☝浜島城遠望
☝半島状の浜島城
☝虎口(左右土塁)
☝薮の状態
☝大壁
☝曲輪に備わる土塁
城名 |
浜島城 |
読み |
はまじまじょう |
住所 |
志摩市浜島町浜島 |
築城年 |
不明 |
築城者 |
小野田氏 |
形式 |
海城 |
遺構 |
曲輪、土塁 |
規模 |
東西35m×南北200m |
城主 |
小野田筑後守 |
家臣 |
九鬼家家臣 |
標高 15m 比高 12m |
書籍 |
三重の中世城館 |
環境 |
浜島湾に突き出た極細の半島状丘陵である。浜島湾はもとより英虞湾を守るに最適地となる。 |
現地 |
半島状丘陵の北側は当時は海であったと考えられる。 |
陸地に続く北の先端部に虎口と両脇をおさえる土塁が確認できる。それ以外、現在、竹藪で全体像はつかみきれない。薮漕ぎの小道具は必須である。 |
丘陵には3つのピークがあり、それぞれが曲輪であったと思われる。ピークの間には堀切底を生かした曲輪が3か所ほどある。全体的には湾の外側に大土塁や壁を備えていると考えてよい。敵勢力に対して、又防風、防潮の効果も狙っていると考えられる。 |
考察 |
浜島湾と英虞湾を守る南西側の防御に重点を置いた海城と推察した。 |
感想 |
小型の海城として、太平洋側に点在する海賊衆の海城として一見できたことは今後の参考になる。 |
地図 |
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