長岡育英センター・ブログ

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だいぶ、おつらそうですねぇ。

2006-07-24 23:42:14 | 川上のひとりごと日記
「だいぶお辛(つら)そうですね」

整形外科の先生は、カルテに記入しながら、
ベッドで身もだえ、呻く川上にドライに、
でもやさしく声をかけてくれたのでした。


---


川上です。辛かったですよ。そりゃぁもう。


皆様大人になってから、痛みで身悶えたり、
うめいたり、泣いたりしたことありますか?

きょう、たくさんの女性の看護士さんの前で
わたくし、身悶えました。半泣きでした。

うめき、小さな声で叫び?いや大きかったかもですが、
涙が出そうなほど、痛くて痛くて身をよじりました。


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こんなところでなんですが、あまりの激痛に、
職務遂行は不可能と判断され、園長より早退を
指示され、本日は早退させて頂きました

ここに謹んでお詫びいたします。

---

ことの起こりは、日曜日の朝(?)でしょうか。

ときどき足の関節が痛むことってありますよね。
ちっと、捻ったのかな?挫いた?それともなんか
ぶつけたのか…。

そんな感覚でした。まさかそれが身悶えるほどの
惨事になるなんて。そんなこと予想もしないくらい、
微かな痛みだったのでした。


朝から一人で新潟に行き、2年生の生さんの
所属するサッカーチームの試合観戦。午前11時。
気温30度近いと思われるグランドに到着。

試合はちょうどスタートして今まさに「礼」をした
ところだったのでした。

暑いくらいの陽射しを浴びながら、楽しく観てきました。

午後は学生時代を過ごした西新潟地区のラーメン屋で
ラーメンを食べ、巻方面へ。

8月のキャンプで訪れる「入徳館野外研修場」へ
向かったのでした。

中にはいるつもりは無かったのですが、ドアが開いて
いたので、2・3訊ねたいことがあったので、それを
聞くと…、管理人さんが、
「今一団体を送り出したんだぁ、丁度お茶にしようと
 言ってんですてぇ。
  さぁさぁ、上がってお茶でもなじですか?」
と、嬉しいお誘い。

遠慮無く上がりこんで、キャンプの時の散策のルートや
施設の様子、帰ったばかりの団体がしていった活動の
ことなどをお話を聞きます。

15分か20分ほど話を聞いて、その場を辞すると、
野外のかまどやトイレ、炊事場をぐるりと見て歩きます。
また、車で近くの「ほたるの里公園」への安全な裏道を
探ります。

そして、一人で「ほたるの里公園」の様子をビデオに
撮ると、すぐ脇に建つ「じょんのび館」に入り、たまには
孤独に静かに、ひと風呂浴びたのでした。

その時点でちょっと足が辛い感じになってきました。
軽く引きずりながら、でも温泉だから関節痛も治るかも
しれないし…なんて思いつつ入ります。

そこから真っ直ぐ家に戻り、夜は実家で妻達と食事。

午後9時には帰って、11時半過ぎくらいに娘と
眠ったのでした。

---

そして今朝、痛みがあります。バンテリンか何かを
塗ろうかなと思う痛み。湿布も探しますが、家の中には
あいにく見つかりません。

まぁいいか。大丈夫大丈夫。
足が痛いくらいで休めないって!

で、出勤。

保育園に顔を出し、またきょうから夏休みに入った
3校の子ども達が来ている育英センターに顔を出し、
10時すぎまではセンターにいるよ!ということで
子ども達の学習の様子を見たり、丸付けをします。

