白石勇一の囲碁日記

囲碁棋士白石勇一です。
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3月の情報会員解説

2018年03月29日 21時11分41秒 | 日本棋院情報会員のススメ
皆様こんばんは。
本日で34歳になりました。
が、手合に負け酷い誕生日に・・・。
まあ、昨年運が良過ぎたのでこんなこともあります。
Facebookでのお祝いコメントに癒されました。

さて、3月も残りあとわずかです。
毎月恒例、日本棋院情報会員のPRを行っておきましょう。
なお、過去の記事はこちらです。↓
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回
第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回
第21回 第22回

棋譜再生ソフトの使い方は第4回で詳しく解説しています。

今月は
2017年12月21日 第66期王座戦予選A 小林光一九段山城宏九段
2017年12月7日 第43期新人王戦予選 芝野龍之介初段稲葉貴宇三段
の2局を解説しました。
2局の内容が好対照だったので、セットで選んだものです。
そこで、今回を趣向を変えて、2局を対比させる形でご紹介しましょう。

<芝野(黒)-稲葉戦>











いかがですか?
従来の碁の常識に真っ向から立ち向かうような打ち回しです。
では、もう1局の方をご覧頂きましょう。
(編集していて気付きましたが、漢字を間違えていますね・・・)

<小林(黒)-山城戦>









こちらはベテラン対決ですが、いかにも雰囲気が違いますね。
両対局者共にAIの影響は受けているはずですが、受け止め方、活用の仕方が全く違うということです。
碁は内容の違いによって全く違った楽しみ方ができます。
それも良いところですね。

また、それぞれの対局自体に注目すれば、芝野初段と稲葉三段、小林九段と山城九段の打ち方はそれぞれが好対照になっています。
同じ碁盤を挟みながらも、両対局者が全く違う考え方をしているということも面白いですね。

今回は楽をするため実験的に、画像のみで解説を紹介してみました。
皆様はスマートフォンやパソコンなど、様々な端末でご覧になっているかと思いますが、いかがでしょうか?
見づらいと感じられた方は、ご遠慮なく仰ってください。

なお、来月は2017年11月26日 第12回広島アルミ杯・若鯉戦決勝、李沂修七段姚智騰四段
2018年3月6日 幽玄の間で行われた、AQ対依田紀基九段
の2局を解説します。
ご興味をお持ちになった方は、ぜひ日本棋院情報会員にご入会ください!

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