醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

ダメな人たち其の14

2005年09月07日 23時41分50秒 | ダメな人たち
エピソード14:今回の転職で会った、さる人材紹介会社のエージェント

 急に思い出したので、短いけど書いておこうっと。
 エピソードと言っても人生の中で一瞬すれ違っただけの人なので、どうってことないと言えばどうってことない。
 が、結構「世の中にはこんな人もいるのねー」と、ある意味感心しちゃったのでした(笑)

 寨主が転職する時って、大体転職サイトに経歴をエントリしておいて、それを人材紹介会社が見てスカウトしてきて、互いのニーズが合えば会って具体的に進めるってパターンになります。
 このエージェントもそのパターンで、今年の春にスカウトしてきた50絡みの人です。

 さてこの人、一度会ってお話ししたいと言うことだったので、品川辺りの喫茶店で会いました。
 で、会って早々、いきなり会話が噛み合わない。

彼「私はね、IT業界得意じゃないんですよね」
寨主「そうなんですか?」
彼「だけど、今日は取り敢えず2社ほど情報持って来たので、まず見てください」
寨主「...あの、これってどちらもプログラマの募集ですけど...」
彼「そうですよ」
寨主「あの...私をどなたかと間違えていませんか?」
彼「いいえ、間違えてませんよ」
寨主「ですが、私の経歴とPM希望ご覧になった上で、プログラマ募集の紹介されてるんですか?」
彼「あなたに合った案件なんて、うちにはありませんからね」
寨主「ちょっと待ってくださいよ。スカウトしてきたのはあなたであって、こっちがお願いしたわけじゃないですよね?」
彼「そんなこと言ってたら転職なんかできませんよ」
寨主「判りました。これ以上話してもお互い時間の無駄なので、これで終わりにしましょう」

 で、駅まで取り敢えず一緒に戻ったんだけど、彼の別れ際の捨て台詞。

「ま、どうせあなたには転職なんかできないと思うけど、頑張ってね」

だそうで(笑)
 これもねぇ、頭に来る以前に、なんで???何のために寨主にわざわざ会いに来たんだ???何がしたかったんだ???彼はあれで生きていけるのか???と、そっちが気になって仕方がなかった(笑)
 まぁ確かにね、人材紹介会社の人って両極端で、凄ーく良い人と、自分を偉い人だと勘違いしてる頭の高いダメ系の人と、ほとんどどっちかに分かれるのよね、少なくとも寨主の経験の範囲では。
 前者の場合、人のためになれる商売なので誇りを持ってる人たちで、後者の場合は概ね話を聞いてると、元々大手企業にいたけど、定年もしくは早期退職で人材コンサルになりましたって人が多いみたい。
 大手出身の年寄りって、辞めた後でも引きずってる人多いからねぇ(^_^;;;
 でも、彼だけは全く新種の生き物だったので、凄くインパクトがあったのさ(笑)

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