いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

9/10 ふらりと出かけて・西武多摩川線

2009年09月14日 | 日々の出来事

時系列的にあべこべになりつつあるこのブログですが、書いている自分としてはあまり気にせず、とりあえずそのまま進むことにします(^^;)

さて、ある秋晴れの日のこと、せっかくのいい天気だから家にいるのも、ということで昼ご飯を食べた後からふと出かけたくなりました。

そうして南武線に乗り、南多摩駅で下車。

そこから府中街道をしばらく歩き、多摩川にやって来ました。
そこには是政橋という立派な斜張橋がかかっています。

この橋、片側2車線で計4車線、幅広の歩道つきというかなり豪華な橋なのですが、

ご覧のとおり片側2車線分は未供用です。少しもったいないなあと思いましたが、前後の府中街道が十分に整備されていないので橋だけは先にフルで作ったのでしょう。やがて前後の府中街道の改良工事が済んだらここにも車が走るはず。

閑話休題、ここにはこの是政橋と少し離れてJRの多摩川橋梁も並行してかかっています。
というわけで、橋を渡る列車を撮影。

う~ん微妙ですね(^^;)
少し曇ってきてしまいました。まあ、この時間帯ならここは逆光なのですが。
そしてさらに何本か撮影。

EF210+日本石油輸送タキ

EF64更新+日本オイルターミナルタキ

また南武205

少し遠くから撮っているので被写体の列車が模型っぽく見えますね。また、編成がそこそこの長さというのもより模型ちっくな感じです。

さて、撮影後是政橋を渡りやって来たのは

西武鉄道多摩川線・是政駅。
住宅街の中に突如として駅がある感じで、近くを走る府中街道には駅の案内標識はなかったような気がしました。

改札はICカードの読取機はあるものの非自動改札。
いかにも支線の終端駅という感じで、なかなかいい雰囲気です。

ちょうどやって来た旧101系に乗り、とりあえず起点の武蔵境駅へ。

実は今年の春まで西東京市に住んでいたので、西武多摩川線もいつでも乗りに行こうと思えば行けたのですが、結局行かずじまいで引っ越してしまいました。
というわけで今日が初乗車です。「いつでも行ける」という思い込みは怖いですね(^^;)

住宅地や畑、雑木林など武蔵野らしい景色の中を電車は進んでいきます。
12分に1本という列車ダイヤということもあり、路線の長さの割には頻繁に行き違いをする印象がありました。

新小金井駅、行き違いの電車。

是政からおよそ15分ほどで武蔵境駅に到着。このあたりはJR中央線が高架化工事の真っ最中ですが、西武線側は一足先に工事を終えており、きれいな高架駅となっています。

微妙に懐かしい武蔵境駅前、イトーヨーカドーのある南口側から。

線路はここで終点となっていますが、昔はさらに西武新宿線の武蔵関まで路線延長する計画があったらしく、もしそうなっていたなら多摩川線はどうなっていたことやら。今となってはもうそんなことはないと思いますが・・・

今度はその反対側、是政方を望みます。
高架化されても中央線との連絡線がそのまま設置されています。ここの工事が完了したらこの線路を通して101系置き換え車が多摩川線に入ってくるのでしょうか。
左は4番線ホームに続く線路ですが、今は使われていません。現状の12分ヘッドダイヤならこの線路は不要なはずで、何のために敷かれているのでしょうか?
ひょっとすると新車搬入時の営業電車の夜間留置用?よく分かりませんが。

その後折り返しの電車に乗り、車両基地のある白糸台へ。

検修庫では4両編成が2両ずつに分割されて検査中でした。車両の妻面が間近に観察できます。

白糸台の車両基地は規模的にも雰囲気的にも模型にぴったりの感じで、こんな車両基地のモジュールレイアウトを作ったら楽しそう・・・、と思いました。


夕方の白糸台の駅舎。ここも住宅街の中に駅がぼんとある感じで、広場になり切れていない駅前広場の周りには数軒の商店と畑、住宅があるのみでした。
少し街歩きをしてみたところ、時間帯のせいでもあるのですが、妙にたそがれた雰囲気の町に感じました。


なぜだか急に切なくなってきたので、この後すぐに電車に乗って帰宅しました。


いつか乗ろうと思っていた路線ではあるので、天気のいい日に乗れたのはよかったと思いました。
個人的に好きな雰囲気の路線なので、またいつか乗りに行くかも!?