力のない供養により社会にあふれ始めています。
地面からヒザ下ぐらいの高さに写る霊体は、物凄く執着が強く、生きる人間に影響を与えます。
死斑(斑点模様)のある死後の遺体の様相で、生きる人々の足首にすがり憑こうとします。
これにより、多くの家庭や個人の運命が変わっています。
(例記事 :http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/db2ce5af63fd3f4e7a23ca6d0e094803
前編http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/1c0094a33d7159c02c621dfc039ff328
後編http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/cfc9cd1ed89f0e3cf3b628bab515e73f)
住む土地や家に違和感を覚えたり、奇異がある時は、
「家と土地の霊位」と書いた短冊の寄り代をお盆に載せて、床に直(じか)に置いて行う「床供養」を参考にして下さい。
ただし床供養は、
・ 【伊勢白山道式の寄り代と「線香3本」による先祖供養の実績が1年間以上であることが必須条件です。(湯気供養は、供養の実績に入りません)】
・【先祖供養歴が1年以上あっても、日々の供養行為で、先祖供養せずに床供養だけをするのはいけません。】
先祖供養をしていない人は、床供養はしないで下さい。やはり、先祖供養の習慣の慣れと、先祖の守護と干渉も必要だからです。
床供養を勧めているのでは決してありません。各人の自己判断と自己責任で考えて下さい。
その代わりに、実際に霊障の有る家の場合は、かなりの即効性が有ります。霊障のない家の場合は、普通のままであり、目立った変化は感じられないかも知れません。
床面を離れることの出来ない下層の霊は、高さのある台に置いた「先祖供養の」寄り代に寄ることは出来ません。本当に重力により、霊体が床面に押し付けられています。
(先祖供養の寄り代の場合:(先祖供養の寄り代の場合:http://pori.starfree.jp/worship.htm )
先祖供養の寄り代とは別の、専用の床を這う霊たちのための寄り代、「家と土地の霊位」と書いた床に置く「寄り代」により、床を這うことしか出来ない霊(地縛霊や土地に関わる霊的存在)などの餓鬼供養(がきくよう)をすることが出来ます。
先祖供養の場合は安心した先祖霊の采配の下で、その時の縁ある霊から順番に供養を受けていますが、床供養は床を這う霊が、泥だらけ、斑点だらけの手で寄り代に触るように群がります。霊は人の情けと線香を受けて、もう十分だと思えた時に、アノ世の行くべき場所にそれぞれが持つ因果により引かれて行きます。
玄関や気になる場所に盛り塩を置きましても、霊を避けるだけです。塩の効果は一時的な祓いであり、霊は昇華が出来ません。真からの霊たちの昇華の掃除をするのは、寄り代と線香の供養です。
[床供養の方法]
(1)「家と土地の霊位」と書いた寄り代の短冊を、お盆か折敷(おしき)の上に、短冊立てで挟んで固定し「直立させて」載せて床面に直置きをします。火災予防のために、線香器の下には皿を敷きます。
(2)線香3本に火を点け、上下に軽く振って炎を消してから線香器に立てます。
* 床供養を紹介した初期には、「線香1本で始めて慣れてから3本」にするように勧めていましたが、その後の読者の様子から判断して変更しました。
(3)手を合わせて、「この家と土地に住まわせて頂いて ありがとう御座います」
「この家と土地に関わる霊の皆みな様方、線香をお召し上がり下さい」
などと言います。
言葉は自分なりにアレンジして下さい。床供養は、まず霊に飯を食わせるのが目的ですから、言葉はあっさりでよいのです。
床供養では、「アマテラスオホミカミ」「生かして頂いて ありがとう御座位ます」などは不要です。下層の霊を祓いかねません。
(4)そのまま放置して、その場を離れます。
(5)床供養も寄り代と道具一式を常設して置くのが理想ですが、線香消火後に1時間ほど経てば、道具一式(常設出来なければ寄り代も)を仕舞っても構いません。道具を仕舞う時は、消火の確認を必ずして下さい。
