白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 福祉の店 きずなのひやしきつねうどん

2008年09月07日 | グルメ
前回のブログで「ばかみたいな過酷な日帰り出張」と書いていましたが、
それが今回紹介するものです。
大阪を出発して美作~大山~米子~境港~大阪という日帰りでは
考えられない強行軍です。それも朝仕事を終わらせてからクルマで出発したので、
朝11時出発。20代の無茶な時を思い出しました。


今回の目的は外食企業の企画の参考になるお店の視察というものです。
でも企画が終わるまで守秘義務で公開ができないので、
その他の印象に残ったお店を紹介します。
まずはお昼に伺った「福祉の店 きずな」という知的障害の方々が運営されているうどん店です。
このような障害者支援店舗というのはえてして特別視をしてしまい、購入したり
利用することそのものに、支援をしているとか応援しているとか何か特別な感情を
持ちやすく、普通に他のお店にいくようになかなか気持ちが切り替わりません。
なので繁盛店がなかなか少なく、数年で姿を消してしまうお店が少なくありません。
その中でこのお店は事前情報によると、
地元の方々が気軽に食べに行く繁盛店として人気を博しています。
お昼の営業の終わり際に行ったのですが、平日にも関わらず満員です。
驚いたことに、店員の方がすべて知的障害の方々で、知的障害の方がはしのほうで
手伝っているのではなく、本当に運営、調理をしています。
簡単なようでこれはすごいことです。特に繁盛店の場合には。


ひやしきつねうどん 450円です。50円+で大盛りにしてもらい50円のおにぎりを
追加しました。うどんは大阪風と讃岐風の間で食べやすく、だしも少し甘めで
美味しかったです。

こんな普通に利用できる知的障害の方が運営する繁盛店が関西にもあれば
少しは外食産業と食文化も上がるのになと感じさせたお昼御飯でした。

福祉の店 きずな 美作市福本621-2


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