しばらく途切れていたDD51 844風機関車の話ですが、実は前回の話の時点でほぼほぼ工作は完了していました。
しかし、ねずみ色1号で塗装した屋根の色合いがボンネット部分のグレーと合っていないのが気にかかり、
結局その部分だけ再塗装することに・・・。
で、これが泥沼の始まりで、製品のグレーと合うような色合いの塗料を探し回り、
いくつかを買い込んでそのままもしくは調色して試し塗装を繰り返しました。
ミリタリー系やキャラクター系模型のおかげでグレーは模型用塗料の色としては大変種類が豊富ですが、
その結果あの色この色といくつも試してしてみたせいで、気がついたら手元には20種類くらいの塗料瓶が・・・(大汗)
これではきりがないので色の比較は打ち止めにして、それまで試し塗りしてきた中で一番似ている色合いのグレーで塗装することにしました。
完全一致の調色はなかなかに困難ですが、それにしても今回は色合わせに神経質になりすぎていた感がありました。
で、結局こんな具合に塗装。
確かタミヤカラーのニュートラルグレイとスカイグレイを1:1で混色したものです。
遠目から見ればまあ違和感少ないだろう、くらいの感じです。
ちなみにキャブ屋根に追加した通風口ふたと機関予熱器の排気口は前回の記事のものから作り直しています。
特に通風口ふたはスーパーのお惣菜が入っていたトレー(透明スチロール樹脂製)を洗って乾かしたものから切り出しました。
この素材、非常に薄いので今回のふたのような「確かにあるけど目立たない」ものを作るには便利です。
というわけでこれでDD51 844タイプは工作完了としました。
それではヘッドマークを掲げてDLやまぐち号出発・・・(笑)
ようやくおまけナンバーとヘッドマークが活きてくるときです。
レイアウト上を走るDD51やまぐち号の図。
ふつう、乗るほうにしても撮るほうにしてもSL列車のDL代走はがっかりもいいところですが、(喜ぶのは一部の趣味人?)
まあ模型の世界では走らせて楽しいネタ列車、ということで・・・。
なお機関車の後ろに連なる12系やまぐち号編成(リニューアル前・マイクロエース製)ですが、こちらはずいぶん前からもともと持っていたもので、
臨時急行「味めぐり但馬カニスキ」としてKATOのEF58 150のお供にするために手に入れたものでした。
そんなわけでこのときまでやまぐち号として走ったことはなく、C571にも牽引されたことがないという、
ずいぶんひねくれた使われ方をされております・・・。