本屋親父のつぶやき

珠洲の本屋親父が読んだ良書の紹介や近況報告

本屋親父のつぶやき 66.人生をキレイにする 6.

2007年12月07日 19時42分52秒 | Weblog
  今朝は朝市でした、相変わらず雨模様の一日でした、雷さんも午前中なっていました。

  いよいよ明日はるみこばあちゃんが金沢へ孫たちに会いに行く日です。

  楽しみにしておりますよ!! 

   今日も『人生をキレイにする』鍵山秀三郎著 サンマーク出版 1680円より

  第1章掃除は人を変える
 
    6.生活感覚
 
    生活感覚がなければ本当の生きた勉強はできません。

    人間は、手を抜いてラクをしはじめると、努力や、誠意、忍耐、工夫といったものが、

    何も必要ではなくなってしまいます。

    生活感覚というのは、まず家庭から生まれるものです。家庭を、和やかに
   
    明るく、楽しく営んでいくために必要な知恵が、生活感覚なのです。

    そして親や兄弟や祖父母といった人間関係のなかで育まれ、磨かれた生活感覚が、
  
    ひいては社会のなかでも活かされていくわけです。

    かつては、たとえば子どもは家事を手伝うなかで生活感覚を育んできました。

    ところが、いつからか、子どもは勉強が優先、ということになってしまい、親も子どもが良い点をとって、

    いい大学を出て、いい会社に入ればそれで一生安泰だと思うような、

    そんな風潮になってしまったのです。

    ただ、生活感覚がなければ、実は本当の生きた勉強はできないのです。

    ものを記憶したりするのは得意でも、応用が利かない子どもになってしまうでしょう。

     感情がない人間と言うのは、自分のことには敏感です。自分が不愉快に感じることに対しては、

    ものすごく過敏で、逆に自分の行為が他人に迷惑をかけていることには、まことに鈍感になってくるのです。
    こうしたことは、社会全体が経済効率至上主義でやってきたツケだと思います。 
    
    他人が手を抜こうがどうしょうが、自分だけは、常に努力や、誠意や、忍耐や、工夫を惜しまず実行する、

    そんな気構えをもって生きたいものです。

     長くなってすみません。最後まで読んでくださってありがとうございます。









コメント
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