ちょうど先週の土曜日のことになりますが、ちょっとした用事があり鳥取に少し帰省していました。
午後の新幹線で新大阪へ向かい、在来線に乗り換えます。
普通ならここで特急スーパーはくとに乗れば鳥取まで一気に帰ることができますが、
今回は趣向を変えて播但線経由の特急はまかぜ5号に乗車して鳥取へ向かいました。
大阪18:05発、鳥取22:32着で4時間以上もの長丁場ですが、
逆に考えれば引退間近のキハ181系にここまで乗車できる機会もそうはなかろうと考えて敢えてはまかぜ5号を選択した次第です。
4両編成で運転されたこの日のはまかぜ5号の乗車率はグリーン車(多い時で乗客2人)を除いてだいたい4~6割程度でした。
大阪からよりは三ノ宮・神戸あるいは姫路あたりからの乗車が目立ちましたが、
豊岡・香住あたりでほとんどの乗客が降りてしまい、浜坂発車時点ではついに乗客は自分1人だけとなってしまいました。
「大阪から鳥取まで4時間かかりますが、長いでしょう」と車掌さんに声を掛けてもらったのが印象的です。
まあ普通に考えるとはまかぜ5号で大阪~鳥取間を乗り通すのは物好き以外の何物でもありませんが(笑)、
キハ181系が引退予定の来年3月のダイヤ改正が近づいてくるとそれに比例してマニアが増えて騒々しくなってくるでしょうから、
今だからこそゆっくり落ち着いてキハ181系の旅を楽しむことができたかなと思います。
(2015年追記)
2010年当時、特急はまかぜに使われていたキハ181系が引退間近だったということで、
鳥取へ帰省の際にはこのはまかぜ5号によく乗車していました。
暗くなってからの走行なので車窓は見えませんでしたが、独特のエンジン音を4時間たっぷり堪能するにはちょうどいい列車でした。
現在のキハ189系の列車には連結されていないグリーン車に数回乗車したのもいい思い出です。