長岡育英センター・ブログ

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午前山登り午後トラック3往復

2005-09-17 23:00:04 | 川上のひとりごと日記
国上寺の御本堂は、200有余年の時を経て、
今なお静かに越後平野を見下ろしています。

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きょうは朝から国上山の下見登山をしてきました。

10月1日のいもほり遠足の日に、午前中に登る
国上山。どのルートで登るのが楽しく、安全で
あるか検討するための大切な下見です。

ナビゲーターは、この国上山の麓に住んでいる
希望が丘保育園の主任先生。今回の遠足の陰の
立役者でもあります。


さて、暑くなり始めた町から車を少し走らせ、
いよいよスタート。

歩き始めると、すぐに背の高い杉林に入ります。
日向の暑さと対称的に林を抜けてくる風は心地よく、
湿った土や苔の緑のにおいを運んできます。

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10分ほど歩くと、乙子神社に到着です。
良寛さんが五合庵での生活を終えて、晩年を過ごした
場所だと言われています。


 「乙子神社」その1
 ひんやりした境内からは、
  木々の緑に縁取られた、明るい空が見える。



 「乙子神社」その2
 「誰も見ていなくても、誰もほめてくれなくても
 雨の日も風の日も、ぼくらは向かい合って
 ここにいるのです。」 と、狛犬たちが言った。

 

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林の間の道を登っていくと、ときどき大きな
大きなクモの巣に出会う。「ときどき」というか、
「たびたび」「しょっちゅう」かもしれない。


 巣が大きいということは、
  その家主も大きいってことです。



巣を壊さないように、そうっと進みましょう。
なにしろ、そこは彼らのテリトリーですから。



はじめの15分は、少し急な上り坂です。
最初が大変だということは、その後はきっと
楽になるっていうことです。

たぶん。

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歩き始めてからおよそ30分で、朝日山展望台に
到着します。思ったよりも早かったのには、少し
驚きました。

ひょっとして、自分は健脚なのか?

……否。ただ単に、登りやすい山なのです。
しかも、歩いてたった30分だし。


頂上の駐車場から歩いてすぐに、国上寺の
境内に着きます。



お寺に続く石段の脇には、仲良くお地蔵様が
並んでお出迎えしてくださいます。

みんな潔く、髪は無し。ツルツルでおそろいです。

「いやぁ、どうも、すみません。」
などと言いながら、石段を上ると、地面の苔の
緑が美しい境内です。


境内にも、さらにお地蔵様?が大勢いらっしゃいます。
雨の日も雪の日も、お参りに来る皆さんをお迎えしています。

御本堂にお参りすると、なんと自動で「あかり」が灯ります。
ちょっと驚きます。センサーライトなのですが、「まさか
そんなところで!?」というくらい意外です。

お堂の回廊を通って、裏に回ると、その隅でこわ~いものが
みんなを待っています。

ナイショです。ベロを抜かれないように気を付けてください。

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ここからさらに歩いていくと、酒呑童子の「鏡井戸」などを
通り、5~10分ほどで良寛さんの生活したという「五合庵」
に到着します。



五合庵には良寛さんが使ったと思われるトイレがあります。
今はたぶん使ってはダメです。

トイレは、駐車場の公衆便所でしてきてね。


 緑の木の葉も、やがて紅葉の季節を迎える。
 「また来てね。」と木の葉が言った。

 
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さて、ここでしばらく休憩をしたら、「千眼堂吊橋」を
渡ります。今年はキャンプで吊り橋を渡る機会が無かったので、
良いチャンスですね。



橋の下は、ウン十メートルの谷です。
くれぐれも落ちないでください。

怖いかも知れませんが、遠くも眺めて、良い景色を
たっぷり楽しんでください。大河津分水の大きな
流れがよく見えます。

人が掘ったとは思えない、立派な流れです。

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こうして、橋を渡っていくと再び朝日山展望台に
戻ります。

当日はそこでおいしい「良寛汁」を作ります。
きょうは、良寛汁もなく、またまた歩いて
20分くらいかけて下りてきました。

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当日の下りは、歩きにするか、バスにするか
まだ未定ですが、子ども達の体力と時間の
残り具合により決定します。

遠足のルートがだんだんいいものが具体的に
見えてきたので、きょうは本当に主任先生の
おかげでした。

これからセンタースタッフ、主任先生らと
相談していいコースを決めたいと思います。

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そうして、帰ってきて長岡。

きょうの午後は明日の保育園の運動会の
ために、トラックで道具一式の搬出・搬入
をしました。

山歩きの疲れで体が重くなっていましたが、
3往復でたくさんの道具を無事会場に運び
終えることができました。

もうヘトヘトです。寝ますね。

ということで、
「国上山トレッキングといもほり遠足ツアー」に
ご期待下さい。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上