市民意見広告運動事務局だより

9条の精神に立ちかえり、核のない社会を実現しよう!
5月3日の新聞に意見広告を載せよう! 

アメリカ・シカゴからのおたより

2007年04月19日 10時18分18秒 | 意見広告への手紙とお返事
アメリカ シカゴ大学院生 STさん
事務局の方へ
 私は、シカゴ大学の東アジア研究学部で、勉強を始めたばかりの大学院生です。
 意見広告のことを今日偶然知って、いてもたってもいられず、とりあえずトラベラーズチェックを同封いたしました。署名をしてないので、どなたでも換金できると思います。
 昨年シカゴに来るまで、NYを拠点に北米、南米を10年間転々としていたので、ここまで日本の政府が非民主的になっているとは、気づきませんでした。ですが、逆にここまでひどいと、反対の声をあげようという人達も増えるのではないかと、ほんの少し期待もしています。
 毎日、慣れない理論の勉強に追われる毎日で、御協力できるが無に等しいのですが、賛同していることを、ただお伝えしたくて、トラベラーズチェックを同封しました。御迷惑でないことを祈っています。
そして、意見広告に少しでも多くの人が参加することを、遠くから切に願っています。
改憲反対の表現をする場を作って下さって、ありがとうございます。
敬具

九条実現遍路

2007年03月07日 20時28分39秒 | 意見広告への手紙とお返事
昨年晩秋より、四国霊場を「九条実現遍路」と位置づけ、区切りうちしている、Nさんが久しぶりに事務所にいらっしゃいました。(Nさんの遍路についてはブックマークをクリックして遍路日記をご覧下さい)
Nさんは、写真にあるような九条の条文を手彫り版画でこしらえた特製の納め札をもって四国をまわっています。道中であった遍路に(よりたくさんの遍路にであうため、困難な逆うちをしている)、意見広告のチラシを手に非武装・不戦についての議論を仕向けながら・・
今日は、遍路で出会った一人の青年からの手紙と「賛同金」を届けるためだということです。以下に「賛同金」に添えられた手紙をNさんの承諾を得て載せます。

1月23日に34番のお寺であなたに会ったものです。
残念ながら未だに他人事に感じてしまい、実感がわきません。ですがあなたのやっていることに関しては心に響きました。
僕の祖母も昭和7年の生まれですが、毎日不満ばかりを口にして建設的な活動はしません。  かくいう僕も自立の意志なく親元に寄生して毎日わがまま放題に生活しています。 バイトをしながら自給用の有機野菜をつくるだけで心理的にはニートと大差ありません。
こんな自己中心的な人間もいる中であなたのように社会のためになる活動をする人もいるんですね。
僕は愚かな部類の人間ですが、償いを兼ねて一口分の資金協力をさせて下さい。
あなたの活動を通しての行動なのであなた名義の賛同資金にしてください。
すみませんがよろしくお願いします。 それと お体にはお気をつけて。


実は、遍路で出会ったひとのなかで、別れたのちに連絡をくれたのは彼が初めてということです。
会ったことのない人について軽々しくいえないけれど、遍路にでようとするくらだから、内省的な人なのでしょう。それが、Nさんがいう青年が戦争にかりだされるかもしれない今はその瀬戸際なんだということを他人事にしか感じられないという。でも、Nさんのしていることを「社会のための活動」ととらえているんですよね。
Nさんは、出会った人がみな今の世の中何かがおかしいと感じているようだといいます。この青年もきっとそうなのでしょう。でもそれが何なのか、つきつめて考えられないというのがこの手紙からは感じられてなりません。
Nさんは、10日の意見広告主催の講演会の後17日から、また結願にむけて四国へでかけます。気をつけていってきてください。

