市民意見広告運動事務局だより

9条の精神に立ちかえり、核のない社会を実現しよう!
5月3日の新聞に意見広告を載せよう! 

集団的自衛権容認への抗議声明

2014年07月10日 12時47分45秒 | 事務局より
集団的自衛権容認への抗議声明
   2014年7月9日
 
武力で平和はつくれない。
安倍内閣による壊憲を認めず九条を実現するため闘いつづけよう!

市民の意見30の会・東京
 7月1日、安倍内閣は「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定」をおこなった。
安倍内閣はこの決定により、日本国憲法が第一に高く掲げる「平和主義」の重みと積み重ねてきた憲法解釈を一瞬にして葬り去 った。
集団的自衛権容認の閣議決定は二つの点で今後の日本の政治の在り方を決定的に誤らせる歴史的暴挙である。
 第一に、集団的自衛権の行使を容認することは、他国同士の戦争に公然と「武力行使」で参加することを 可能にすることであり、「交戦権否定」「戦争の放棄」を誓った9条の根本を破壊する行為である。 決して解釈の変更ではすまされることではない。これまでの幾多の戦争が「自国民の安全を守る」という口実で行なわれてきたことを私たちは知っている。いったん他国の戦争に参加すれば「必要最小限度」の「武力の行使」も歯止めがきかなくなるだろう。
 第二に、国家権力の集中と暴走を制限する憲法の根幹である立憲主義の破壊である。安倍首相は、5月に行なわれた記者会見で、母子(?)の姿を示すパネルなどを用いてこの深刻な問題にバラ色の解釈を与えよう とふるまった。ありえない事態を紙芝居のようなパネル説明でごまかす首相発言の軽さが再び暴露された。
もっと本質的な問題は、これらすべてが「与党協議」と官僚による作文で憲法解釈の変更がまかりとおることである。このような実質的な憲法改正を行うなら、第96条に厳密に規定された手続きに従わなければならないことはいうまでもないのに,それに取り組む自信のなかった安倍首相は閣議決定という「反立憲主義的」 な暴挙に出たのである。
 「武力の行使」が日本の市民の安全保障となり、戦争の「抑止力」となるなどという時代錯誤の閣議決定は直ちに撤回すべきである。
 私たちはこれから海外派兵されるやもしれぬ自衛隊員の人権や家族の不安をも憂慮する。私たちは、集団 的自衛権行使容認に向けた関連法案の成立など、政府の企てを市民の力で阻止していく。
武力で平和はつくれない。

殺すな。殺されるな。

非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディング

2014年07月08日 16時58分21秒 | 事務局より
非戦を選ぶ演劇人の会

非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディング vol.17
あなたは戦争が始まるのを待っているのですか?
構成・台本・演出 : 非戦を選ぶ演劇人の会

7月15日(火)19:00開演
7月16日(水)14:00開演
会場:東京・全労済ホール/スペース・ゼロ

◎第1部 朗読劇(ピースリーディング)
【出演予定(50音順)】※出演予定者は変更する場合があります。
市毛良枝 ・占部房子・ 円城寺あや ・大沢健・大谷亮介
大月ひろ美 ・ 岡本舞・ 川辺久造・木場勝己・清田正浩・小林あや
小山萌子・ 重田千穂子・白井圭太・鈴木瑞穂・関谷春子・高橋長英
立石涼子・千島芳彦・津嘉山正種・中川安奈・ 西尾友樹・根岸季衣
野々村のん・平栗あつみ・Hiro・本郷弦・益岡徹・宮城康博・山本悠生
山本芳樹・山谷典子 ほか
※チラシ記載の宇梶剛士さんは出演致しません。

◎第2部 トーク・セッション
【7月15日】ラジ・スラーニ (聞き手:篠原久美子)
【7月16日】高遠菜穂子×志葉 玲 (聞き手:篠原久美子) チラシ

■入場料金 : 一般1,500円 中高生1,000円 小学生以下500 円
■チケット発売日 : 2014年6月1日 (日)

