さて、昨日、レッスンが午前中のみだったので、レッスンが終わってから旦那様とちょっとお散歩に行きました。
人がいなくて、鳥がいるところがいいなー、というわけで、夫婦で行く場所は殆ど、海や川や池や山や田んぼになり、…経済の活性化の役に立たない夫婦?!
冬に日本に来てくれる鳥がだいぶ減ってきて、逆に、夏鳥のツバメがひゅんひゅん飛んでいたりして、季節の変化を感じます。
春は鳥も恋の季節。ヒバリもウグイスもあちこちでさえずっていますね。
昨日は、歩いていると、どこからか、
“コエッコエッ!!”
という声が。
あ、どこかにキジがいる!と、あたりを見回すと、今年初、あのおどけたような赤い顔を発見しました☆
キジは、声が聞こえたら、ちょっと小高い所から見下ろしていることが多いです。昨日も、土を盛ってある上からお目目ぱちくり、こっちを見ていました。
キジ、日本の国鳥で、見た目は堂々として、色彩もこの上なく美しいのに、私の中ではやはり、変な鳥です。
コエッコエッ!!と、存在を思いっきり主張しているくせに、あ、キジだ、と、そっちを見た私と目が合うと、真ん丸な目をぱちくりぱちくりさせて、ちょっと気まずそうに、あ、さっきのは別に、良いんです、何でもありません、お気になさらず、みたいな顔をして、ゆっくり、こちらの機嫌を損ねないよう気を遣うみたいに、去って行きます。と見せかけて、赤い顔だけにょきっと伸ばしてちゃっかりこっちを観察していたりします。変だ。
夫は、
「でもキジって、桃太郎に採用されたわけだから、強いんでしょ?」
と言います。
桃太郎、どうしてキジを採用したんだろう?
勇ましく、コエッコエッ!!と鬼の前で叫んでも、鬼に見つかったら、やっぱり赤い顔に、真ん丸なお目目をぱちくりさせ、あ、いや、お気になさらず、みたいにそそくさと退散しそうです(笑)
でも、キジはなんだかとても愛らしいですね☆
昨日は珍しく、メスも見ました☆