【マザー牧場】牧羊犬の巧みな誘導【至近距離】 2021/05/29
牧羊犬(ボーダーコリー)が賢すぎる!頭から突っ込んで暴れる羊を柵に入れる衝撃映像 2019/10/25
牧羊犬の仕事は、羊が群れから外れないように威嚇したり、先回りして誘導します。
まさに精神科病院での安全管理とは「治療上必要なこと」として病棟ルールを守らせるために、牧羊犬のようなことを日々行っています。
精神病院に入院してくる人たちは、「身体のどこかに問題がある」のではなく「日常の行動や発言に問題がある」ひとたちです。
「行動や発言に問題がある」とはどういうことでしょうか?
私が見てきた入院患者の割合で示すと以下3つに大別されます。
「①成人したのに働かず、家でゴロゴロしている人」(ひきこもり)
「②薬物やアルコールによって脳機能が壊れてしまった人」(薬物乱用)
「③気に入らないことがあると、すぐに暴力を振るったり、物を壊す人」(家庭内暴力)
本来、①は、厚労省やハローワークが対応すべきだと思います。
②は、法務省の更生施設が管轄すべきだと思います。
③は、警察、司法、家庭裁判所が関与すべきだと思います。
精神科病院はこれら①②③を「精神病のせいで問題行動を起こした」と理由付けして「十把一からげ」に入院を引き受けます。
精神疾患の原因は「不明」です。
では病院では何を治療するのでしょうか?
理由はどうあれ、
①働かずに家でゴロゴロしている人に、向精神薬を投与して、働けるようになるのでしょうか?
②薬物乱用している人に、似たような向精神薬を投与して、働けるようになるのでしょうか?
③親に暴力を振るう、家で暴れる人に、向精神薬を投与して、まともに対人関係を築き、社会に出て働けるようになるのでしょうか?
「永遠に変わっていかない」「無駄な事をしている」ということは明白です。
①の人には「就労支援」が必要で、②の人には就労後にも継続的な再犯防止のための更生プログラムをすること、③の人には、「一人暮らし支援」や「就労支援」が必要だと思います。
精神病院が一挙に引き受けている「社会からのはみ出し者」への対策が、
・終身刑という名の「隔離収容」
・人格破壊、脳機能破壊というなの「向精神薬を投与して、鎮静させること」
でしかありません。
再利用できないような、埋め立て地に投棄される産業廃棄物と同等の扱いを、厚労省は精神科医療黎明期の1950年から2023年までの70年以上、黙認してきたのです。
まさに姥捨て山ならぬ、子捨て山を精神科医療に丸投げしてきたのです。
1958年に厚労省通知で「精神科特例」という制度が出され、今も運用されています。
簡単に説明すれば
「精神病院は社会のはみ出し者を「精神科医療という名目で」隔離収容しておくだけの場所だから、処置や検査もない、少ない人員で管理してもいいよ」
という厚労省のお墨付き制度です。
実は2000年の第4次医療改革で、日本看護師協会と厚労省から、精神科特例廃止の意見が出ていたのですが、日本精神病院協会連盟という政治団体の政治献金ロビー活動により、継続されることになります(「日精協の『政治献金』問題について」http://www.arsvi.com/2000/20031110ys.htm)
その影響から少ないスタッフで大人数の入院患者を管理していく、無理な管理体制が続いていきます。
「精神科特例によって,多くの精神科病院で,一般病院より少ない人員で,多数の
入院患者を受け入れ,病床を満床にすることで,精神科病院の経営を安定化させる
状況が生じることとなった。
看護師を始めとした医療スタッフのマンパワー不足は,近年問題となっている
が,精神科特例の結果,少人数での病棟運営をしなくてはならず,スタッフ側の心
身を疲弊させているとの指摘も存在する。
また,前述のように,人員が少なくなるため,病院経営の都合による管理優先の
病院経営が指向されることとなり,病院の都合により入院患者に対し,隔離・拘束
がなされたり,劣悪な病棟環境で経営したりする精神科病院が存在するようになっ
た。
また,少人数での管理型の病院経営は,病院の中でのスタッフと入院患者との上
下関係,権力関係を生みやすくし,精神科病院スタッフが入院患者に対し,暴行を
行う事件等が多発する背景にもなっている。」
と精神科特例の問題を2019年になっても批難しています。
以上のような理由から、
①病気かどうかわからない人を隔離収容する民間に刑務所代行させていること、
②人員面のコストカットして、収益があがる構造で収益を上げてきた日精協や黙認してきた厚労省の政策
によって、入院患者の人権が無くなってしまっていることで、虐待やいじめが起こりやすい環境が生み出されているのです。
人間として生まれてきたからには、何かしら「働かなくてはいけない」ようになっています。
ガスや電気や水道、食料やトイレの上下水も「誰か」が日夜働いていて供給されています。
自給自足の原始的な生活をする以外、人間は何らかの労働力の上に生活が成り立っています。
精神病院だけでなく、少年たちがストレス発散のためにホームレス狩り、ケラチョ狩りを行うといった社会的問題が起こりました。
精神科病院も例外でなく、働かない人、非生産的な人々を、無意識に見下し、牧羊犬のように威嚇し、虐待してしまうのも、ホームレス狩りと何ら変わりのないことだと思います。
「ゴミ掃除する」 「ホームレス狩り」の少年逮捕 2007/08/06
日本人が、人間を人間としてみなさない考え方、価値観の闇を抱えているのは日本文化が「無神論」であるからです。
無神論では外見やお金、社会的地位でしか相手を大切にできません。
人間が人間を大切にできない、根本的な構造は「真理と愛」を知る事によって解決していく問題だと思います。
解決方法はRAPTブログにあります。
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