滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

秋桜と瀬戸大橋とHSプロジェクト現場

2011年10月10日 | 独り言
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相変わらず、現場打合せやお施主さんとの打合せにとび回っている毎日です・・・。日中は汗ばむぐらいの暖かさですが、空はもうすっかり秋空ですね。

上の画像は、先日お施主さんとの打合せの帰りに見つけたコスモス(秋桜)畑です。たくさん咲いていて綺麗だったので、思わず車を停めてシャッターを押しました。コスモスと言えば秋の代表花で、すっかり日本の自然にとけ込んでいますが、実はメキシコが原産の外来種なのですよね・・。

渡来当時は、そのまま「あきざくら」と呼ばれていたそうです。「秋桜」の由来は当たり前ですが、秋に咲き、花弁の形が桜に似ているから・・と言ったところでしょうか・・。見た目は弱々しいですか、台風などで倒されても茎の途中から根を出し、また立ち上がって花を咲かすというほどの強さです。

私も仕事が忙しくて、「慢性的な睡眠不足で眠い・・。」だとか言っていないで、コスモスの強さを見習わないといけませんね・・。

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話が変わりまして、先月のことですが、構造設計をしている親友のOさんと香川県に日帰りでドライブに行って来ました。
理由は、お互い忙しすぎてイライラ・・ムシャクシャ・・していたので、気晴らしに何も考えずに瀬戸大橋を渡って、四国に行って・・讃岐うどんを食って帰ってこよう・・という事になったワケです。

それで、善通寺(空海の生誕地とされている真言宗善通寺派総本山です。)に行って、善通寺に近い讃岐うどんの製麺所で美味しい讃岐うどんを食べて、それから・・こんぴらさん(金刀比羅宮)に行ったのですが、本宮までの785段の階段を100段まで上がったところで、これ以上登ると私もOさんも足腰がガタガタになると判断して、なぜかおみやげやさんでハチミツ入りのソフトクリームを食べて帰って来ました。(いい大人が2人・・何をやっているのでしょう・・??)

それにしても、往復600キロのドライブは、ちょっとしんどかったです。でも、いい気分転換になりましたよ・・。なぜなら、こんなワケの分からない行動をしたのだから、明日からちゃんと仕事をしないといけないなぁ・・って思いましたからね。

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さらに話が変わりまして、左の画像は、現在建設中のHSプロジェクトの基礎周りの配筋の様子です。
HSプロジェクトは、キリスト教会の寄宿舎で鉄筋コンクリート造の4階建です。機能を満たしただけの建物ではなく、教会の寄宿舎としていいデザインを考えてもらえる設計者を探していた・・という事で、お施主さんから設計依頼を頂きました。
先週、基礎工程時の中間検査に合格して、基礎のコンクリートを打設したところです・・。

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HSプロジェクトの基礎には長さ11メートルの摩擦杭を採用しています。今回の場合は、現場への搬送・搬入、それに施工計画を考慮して、5メートルと6メートルの杭を工事現場で継いで11メートルの摩擦杭にしています。

画像は、上杭と下杭を溶接して継いでいる様子です。画像から分かるように、杭の直径が50~65センチありますから、溶接している人が小さく見えますよね。杭に節(ツバのようになっているところ)が付いているのが分かると思いますが、この節の部分で周面摩擦力を増しているワケです。

震災が起こると、よく話題になる地盤の液状化にも、この摩擦杭は有効な対策になるのですよ・・・。





コメント
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