しかし、ジワジワと痛みは増し、涼しいはずの朝の
育英センターで、一人だけあぶら汗が流れてくるのを
感じずにはいられませんでした。

保育園に戻るため、センターの長い階段を下りるとき、
希尋さんが何か話しかけてくれましたが、足が痛くて
何を答えたか分からないくらいです。

そして、保育園に戻るやいなや、
「足の痛みがひどいので、医者に行こうと思います」
と言って、医者へ向かいます。

その時点で靴の着脱がとても大変になっていました。
車の左足はパーキングブレーキになっているのですが、
痛くて踏めません。右足でそうっと踏みます。


---

近くの整形外科に入り、スリッパに履き替えます。
すでに、完全に左足を引きずっています。

診察室に入るまで、受付のお姉さんは
「川上さーん、きょうはどうしましたか?」
「川上さーん、電話番号や住所は変わってませんか?」

ソファーに座っている自分を2回も呼んで立たせます。

そのたびに、「イテー」と言いつつ、立ち上がります。
そして、いよいよ診察室に入ります。

事情を素早く説明します。

自ら「痛風ではないか」とか、冷や汗たらたらで
喋ります。

先生は、「ここですか?ここはどうですか?」
と、自らの手の人差し指と親指でもって、時折力を入れながら、
わたしの足の患部・関節をぐりっと押してきます。

痛くない場所は「違います」と普通に答えられる川上も、
もうそこ!って場所をぐりっとやられて、のけぞり、
「うぉふぉうっ!」って叫び身悶えます。

「ひいっ!そこです!そこです!!!いたたたたた。」

先生は、あちこち触りながら、ときどきヒットする
ポイントをぐりっと押してきては、川上が
「うぅ!」とか言って、のけぞります。

そして、ボールペンでここだなと思われるポイントに
ついに印をつけます。バッテンで「×」と。


「あ~足に×って書かれちゃったなぁ。」


そのときに思い出しました。
あの時も、足に「×」って書かれたよ…。


---

以前、2年前2004年の10月に地震の来る1週間前に、
今回とは反対の右の足の拇指の付け根が痛くなった
ことがありました。

そのときも同じ先生のところを訪れたのでした。

きょう診察をしてもらいながら思い出したのでした。

そうそう、この×をしたまさにそのポイントに、
先生は注射してくれて、それがおっそろしく
痛かったのでした。

「少しチクンとしますよ」

そうやさしく言いながら、先生はブロック注射?
でしょうか、なにやら注射を刺します。
え?そんなところにですかぁ!?って場所に。
それは患部の中でも、まさに患部。痛みのど真ん中です。

関節が痛いって言ってるんだから、そんなところに
刺さなくってもいいだろうにと思うのですが、
まさにその一番痛いところに刺すのです。

はい、死にそうです。
すんごい痛かったのを覚えています。

ぎゅんぎゅんと痛む関節の間に、感覚的にはですが、
太い太い注射針をゴリゴリ入れられて、かき回されて
いるようなそんな感覚です。

はい、死にそうでした。
でも、今もこうして生きているってことは、死ぬほどでは
なかったんだと思いました。


そして、その後比較的順調に治って、さらに、中越地震が
すぐに襲って来たりして、足の痛みがあったことさえ
まったく忘れて行ったのでした。


それでも、2年前は明らかに気のせいではなく治りました。

「あぁ、良かった痛風ではなかった」と思い、
その後はほとんど気にすることなく生活してきました。

---


で、またきょうです。レントゲンを撮ってもらい、
足湯のような薬品のブクブク言った緑のお湯の中に
足を浸けて、とうとう診察室に戻ります。

レントゲンを見ながら、
「骨の方は異常は見えませんね。
 じゃぁ、痛み止めの注射しますから。
 痛風のために血液の検査もしておきますね。」

淡々と言う先生。

「あ゛~、はい、分かりました。お願いします。」
残念そうに、でも痛みが無くなるなら…と思い、
気を持ち直します。

そして、ベッドに横になります。

緊張して待っていると、女性の看護士さんが
処置道具の載ったワゴンを押してきます。

先生は、カルテになんか書いてから薬品名と量を
言っています。

靴下を脱いで、言われるままに寝ころび、
「まな板の鯉」です。
否「まな板のトド」ですな。

処置が始まるためか、さっきまで一人か二人しか
診察室にいなかった看護士さんは、じわじわっと
近寄ってきて、今では四人ほどが周りを取り囲みます。
いつでも先生の要求に応えられるようにでしょうか。

