たまには美しいものが見たい

朝から雨。止む気配がないので、外で遊ぶのは諦めました。一里野に滑りにいくつもりだったのに残念。今着てるスキーウェアはあるスキーインストラクターさんから１万円で買ったお下がりなんですが、パンツの方がサイズが小さかったのではけずに大きいサイズを買う羽目になりました。今日はそのはけなかったのがはけるようになったので上下をお下がりでパシッときめて滑る予定だったんですよ。
そんなわけで、昨日やらなかった実験の続きをやりに渋々出勤しました。たいした仕事ではなくて電気泳動なんですが、５時間かかります。(泣)１１時半に泳動を開始できたので職場には４時までに戻ればだいたいＯＫ♪　
昼食はうちの近所のゴルフの練習場にあるインドレストラン『ホットハウス』でランチにしました。３種類のカレーにナンとサフランライス、そして、サラダにヨーグルト。お腹いっぱいになったのでチャイは頼みませんでした。いつもチャンピオンカレーとかゴーゴーカレーを食べてるので、たまにはちゃんとしたカレーを食べると新鮮です。テキサスのダラスに住んでた時も近所にインドレストランがありました。その時思ったのですが、インド料理の米はインディカ米が最適です。日本はアジア稲作文化圏にありますが、最も米の選択肢の貧しい国のひとつだと思います。コシヒカリに代表される日本の高級米がインド料理に合うわけがありません。

昼食後、野々市のショッピングモールの大きな本屋さんに行きました。暇つぶしといえば本屋さんでしょう。明文堂というこの本屋さんは写真集や画集が充実してるので大好きです。TULLY'Sのコーヒー屋さんも入ってるし♪　今日は写真集よりも画集をあさったのですが、好きな画家のものはありませんでした。フェルメール関連ばっかし・・・。アルフォンス・ミュシャのが欲しかったんですけどね。
そういえば、この数年間絵を見にいってません。金沢にはハコモノとしての美術館は充実しているのですが、内容は貧弱そのものです。ミュシャ、ロートレック、キリコ、ダリ、モリディアニあたりをそろえた美術館があれば、ちょくちょく行くのになぁ。

ダラスでこれといった業績を出せずにうろうろしていた頃、山も海もないテキサス州の内陸の中心地で心を癒してくれたのがジャズミュージックと美術館にある名画達でした。玄関から入るとすぐに展示されているピカソの『白の時代』の大作があって、常設展示の小部屋にさりげなく飾られているミロの睡蓮・・・・。あの頃、金がなかった。なかったけど、貧しいと思わなかった。貧しいかどうかはその人の生き方の問題だとひとりで生活をして初めて分かった。

全ての道は正しい

ある本で見つけた言葉。ドイツの詩人だったかな・・・。うつむけば、空の広さと高さが見えず、上ばっかり見ていたら足下が見えない。まっすぐ前を向いて生きていくしかない。
「そんなこと言って、いっつも迷ってるくせにー」っていう、突っ込みは無しですよー。

本日のお酒：奈良粕取り焼酎 梅の宿 参五馬力