ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

Kodak disc 4000。。。

2007-03-12 23:31:30 | カメラ
夕方にカメラのキタムラでお買い物。

かごしまフォトクラブのM 会長と出会いました

モノクロ印画紙と
ネガを入れて整理するための
ネガファイルを買いました

中古カメラのガラスケースを見ると
先週から気になってた見慣れないカメラがあります
Kodak のdisc4000 です

これはDisc(ディスク)というフォーマットの
円盤状のフィルムを使うカメラです
このフォーマットは1982 年にコダックが発表したようですが
長続きせずに1990年代初期にはカメラが姿を消し
90 年代後半にはフィルムもなくなったようです
年配の方なら覚えているんじゃないでしょうか?

もちろんまだ20代の私は、現物を使ったことも見たこともありません
こういうフォーマットがあったことも最近、本で知ったばかりです

780 円という値段がつけられてたので
このフィルムが市場になくて使えないことは承知の上で
珍しいので話の種にと救出してきました

カメラは円盤状のフィルムを使うとだけあって
非常にスリムです
パッと見、最新のコンパクトデジカメのようにも見えます
1円玉の幅よりも薄いです(写真 中央、背景はコダックカラー)
この薄さは35 mm フィルムではできないですね

下の写真は裏蓋を開けたところ
ここにdisc を入れるようです
なんだかMD ウォークマンみたいです
実際にdisc というフィルムはMD のようなものらしいです

レンズは使い捨てカメラ(正式にはレンズ付きフィルムと言います)のような
非常に小さなものが付いています

CDやMD と同じく巻き戻しの必要がなくフィルムの出し入れが楽だったそうです
また、APS のように撮影途中でもフィルム交換できたらしいです
1本のフィルムで画像サイズ8mm×10mm で15コマ撮れます

画像が小さく大伸ばしできなかったことなどが原因で
あまり普及せずに世の中から消えてしまいました
APS も将来、同じような運命をたどるかもしれませんね

このカメラ、シャッターボタンを押すと
ウィーンと音がして作動しました
まだ内蔵されてる電池が残ってるらしいです

disc フィルムがあるかオークションサイトをいろいろ調べましたが
ありませんでした


昔は、こんなフォーマットもあったんだよという
コレクションにします
コメント
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