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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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もうバンドはやらないのかという
お問い合わせをいただいたので、
そのことについて書いてみようと
思います。

ずっと読んでいただいている方
には過去の内容と重複することも
多いかと思いますが、知っている
ことは飛ばしてくださいな。

結論から言いますとまたやりたい
気持ちはあるのですが、
タイミングが来たらという感じ
です。

まず僕にとって音楽は趣味
ではありません。

人生の全てをかけて打ち込み
たい生きる意味です。

だから楽しみたいとかは、
2の次です。

昔は仕事が人生の全てという
人が沢山いたようですが、
その人達にとっての仕事が、
僕にとっては音楽です。

では音楽がやれれば何でも
いいのかというとそうでもない
のです。

僕がやりたい音楽の最重要目的は
曲を作りそれを1人でも多く
の人に聴いてもらうことで、
1曲でもいいので多くの人
の心に残る曲を作ることです。

だから僕はライヴでカヴァー曲を
一切、演奏しません。

僕は自分の作った曲を人に
聴いてもらいたくてやって
いるのであって、誰かが作った曲
を聴いてもらいたいわけでは
ないのです。

この考えは13歳でギターを
始めた45年前から変わって
いないのですが、
大学生の頃までは自作曲に
自信も曲数も無かったので
大半のカヴァー曲の中に
1曲だけオリジナル曲を
混ぜるというようなことを
やっていました。

今考えるとやってることが
なんと中途半端だったの
だろうと思います。

社会人になってからバンド
を始めた頃も一緒に活動
してくれるメンバーも
なかなか見つからず、
半分コピー曲、半分
オリジナル曲のような
状態が続きました。

ようやく自分たちの
オリジナル曲だけで
ライヴができるように
なったのは今も一緒に
活動するHiroshiと作った
バンドMirrorMuseumに
1996年にVocal Akihiroが
加入した時でした。
その時既に僕は29歳に
なっていました。

偶然にも今の年齢の半分です。

で、ようやくバンドが出来る
ようになったと思ったら、
相次ぐメンバーの脱退など
順調に活動出来た時期は
ごくわずか。

ついでにマズイことに、
当時、自分は
RitchieBlackmoreのように
なるんだと思っていたので
歌を全く歌わなかった。

と言うより歌えなかった。

Akihiro加入前2年ぐらいは
Hiroshiと半分ずつVocal を
分け合っていたんだけど、
何しろ田舎から出てきた
思い込みだけの小僧は
ギターのテクニックでも
もちろんド素人レベルの歌でも
大都会、横浜では全く
通用せず、どっちかと言えば
自信があるのはギターだから、
俺はRitchieBlackmoreなんだから
Vocal を入れてギターに専念しよう
と思っちゃったもんだから、
もう歌は決定的に苦手意識が
ついてしまった。

当時から長髪で俺は音楽
やってんだって公言してたのに
会社の人から
「なんかやってみてよ」
と言われても
「俺はギターだから一人
 じゃ出来なんだ」
と何ともカッコ悪い話で。

しかもバンドは相変わらず
メンバーの脱退は止まらず
その度に活動が停まり、
年6回のライブが3回に
なり2回になり1回になり
この状態は震災の年
2011年まで続くのです。

次回へ続く














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