本屋親父のつぶやき

珠洲の本屋親父が読んだ良書の紹介や近況報告

本屋親父のつぶやき75・人生をキレイにする15.

2007年12月19日 19時31分28秒 | Weblog
 今日も午後から雨になっていました。

「人生をキケイにする 頭のそうじ 心のそうじ」鍵山秀三郎著 サンマーク出版

1680円より

  第1章 掃除は人生を変える

   15.頭のなかのゴミ

    他人を幸せにすること、喜ばせることを考えるようになれば、

   つまらない妄念など、ほとんど湧いてこないのです。

    妄念の話をしましょう。

   本当の意味での余裕、心のゆとりというのでなく、悪い意味での

   余裕がありすぎるときに湧いてくる雑念を「妄念」といいます。

   つまり、頭のなかのゴミです。人間は、本当に切羽つまっていた

   ら、妄念など湧いてきません。たとえば腹ペコの人は、御飯を食

   べるときに、悩みながら食べないものです。

   ところが、いまは経済的にも時間的にも余裕がありすぎものだから、

   たとえば高級なフランス料理を食べながら、「いやあ、○○の刺身は

   うまいね」などと、なんの違和感もなく話したりしている光景をよく

   見かけます。いま食べているそのものの味どこかに行ってしまって、

   どこどこの会席料理が、どこの中華料理が、などと話す・・・なんて

   情けない話でしょうか。妄念、つまり心のゴミだと私は思っています。

   妄念というのは、自分を中心にかんがえてくると、どんどん湧いてくる

   ものです。私心が強くなると、妄念もだんだん強くなってきて、自分を

   守るために他人に対して攻撃的にさえなります。自分ではなく、他人を

   幸せにすること、喜ばせることを考えられるようになれば、つまらない

   妄念など、ほとんど湧いてこないものです。

   今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。








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