供養期間としましては、最初に7日間行いまして(連続して7日出来なくてもよいです)様子見をします。その後は任意の不定期でよいですが、理想は臨機応変に場所を変えながら「継続が理想です」。
ただし、基本的には、普段の先祖の寄り代への先祖供養の3本目の線香で対応がされていますから無理は不要です。
※ 床供養の実践を迷う人は、まだ床供養は不要な状況の人です。
床供養が本当に必要な人は、先祖の導きもあって自然と自らしたくなります。
[供養の場所]
・床供養は、室内で床がある場所で行います。敷地内でも駐車場や農地などの屋外では厳禁です。基本的に、人が土足で歩く場所(玄関の土間やベランダなど)は避けます。
・寄り代は、最初は鬼門方面(北~東)で、普段に人がいる所からは離れた場所に置きます。もしこれで違和感を覚えれば、この次は裏鬼門(西~南)の方面に置きます。
・廊下や台所などは、特に床供養をするには良い場所です。上記の方位を無関係に、最初からこの場所での床供養も良いです。
霊は直進して突き当たりまで行きますので、廊下の突き当たりも良い場所です。
廊下で供養をする時は、面するドアは閉めておいたほうがよいですが、ドアを開けておいたり、途中で出入りしても別によいです。
・家内の冷やっと感じる場所で、順番にしていくのもよいです。
・床の間は神聖な場所なので下層の霊は寄れませんので、床供養は不要です。
・神祭りとは別の部屋で床供養が理想ですが、神棚のある部屋で床供養する場合(必要性から言えば弱くて最後の部屋です)、
神棚からは3m以上離して床供養します。
・2階構造の集合住宅の場合や、一軒家で複数階がある場合は、「自分が所有する家の」「自分が住んでいる部分の」最下階が基準点の床面になります。下の階から始めて上の階へ移してもよいです。
例えば、マンションの5階に住む人は、5階が自分の基準点であり、5階の自分の部屋で床供養をします。
※床供養は、先祖供養の場所からは1メートル以上離しましょう。
※先祖供養と同時に、床供養を同じ部屋で行うのは厳禁です。
別の部屋で行う場合でも、先祖供養の線香が消えてから行うのが理想です。
同じ時間帯にする場合は、必ず別の部屋でも、先祖供養の場所から出来るだけ離れた場所で床供養をしましょう。互いの煙が混ざることは厳禁です。
※7日の内に場所を移動しても問題はないです。
※床供養は、同時に複数箇所でしてはダメです。1回に付き1箇所です。
※同時にならないように時間を置けば、1日の内に2回まで床供養を行っても良いですが、理想は1日に1回です。慌てないことが大事。
※供養をする場所は、まず掃除をして床を綺麗にしておきましょう。
[供養の時間帯]
・床供養は、先祖供養のような時間の制限はありませんが、できれば夕方(日没前後1時間)は避けるほうが良いです。
感謝の先祖供養が5年以上の人は、深夜に床供養をして放置でも良いです。火災には注意して、下面の敷物が大切です。
[床供養の道具]
1、寄り代の短冊
・文具店で販売されている長さ30センチ以上で厚みのある白色無地のもの。金色の縁取りがあるとなおよいです。
・黒色マジックや筆ペンで「家と土地の霊位」と書きます。姓は書きません。
金色の文字だと下層の霊には眩(まぶ)しいので黒い文字がよいのです。
・「家と土地の霊位」の「位」の文字を少し大きく書きます。
※不要になったら、短冊は紙に包んでゴミに出せばよいです。
※引っ越しをする場合、使用中の床供養の「短冊と灰」を古い家でゴミに廃棄。
新居には、床供養の短冊と灰は新しくします。床供養の短冊立て・線香器(香炉)など一式は、塩水で拭いてから継続して使用します。
先祖供養の短冊・道具一式は、新居でも継続使用で良いです。
2、短冊立て
・寄り代は安定感が大事です。短冊を短冊立てで挟んで、真っ直ぐに立てます。
・短冊立ては木製がよいです。木片に一筋の刻みミゾを入れるだけで自作も出来ます。
※短冊立ては床供養専用の物を用意して下さい。
先祖供養に使っていた短冊立てを、床供養専用におろすのはよいですが、床供養に一度でも使用した短冊立てを、また先祖供養に使うことは厳禁です。
3、線香
・3本の普通の長さの線香を、三角形に(奥に2本、手前に1本)立てます。
・先祖供養もそうですが、煙が大事です。煙が多いほど不成仏霊には良いので、煙の多い線香を選びましょう。
