病院や病棟で勤務していると、精神保健福祉法は多少は勉強しますよね。
この法律を勉強、歴史などを学んでもいつも腑に落ちないことがあると思います。
それは、なぜこの法律ができたか?という点について。
なぜ、だれが、どういう目的で作ったのか?
精神保健とは何か?
これが一番のなぞというか、誰も応えられない、いわゆる、業界を超えたタブーだと思います。
私が看護学校を卒業して、臨床1年目のとき、先輩に対して「精神科看護って何ですか?」と質問したとき、「うーん、わからん、考えとくは」といわれ、翌日、「こころの病を持つ人が社会復帰できるように生活の世話するのが精神科看護かな?」といわれました。
では「こころの病」とは?
心の病とは実は定義がありません。あくまで、患者本人の主観だからです。
幻聴が聞こえる=私は聞こえません
これは客観的ではありませんね。
しかも、幻聴のメカニズム、実は解明されていません。
側頭葉のウェルニッケ野の血流過剰といわれていますが、これも仮説であり、実験されているわけではありません。脳血流量を抑制する薬を飲むと大人しくなりますが、別に幻聴だけに限ったものではありませんよね?
読者の方ならわかると思いますが、精神科看護の本質は、社会の枠からはみ出た人間を薬漬けにする、そして社会適応できなくすることが目的です。そして骨抜きにして奴隷にすることが最大のゴールです。ごく稀に、良い医師、看護師にあたるとものの見事に社会復帰する人がいますが、結局その人は自己の意思の強さ、目標の強さがある人でした。
普通の人間は意志が弱く、薬の力に勝てません。
おそらく、過去との決別や薬との決別、真の意味での自立を覚悟できた人が、精神科医療、精神保健福祉という悪魔的な制度から外れることができると思うのです。
医療の世界で働いてみると、足を引っ張る、他のスタッフを誹謗中傷することが仕事の方がちらほらいます。非常に悪魔的なのですが、医療という言葉を振りかざし、患者を殺している、患者は精神科医療のみならず、救急を除く一般医療の患者はテレビに洗脳され、学校の健康常識に頭をやられ、家畜のように健康保険を使って、2時間待ち、3分診療をありがたがったり、文句を言いつつも安心を手に入れている現状です。
精神病は慢性疾患であり、不治の病といわれます。そもそも、そんな病気ないんですけどね。世の中がすさんでいるため、学校を休むため、仕事を休むため心療内科のドアを叩き、医師からお墨付きをもらうという社会の医療化が進んでいるのでしょうね。
そもそも社会の医療化を進めたのは、石油メジャーである製薬会社なんですけど、そういう構造にはなかなか気付けないんですよね。医療関係者も。
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