■主催 : 非戦を選ぶ演劇人の会 TEL : 070-5457-2003 メール :info(アットマーク)hisen-engeki.com
■特別協賛 : 全労済ホール/スペース ・ ゼロ

日本の現状を見つめながら考えます。
「私たちはいったい何を見過ごして来てしまったのだろう?」
イラク攻撃、 自衛隊の海外派遣、 人質事件、 歴史認識に対する様々な発言、 3. 11、 原発事故。
この10年あまりの戦争、 事件、 発言、 法案、 事故、 攻撃のなかに、 「あのとき」、 私たちが見過ごして 来てしまったことの蓄積が、 今、 この日本を形作っている。

「あなたは戦争が始まるのを待っているのですか?」
このピースリーディングは、 「非戦を選ぶ演劇人の会」 の実行委員たちが、 この 10 年、 調べ、 考え、 書き、 舞台から投げかけてきたことを再確認し、 編年体で綴りながら、 今この国で起こっていることを、 総力を挙げて検証します。





学生・市民と考える秘密保護法

2014年07月07日 07時12分59秒 | 事務局より
学生と市民のためのシンポジウム
  学生・市民と考える秘密保護法
日時 ■ 2014年7月13日(日) 13時半-17時(13時開場)
会場 ■ 早稲田大学早稲田キャンパス 14号館201教室 (申し込み不要・無料)
【最寄駅からのアクセス】
   ■東京メトロ東西線、都電荒川線/早稲田駅 下車 徒歩5分
   ■東京メトロ副都心線/西早稲田駅 下車 徒歩17分
   ■JR山手線、西武新宿線/高田馬場駅 下車 徒歩20分
   ■バス/新宿西口-早稲田、渋谷駅-早大正門、上野広小路-早稲田 



私たち民主主義科学者協会法律部会は、「民主主義法学の発展を図ることを目的とする」、多くの分野の法学研究者が参加する学会です。
 秘密保護法案に対しては、国内外から大きな懸念の声が上がりました。私たちの理事会も、この法案が、憲法の基本原則である国民主権、平和主義に反するとともに、基本的人権を侵害し、学問の自由に対しても重大な危機をもたらすものであるという認識の下、「特定秘密保護法案の廃止を求める声明」を公表しました。しかし昨年12月6日、秘密保護法は成立し、本年後半にも施行されるといわれています。
 しかしこの法律には、依然として見過ごすことのできない重大な問題があります。法律の「成立・施行」によって、私たちの平穏な生活への影響が現実化しつつある今、若い学生のみなさん、市民のみなさんとご一緒に、特定秘密保護法の問題点を徹底検証します。是非ご参加下さい。


主催◆民主主義科学者協会法律部会
後援◆日本民主法律家協会、平和と民主主義のための研究団体連絡会議
連絡先◆日本体育大学法学研究室
〒158-8508 東京都世田谷区深沢7-1-1
電話:03-5706-0975
E-mail:shimizumasahiko@nittai.ac.jp



第1部:報告
渡辺 治●(一橋大学名誉教授・政治学)
「秘密保護法制の歴史的展開と
改憲との関係」

右崎正博●(獨協大学教授・憲法学)
「特定秘密保護法と憲法原理
―比較法的視点を踏まえて」

村井敏邦●(大阪学院大学教授、   一橋大学名誉教授・刑事法学)
「軍事国家・警察国家への道程
―秘密保護法の刑事法上の問題点」

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第2部:発言・質疑応答
コメント
 永山茂樹東海大学教授・憲法学
 建石真公子法政大学教授・憲法学
 葛野尋之一橋大学教授・刑事法学

各団体からの発言
質疑応答

(司会進行)
金澤真理大阪市立大学教授・刑事法学
 清水雅彦日本体育大学教授・憲法学