※床供養の紹介の初期には、線香の長さや形状などに特に決まりはなく、燃焼時間の長い長寸の線香や渦巻き線香でもよいとしてきました。しかし、火災予防の意味からも、一度にたくさんの線香を束で立てることや、渦巻き線香は勧めないように変更しました。「3本の普通の長さの線香」がよいです。先祖供養と同様に、やはり3本の線香に意味が乗ります。
(たまには長寸の線香を3本でもOKです。が、火災には注意をしてください。)
・基本は自分が住んでいる場所の供養が大切ですが、もし子どもの住んでいる所などの縁がある離れた場所を供養したい場合は、3本目でその場所を思ってもよいです。
4、線香器(香炉)
・専用の物を用意するのが理想です。先祖供養の線香器との共有は厳禁です。
・生物の形象の模様のある器は適しません。無地が理想です。色は別に構いませんが、白系が無難です。
・もし線香器を消化後に仕舞う場合、後から線香残が再燃焼して加熱する場合が有りますので、線香器を燃えやすいもので包んだり、隠したりしてはダメです。再加熱が生じても大丈夫なように必ず不燃な環境で保管してください。
5、敷くお盆
・床供養専用に出来れば理想ですが、他の来客用のお盆と兼用でも良いです。
・木製が理想。折敷(おしき)があれば最高です。
・色は自由です。
・無地が理想ですが、生物の形象を避ければ、多少の模様は大丈夫です。
[その他]
・手を合わせる時は、座るのが理想ですが、立ったままでもよいです。その場に応じて臨機応変に判断して下さい。
・先祖供養や神祭りでは、人が西に向いて拝むことは避けるのが理想ですが、床供養では拝む向きを気にする必要はありません。
・場所が離れていれば、先祖供養と同じ時間帯に床供養をおこなっても問題はないです。
・供養中は電気をつけておいても消しておいてもどちらでもよいです。
・別荘や実家、店舗・事業所、自分が所有・管理する不動産の事故物件などで床供養を行ってもよいです。
・店舗や事業所で供養する場合は、「建物と土地の霊位」「店と土地の霊位」などに自分なりに変更して下さい。
この場合は、「○○店と土地の霊位」「○○会社と土地の霊位」と、名称を入れてもよいです。
※供養とは、無理をして、慌てて行うことではありません。自己判断の上で、準備を整えて行って下さい。
※この供養は、あくまでも自己判断と自己責任で行うべき供養です。決して強要をしていません。
※床供養の方法については、記事掲載後も随時、加筆・変更を加えて更新しています。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
本年もお世話になりありがとうございました。
リーマンさん、ご家族様、よいお年をお迎えくださいませ。
司法書士受験生として孤独な、先の見えない勉強の合間にこのblogを見たり、質問したりすることで本当に気分転換になりました。ありがとうございます。また来年も何卒よろしくお願いいたします。よいお年を!
寝る時は床に布団を敷くより、高さのあるベッドの方が良いですか?
またお盆はプラスチックの木目でも代用出来ますか?お忙しい所すみませんが、よろしくお願いいたします。
「住む土地や家に違和感を覚えたり、奇異がある時」とありますが、住居を購入してから12年、鈍いので奇異などは感じませんが、サラリーマンで部署移動先の職場環境(規模、人的、物理的ともに)が、それまでに比べ極端に良くない部署に異動し、心身ともに苦しんでおります。
家族にも影響し、家自体の掃除も精神的な苦しみのため意欲がわかずできにくくなっています。
これも住む土地や家に問題があるのでしょうか。
それから選挙の時、全く電話もかかって来た形跡も事実も無いのに、私の親族に私に電話かけたところ、そういう事はもう関係ありません、と私に言われた、と言っていたそうです。私にはかかってきていません。親族はあの娘は精神不安定だから電話しないでほしい、と言ったそうな、笑。でもそれが不干渉でいる一番の方便かも、これもご先祖様の加護だったのかも、と思う次第です。あの団体の人、一体誰に電話してそんなこと言われたんだろう。不思議体験です。
記事の更新と書こうとすると、記事に連なる長ーい歴史と
先祖の「行進」行列を感じてしまいます。
地を這う者たち、方々にも立ち上がり、この歴史の行列に並んでほしいと思います。
地を這う者たちは「重力」に抑えられている・・・面白いです。ここの箇所だけで10年は色々考えをめぐらすことが出来ます。