遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

今日を復興の始まりの日にしよう

2011-03-12 22:13:29 | たわごと
午前4時頃に携帯電話に起されました。中越・長野地域で地震が発生したとの警告でした。阪神淡路大震災の時は活断層がずれた直下型だったので、その土地だけで地面が揺れただけでしたが、今度のは大陸プレート型で他の弱いところも影響を受けているようです。中越地区は以前に大きな地震を起しましたけど、まだ動きやすい状況だったのですね。そして、午前4時半頃に帰宅できずに横浜の職場に泊まり込んでいる弟からメールの返信がきました。僕がメールを出したのは前日の午後3時過ぎでした。
Q大時代、研究室の大学院生だったO君が東北大学で働いていたはずで、今も少し心配です。ただ、こちらから何も出来ないのに連絡を取っても迷惑なだけでしょう。twitterで東北大の研究者のフォローもしていまして、東北大学の電力が今日復旧したことを知っています。そもそも彼の職場は医学部で病院が併設されているのでライフラインは最優先に維持されているはず。今は頑張ってくれと祈るだけです。

今日、獅子吼エリアに行きました。行くと関東からゲイン・インターナショナルの哲さんが来てました。それから静岡県朝霧エリアから岩Sくんも。道中いろいろと大変だったようです。アウトドアスポーツをやる人って、ヴァイアビリティ(viability:生存能力)が高いんだよね。

被災地域の方々、いや、日本の苦難はこれからが始まりです。今までの地震災害とは規模が違います。同胞として相応の覚悟が必要でしょう。今の我が国のおかれた状況は震災がなくても悲観的、いや、絶望的な状況でした。もはや我々は本気で『春』を自力で引き寄せる努力をしないとこのまま『厳冬』の状況におかれると言っていいでしょう。少子高齢化もデフレも財政問題も疲弊する地方も就職難も衆参のねじれも他人事ではなく自分たちの問題だと自覚すれば、政治家達に小さな駆け引きにうつつを抜かさせてこなかったはずです。責任を持って解決すべきは、我々自身なのです。
上の写真はうちのベランダの雪割草。厳しい季節はまだ続きますが春は確実に近づいています。

石原氏、4選出馬を表明=「国家破綻に危機感」?都知事選(時事通信) - goo ニュース
申し訳ないが、80近い老人に首都の知事をまかせるような気持ちになれない。もう引退してほしい。あなたの時代は昭和で終わったはずだ。

本日のお酒:SUNTORY THE PREMIUM MALT'S + 亀泉 純米吟醸原酒
コメント
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