遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

別れの日

2007-03-30 22:56:11 | 大学生活
年度最後の日でした。この日を最後に研究所を離れる人々が挨拶に回ります。二人の若者が午後に僕の部屋を訪れました。二人とも残念な形で去ることになります。不本意でしょう。僕よりもずっと若いのに・・・。
一人は全く意外な人でした。まさか辞めることにしていたとは驚きでした。彼のいた研究室はけっして業績がでないところではありません。何があったかわかりません。今さら尋ねても仕方のないことですし。
もう一人は博士課程の学生さんでした。博士課程は卒業が約束されていません。彼は最後まで自分を信じていたのでしょう。それがあだになりました。もっと素直であればと悔やまれます。

さよなら。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春メニュー | トップ | う゛う゛・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごぶです (長流)
2007-04-02 23:27:53
何だか寂しいですね。私の研究室からは7人の学生が去りました。過去3年間研究室で苦楽を共にして、昨年11月は皆で亡き教授を弔った戦友でありました。皆、就職先が決まってにこやかに去っていきました。ただ、その陰で昨年末より体調不良で休んでいた学生さんがひとり去っていったのが残念です。。新生長流研究室は助手さん(2年任期)含めて11人体制です。果たして生き残れるのか???家族も増え、ますます、獅子吼から遠ざかりそうな今日この頃です。校長さんゴメンなさい。
返信する
卒業できるって (いでんや)
2007-04-03 00:06:40
幸せなんだよね。出来ずに去っていく人にかける
言葉ってないよなぁ。しかし、卒業できて望んだ
ところに移れたところで、ハッピーかというと
なんの保証もないのな。正解・不正解、幸・不幸
どっちなのか誰にもわかんないしね。いろんな人
のいろんな選択を見てきたけど、次でハッピーに
なればいいんだと胸を張ればいいと思うなぁ。
たとえ不本意な去り方でもね。
返信する

コメントを投稿

大学生活」カテゴリの最新記事