遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

体にいいかもは気分がいい

2013-11-27 23:03:13 | BIONEWS
研究所内での発表やりました。案の定、すごく緊張してグダグダでした。シンクロ率400%で暴走した初号機状態でしたよ。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ・・・・・。

発表終えて、マイクを降ろしてスイッチを・・・切れてた。マイクはいってなかったぁぁぁ。なんで、誰もなーんも言ってくれなかったんだ? 薄情だなぁ。orz

金時草でサプリ 金大、産学連携で開発(北國新聞)
さて、うちの大学、けっこう面白いもん作ります。以前出した黄砂から分離した細菌で醸した納豆には、「気持ち悪いだけだ」としか思いませんでしたが、このサプリはマシ・・・良さそうです。w w w
金時草は沖縄の野菜なんですが、金沢人にとても愛されています。スーパーで買ってきた葉っぱを地面に刺しておけば、勝手に根付いて育っちまいます。後は時々その葉っぱをちぎって調理すればいいだけ。おひたしや天ぷらがオススメ。
金時草は血圧・血糖値の上昇抑制の機能を持つGABAなどの栄養素が豊富に含まれております。葉っぱの裏が紫色してるので、ポリフェノールも豊富でしょう。保証はしないけど。
食物繊維もいい感じで含まれています。噛むとぬるぬるを感じます。食物繊維を葉っぱや茎のスジだと思っている人がいますが、違いますよ。オクラやトマトの種の周りにあるようなぬるぬるの成分です。
金沢勤労者プラザで開かれる日本補完代替医療学会学術集会で産学連携で開発した健康食品を紹介するブースが設けられます。開発し たサプリも披露され、市民が試食することもできるそうです・・・サプリって毎日摂取してなんぼのもんだと思うんだけど・・・味見してもしょうがないんじゃない?

鉄分吸収 優れたイネ 県立大特任准教授ら開発(北陸中日新聞)
これはNature Communicationsに掲載された学術成果です。イネが地中から水に溶けた鉄を吸収する際に必要なアミノ酸の一種のムギネ酸類をつくる働きを抑える二種類のタンパク質「OsHRZ1」「OsHRZ2」を発見、それら二種類のタンパク質の量を減らした遺伝子組み換えイネ(品種・ニッポンバレ)を生育させたところ、一株当たりの米の収量は非組み換えイネの一・五~二倍に増え、玄米で鉄含有量が二~四倍になった。
日本晴は近江地方のブランド米でササニシキやコシヒカリの元になった品種です。日本の美味しい高級米のご先祖様。
生産性と鉄の栄養価改善の両方を大きく制御する因子の発見は初めてだそうです。遺伝仕組み換え植物ですが、世界の耕地面積の三分の一は鉄を吸収しにくい石灰質アルカリ土壌。研究は従来稲作に適さなかった土地での栽培にもつながり、食料増産や砂漠化防止などへの貢献が期待されます。これ以上太った日本人を肥えさせる必要はないので、世界に貢献できる技術として活かしてほしいものです。

陛下、福島・広野町産の新米「いただこうか」(読売新聞) - goo ニュース
宮内庁の作文だとか、政府の政治パフォーマンスだとか、そんな風に受け止める必要はないでしょう。日本人で良かったと、ただほのぼのすればいいニュースと思います。

参議院議員の山本なんとかってーのが、自分の手紙のおかげだとかいいだすと、ムカつきに変わりますがね。

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