秘密保護法:日本ペンクラブ「民主主義を破壊する」と批判
毎日新聞 2013年12月07日 19時28分(最終更新 12月07日 20時47分)
特定秘密保護法の成立を受け、各団体は7日、相次いで抗議や廃止を求める声明を発表した。
日本ペンクラブは「為政者の身勝手な権力行使と情報隠蔽(いんぺい)を容易にし、民主主義を破壊するもの」と同法を批判。強行採決した国会を「国民の代表としての矜持(きょうじ)も資格も失っている」と指摘し「この法律の恫愒(どうかつ)に屈することなく、言論・表現の自由を守り抜く決意だ」と強調した。
日本ジャーナリスト会議(JCJ)も採決について「憲政史上前例のない、最悪の暴挙を演じた」と強く批判。同法の廃止を求めた。医師らでつくる全国保険医団体連合会は「『適性評価』の名のもとに患者のカルテなどの個人情報の提出が求められることが懸念される」と指摘した。
このほか、日本弁護士連合会やノーベル賞受賞者ら約3000人の学者でつくる「特定秘密保護法に反対する学者の会」、日本カトリック司教協議会常任司教委員会なども声明を出した。【牧野宏美】
PR情報
毎日新聞 2013年12月07日 19時28分(最終更新 12月07日 20時47分)
特定秘密保護法の成立を受け、各団体は7日、相次いで抗議や廃止を求める声明を発表した。
日本ペンクラブは「為政者の身勝手な権力行使と情報隠蔽(いんぺい)を容易にし、民主主義を破壊するもの」と同法を批判。強行採決した国会を「国民の代表としての矜持(きょうじ)も資格も失っている」と指摘し「この法律の恫愒(どうかつ)に屈することなく、言論・表現の自由を守り抜く決意だ」と強調した。
日本ジャーナリスト会議(JCJ)も採決について「憲政史上前例のない、最悪の暴挙を演じた」と強く批判。同法の廃止を求めた。医師らでつくる全国保険医団体連合会は「『適性評価』の名のもとに患者のカルテなどの個人情報の提出が求められることが懸念される」と指摘した。
このほか、日本弁護士連合会やノーベル賞受賞者ら約3000人の学者でつくる「特定秘密保護法に反対する学者の会」、日本カトリック司教協議会常任司教委員会なども声明を出した。【牧野宏美】
PR情報