カトリック新聞読者からのお手紙

2007年03月06日 20時07分58秒 | 意見広告への手紙とお返事
私は福島県の山深に住む今年69歳の老女です。 中略 この度2/25日付カトリック新聞にて。「九条実現」の広告を目にし、ペンを取りました。実は私の廻りの友人・知人はほとんどが「九条を守りたい」と心底思っています。6年生の孫も含めてです。  とにかく戦後これ程日本があぶなく下品になった、右傾化したのを私は知りません。 多くの人が危機感を覚え、声をあげ始めました。それは、本当に心強いことなのですが、先に申した友人・知人と話すたびに、でもではどこの政党に入れるかとなるとそこではたとゆきづまってしまいます。どうぞ、どうぞ、どうぞ、どうぞお願いです。参院選に新しい政党を立ち上げてください。「平和・人権・環境」の党、日本版「平和の党」です。そのことに命をかけて下さる方、誰でもかまいません。井上ひさしとか小林亜星とか永六輔とか、少し知名度のある人を党首として立て、あとはもう全国勝手に名をあげ、手をあげて、いわゆる勝手連で応援すればいいのですから・・・居てもたってもいられない気持ちです。社民党、共産党もこの際解党して真に「人類皆兄弟姉妹」「地球人類」を21世紀に実現すべく連帯する様呼びかけてください。参院で30議席をめざしましょう。とにもかくにもお願いです。「平和緑の党」を立ち上げて下さい。百万回お願い申し上げます。 
市民意見広告運動が成功しますように。2007年 3月3日   K・H さん


K様、お手紙ありがとうございます。 Kさんのいてもたってもいられない気持ち、とてもよくわかります。私も、安部首相の「戦後60年放置されてきた責任を果たす」という3月1日の予算委員会での国民投票法案成立に向けての発言をきいてまさに、足元が揺らぐ感じを覚えました。怖いです。
参院選挙で、改憲に反対の勢力がただひとつ、憲法を変えさせない一点で緩やかに集まってほしい。多くの人がそう思っています。 市民意見広告運動はどの政党とも関係ありません。そういう運動に多くの人が集まり、意見を声に出していうことで既存の政党を動かすことができればいいと思っています。
「私に 任せて!」といえないのがもどかしいです。 でも何もしないわけにはいきません。意見広告を大成功させ、市民の意見を結集させて、改憲を目論む政党への圧力世論としましょう。一人一人が「選挙区では、改憲反対の候補者を対決させないで」と各政党に訴えるのも大切だとおもいます。意見広告でできること、一人一人ができることを両立させてがんばりましょう。
おーい!政党関係者、読んでくれてますかー?  有権者の声ですよー。
      

メディアウォール

2007年03月05日 21時24分27秒 | 意見広告への手紙とお返事
賛同者からのメールを紹介します。


意見広告への参加チラシを拝読しました。今年も些少の賛同金をお送りするつもりですが、改憲にしか警鐘を鳴らさない今の運動には疑問です。憲法改定に反対する運動の、主旨には大いに賛成です。しかしその改憲を永田町と二人三脚で進めて来たのがマスコミであり、VS選挙や小泉ブームで国会を改憲政党で一色にしたのはマスコミです。今、選挙報道や国会報道はとても政治的中立と公平性を守っているようには見えません。公平性をうたう新聞綱領や放送法に基づいた報道といえるでしょうか。改憲二大政党しか取り上げず、共産、社民をできるだけ隠そうとしているのが素人の私たちにでも判ります。
憲法を変えさせないと言っても夏の参議院選、次の衆議院選がヤマ場です。この選挙を、マスコミによって今までのような「自民VS民主」のキャンペーン選挙にされたなら、おそらく平和憲法は消えます。
意見を言う市民運動なのですから、憲法だけでなく、選挙報道と国会報道でのマスコミの偏向報道を批判し、報道各社に「放送法や新聞綱領に基づく公平で、黙殺のない正確な報道」を求める運動が必要ではないでしょうか。国民全体で「マスコミに対する疑問を共有」するべきです。マスコミに対する不信感は憲法改正に賛成だという人も同じであり、マスコミの公平性にNOと言う人はいません。誰もが共感してくれます。
憲法の分水嶺とも言える選挙が近い今、新聞綱領と放送法に基づき「選挙報道と国会報道での公平性をマスコミに求める運動」をご提案します。マスコミの偏向が正されなければ憲法は守れないと思います。
和歌山  Hさん。

マスコミの偏向報道について、本当にそう思います。メディァリテラシイーとかいわれれるけれど、そもそも、改憲に反対の立場に対しての報道がないのだから、どうしようもないです。  私たちがお金を使って、大新聞に意見広告をのせなければばらない理由がここにあります。 マスコミは政財官に次ぐ権力になった。でもこの権力にはまだ私たちがスペースを買い取る余地があります。