滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

続・スゴイ偶然です・・!

2007年12月02日 | 建築
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先日、私の通う整骨院の先生から購入予定の中古住宅のリフォームを頼まれ、その住宅が私の友人のKさんが6年前に設計した住宅だったというお話をしました。

昨日、その物件(まだ、購入されていません)が現在どのような状態になっているかを知るために現況調査に行ってきました。木造2階建の在来工法で、内部もさる事ながら外部を念入りに調べてみたのですが、外壁[ラスモルタルに吹付け]の収縮目地コーキング劣化によるひび割れや木造バルコニーの一部腐食など気になる箇所が何点かありました。今すぐ深刻な問題が発生する可能性は少ないのですが、将来的に補修やメンテナンスをしていく事が必要であるとお施主さん(整骨院の先生)に説明をしました。
さらに、友人のKさんはデザイン性の重視や新しい空間の提案をしていく設計スタイル(私も共通する点はあるのですが・・)なので、デザインを重視する事や新しい空間を取り入れる事のリスク、具体的には手入れや掃除のやり難さ、メンテナンスの重要性なども説明し、よく理解のうえ購入するようにアドバイスしました。(新築なら、設計段階でデザインを重視する事や新しいものを取り入れていく事のいい面とそのリスクについて、十分説明し了解してもらってから進めていくのですが、今回は中古物件を購入されるので、Kさんの代わりに私がきちんと説明する必要があると思ったので・・・)

お施主さんは、私の説明を十分理解したうえで、それでもデザインや立地条件が気に入っているので、逆にそれだけ説明してもらえれば安心して購入できると言って下さいました・・・。





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