白石勇一の囲碁日記

ほぼ毎日更新、白石勇一七段のブログです。
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幽玄の間

2018年06月21日 23時18分42秒 | 囲碁界ニュース等
皆様こんばんは。
木曜日は日本棋院棋士の公式対局日です。
本日も多くの対局が幽玄の間で中継されました。
個人的には、杉内寿子八段の対局に注目していて、欠かさず観戦しています。
今日も良い碁を打たれていましたが、結果は残念でしたね。
ちなみに、杉内八段の対局は、来月の情報会員向けサービスの「ためになる棋譜解説」でも解説します(本日の対局ではありません)。

さて、本日は蘇耀国九段と中野泰宏九段の対局をご紹介します。



1図(テーマ図)
蘇九段の黒番です。
中野九段が白△とぶつかりました。
これは実戦によく現れる手筋ですね。
次に白Aの切りがありますが・・・。





2図(変化図)
黒1と受ければ白4までとなり、白△とつながることができます。
一方、周囲の黒は根拠が無くなり、まとめて攻められかねません。
黒が困ったようですが・・・。






3図(実戦)
実戦は黒△まで進みました。
黒×は取られましたが、その代わり白×を取り込んで全体の黒が安心しています。
黒が上手く対処しました。

白の手筋に対して、黒も手筋で対抗したのです。
どう打ったのか、腕に覚えのある方はぜひ考えてみてください。
幽玄の間の棋譜が解答です。


明日は会津中央病院杯立葵杯決勝三番勝負第3局が行われます。

日本棋院市ヶ谷本院、幽玄の間、Youtube「日本棋院チャンネル」などで解説がありますので、ぜひご覧ください。
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