おもむろに先生は、脱脂綿に何か液体を浸し、注射する
ポイントを消毒しはじめます。入念に。
あぁ、いつ来るんだろうと思うくらい念入りです。

保育園や育英センターで、けがした人を連れて行った時の
処置やなんかはじっと見ていたのですが、自分の時は
とっても見ていられません。

恐ろしいことをなるべく忘れようとしますが、頭の中は
痛みと、関節の間に進入してくるであろう注射の針と
ゴリゴリのことでいっぱい。


---

そして、始まります。

「じゃぁ、少し痛いですよ。」

ちくりという形容ではなく、ぐさりという感覚が最も
近いでしょうか。注射の針は、足にグサリと入ってきたのです。

そして、鈍い痛みが、関節の間に深く入ってきます。
「あ゛~~、う゛~~~~。」
「痛みますか?」
「あ゛~~、う゛~~~~。ぎひぇ~、ふー。」

呻きつつも、意外にも体が突っ張ったり、力んだりしていない
自分が不思議でした。案外、右足とかは力入ってないのでした。

でも、注射針が関節の深いところにゴリゴリって、そして
イメージ的にはドーーーンとか、ぐぅーーーーんという
感じでしかもジワジワ、ゆっくり入ってきています。

どのくらいの時間が経ったか分かりません。
その間数秒か、10秒くらい?あるいは20秒くらいだった
のかもしれません。でも、永遠に感じられるくらい、
気の弱い人だったら失神するんだろうなというくらいの
痛さが、気の遠くなるくらいの時間続きました。

先生は、針をグリグリ、ゴリゴリと、患部に押しつけながら
刺しているようでした。あるいは、探りながら刺している
ように感じられました。

いや、そう感じるだけなのでしょう。
第一、見てはいませんから。


だんだん気が遠くなってくるような気がして、
「あー、これ耐えきれないかもしれない。耐えられない時って
 人間どうなるんだろう?」
って思いながらも、おそらく発していた声は
「あ゛~~、う゛~~~~。ぎひぇ~、ふー。」だったと思います。

じっとりとした脂汗が、処置台の上に、頭に、手のひらににじみ、
いやな感じで流れるのがわかります。


「いくらなんでも、もうそろそろ良いんじゃないだろうか?」と
辛うじて残る意識の中で思っていると、
「今、半分くらいですよ」の先生の声。
「だんだん、薬が効いてきますよ。」

「え゛!?!?!? あ゛~~、う゛~~~~。は~んふーふへふへ…。
ぎひぇ~、ふー、あ゛~~、うげ~。ほげ~。ふへ~。」
と、言葉にならない叫びだっただろうと思います。

---

遠くなる意識の中で、足をぎゅっと握っている手が患部を
押さえているのがわかります。でも、それが先生の手か、
看護士さんの手かは分かりません。

そのとき、先生はもはや患部を触っているのではなくて、
机の方に向き直っていたようでした。椅子に座り直す
音が聞こえ、声はそちらから聞こえているようです。

「だいぶお辛(つら)そうですねぇ」と先生。

痛みにくしゃくしゃにした顔の真ん中で、うっすら目を
開くと、机に向かい、カルテに何か書いている風な先生が
そう言っています。

「大丈夫ですか?」
「あぁ、はぁ、はい、つらいです。痛かったです。」

川上は息も絶え絶えに、かろうじて答えます。

ようやく痛みの特盛りつゆだく!スペシャルコースから
開放されたと思ったのもつかの間、足下の方から柔らかい声で
「大丈夫ですか?血液採りますねー」と女性の看護士さん。

「えぇ?!い・い・い・今ですか?まぁ、大丈夫ですけど…。
 ぜぇぜぇ(息。 大丈…夫だと…思います。
 今、ですか…お願い…します…。」

こんなに痛い思いしたのに、今の注射の間にでも、
痛いついでに今の最中に取れなかったのだろうかと、
無茶なことを考えていたが、こう答えた後に
思いがけず半身をやや起こして訊きました。

「ちょちょちょちょっと!
 いっ、いったい、どッどッ、どこから採るんですか?
 腕ですよね?足じゃないですよね?」

「腕ですよ!」と看護士さん。

「ふぅ~良かった」と何が良いのか分からない受け答えを
したかしないかで、今一度半身を横たえる。

腕からの採血はいつもの医者でもなれているから、なんとも
なかったのでした。

しかし、足は、恐ろしく痛み続けたまま。

確かに、グリグリの痛みは引いたような気がしますが、
体がその感触を覚えています。グリグリ、ゴリゴリっていう
針が入っている感覚。

ズーン、グリグリ、ゴリゴリ、グリグリ、ゴリゴリ、
グリグリ、グイグイ、ゴリゴリゴリ……。


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しかし、普通の男としてまもなく35歳になろうという
人生を送っていて、これほどまでに痛みに叫び悶え苦しんだ
ことはありませんでした。

ところで、数人の看護士さんは、川上が注射を終わり
身を起こした頃には周りにはいなくなっており、眼前には
先生だけがどうにかかろうじて見えました。

「はい、ありがとうございました。」と言って、診察室を
出ると、目の前の廊下に中学生の女の子がお母さんらしき人と
待っています。

今の叫び声がみんな聞かれたのかと思うと、恥ずかしいやら
情けないやら。

「でも、同じ処置をされたら、絶対に同じようにのけぞって、
叫んで、悶えるって…いやぁ、気を失うね!」と、
負け惜しみとも、強がりとも、あるいは言い訳とも、
言いがかりともいえる勝手なこと達を心に思い、
その場を素早く去りました。


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命からがら保育園に戻りますが、痛みは机に向かっていると
引くどころか、増すばかり。ついには、じっとしていることも
できなくなり、見かねた園長先生に言われて、また周りの
職員にも言われ、自分でも気の遠くなる痛さに、帰ることに
したのでした。

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帰ってからも、座っていることがつらいので、横になり、
薬を飲み、痛みと闘いつつ眠りました。

現在のところ、じっとしている限りは痛みはほぼ感じません。
しかし、やはり足に負担がかかると良くないらしく、
先生からは「足を使わないように」と言われました。

家で不便なことと言えば、扇風機のスイッチ操作するのを
普段無意識に「左足の親指」でしていたようで、扇風機操作が
厳しいです。

日頃からの悪しき生活習慣が間違っているのですけどね。

あと、アルコールは念のためしばらく控えることが
言い渡されました。

明日もう一度医者に出頭するようにということなので、
行って来ます。



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明日から、元気に育英センターにも保育園にも出勤出来ると
思います。

足にぶつからないように、蹴ったり踏んだりしない程度に、
またかわいがってあげてください。


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Change!! IKUEI!!
 Change!! 川上!!
  by 川上

新濤館長岡大健闘!!【第4回北信越大会結果】

2006-07-24 21:42:01 | 育英センター情報
7月23日日曜日、第4回北信越空手道選手権大会が
石川県白山市の美川スポーツセンターを会場に
開催されました。

今大会には、育英センターで練習をしている
新濤館長岡からは、みごと9名の選手が出場を
果たしました。

どの選手も、日頃の稽古の成果を十分に発揮して
健闘を見せてくれたことと思います。


結果は以下の通りです。

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第4回北信越空手道選手権大会 結果


小学生1・2年・男子・形 1位 武士俣佳希

小学生1・2年・男子・形 2位 川上 駿也

小学生1・2年・男子・形 ベスト8 長部 拓海


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小学生1・2年・女子・形 1位 三上 采恵

小学生1・2年・女子・形 2位 片貝すみれ

小学生1・2年・女子・組手 1位 三上 采恵


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小学生3・4年・男子・形 2位 片桐  駿

小学生3・4年・男子・形 3位 片桐  駆

小学生3・4年・男子・形 予選敗退 山田 理


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中学生・女子・形 3位 野口 真麻

中学生・女子・組手 3位 野口 真麻


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次の全国大会に出場を決めた選手も、残念ながら
結果を出せなかった選手も、強行軍の遠征での試合、
本当にお疲れ様でした。

それぞれが次の新たな目標に向けて、稽古に励んで下さい。

がんばれ!!新濤館長岡!!

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記録に謝り等がありましたら、お知らせ下さい。


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Change!! IKUEI!!
 by 川上

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7/26 15:50追記
 会場は、金沢星陵大学体育館ではなく、
「白山市美川スポーツセンター」でした。